「鹿児島郡」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
m Bot作業依頼: pathnavboxクラスのテンプレート移行 (insource:/class=[" ]*pathnavbox/) - log |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{Pathnavbox| |
|||
<div class="pathnavbox"> |
|||
*{{Pathnav|令制国一覧|西海道|薩摩国}} |
*{{Pathnav|令制国一覧|西海道|薩摩国}} |
||
*{{Pathnav|日本|九州地方|鹿児島県}} |
*{{Pathnav|日本|九州地方|鹿児島県}} |
||
}} |
|||
</div> |
|||
[[画像:Kagoshima Kagoshima-gun.png|frame|鹿児島県鹿児島郡の位置(水色:後に他郡から編入した区域)]] |
[[画像:Kagoshima Kagoshima-gun.png|frame|鹿児島県鹿児島郡の位置(水色:後に他郡から編入した区域)]] |
||
'''鹿児島郡'''(かごしまぐん)は、[[鹿児島県]]([[薩摩国]])の[[郡]]。 |
'''鹿児島郡'''(かごしまぐん)は、[[鹿児島県]]([[薩摩国]])の[[郡]]。 |
2021年9月6日 (月) 03:28時点における版
人口1,090人、面積132.54km²、人口密度8.22人/km²。(2024年12月1日、推計人口)
以下の2村を含む。
郡域
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、鹿児島市の大部分(魚見町・小原町・上福元町・希望ケ丘町・皇徳寺台・五ケ別府町・小松原・桜ケ丘一 - 六丁目・自由ケ丘・清和・中山・中山町・東開町・東谷山・星ヶ峯・山田町・卸本町・錦江台・坂之上・慈眼寺町・下福元町・谷山港・谷山中央・七ツ島・南栄・西谷山・光山・平川町・和田・有屋田町・川田町・花尾町・郡山岳町・郡山町・西俣町・東俣町・油須木町・石谷町・入佐町・上谷口町・松陽台町・直木町・春山町・平田町・福山町・四元町・喜入町・喜入瀬々串町・喜入中名町・喜入生見町・喜入一倉町・喜入前之浜町・桜島赤水町・桜島赤生原町・桜島小池町・桜島白浜町・桜島武町・桜島西道町・桜島藤野町・桜島二俣町・桜島松浦町・桜島横山町・新島町有村町・黒神町・高免町・野尻町・東桜島町・古里町・持木町[1]を除く)にあたる。但し、現在の鹿児島市本城町・本名町・宮之浦町・西佐多町・東佐多町・牟礼岡一丁目・牟礼岡二丁目・牟礼岡三丁目[2]に相当する部分は戦国時代まで大隅国に属していた。
歴史
古くは麑嶋とも表記された。江戸期の本郡域は薩摩藩の直轄領であり、鹿児島城下及び近在には外城(後の郷)は置かれなかったが、吉田郷のみが外城として設置されていた。
近世以降の沿革
- 明治初年時点では全域が薩摩鹿児島藩領であった。天保郷帳及び「旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での村は以下の通り[3]。全域が現・鹿児島市。(28村)
- 近在 - 吉野村、坂元村、川上村、花棚村、岡之原村、花野村、上伊敷村、下伊敷村、小山田村、比志島村、小野村、犬迫村、永吉村、原良村、草牟田村、中村、郡元村、西別府村、武村、田上村、荒田村、西田村、塩屋村
- 吉田郷 - 東佐多浦村、西佐多浦村、本城村、宮之浦村、本名村
- 明治初年 - 比志島村の一部が分立して皆房村となる。(29村)
- 明治4年(1871年) - 谿山郡宇宿村(谷山郷)の所属郡が本郡に変更し、鹿児島近在に所属。(30村)
- 明治4年(1871年) - 花棚村が川上村に、花野村が岡之原村に、草牟田村が下伊敷村に、原良村が永吉村にそれぞれ合併。(26村)
- 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により鹿児島県の管轄となる。
- 明治12年(1879年)2月17日 - 郡区町村編制法の鹿児島県での施行により、行政区画としての鹿児島郡が発足。「鹿児島郡役所」が管轄。
- 明治12年(1879年) - 荒田村の一部が分立して下荒田町となる。(1町26村)
- 明治14年(1881年) - 坂元村の一部が分立して下田村となる。(1町27村)
町村制以降の沿革
→「鹿児島市の行政区域の変遷」も参照
- 明治22年(1889年)4月1日
- 明治30年(1897年)4月1日 - 郡制の施行のため、「鹿児島郡役所」が管轄する鹿児島郡・谿山郡・北大隅郡の区域をもって、改めて鹿児島郡が発足[6]。以下の町村が本郡の所属となる。(8村)
- 明治31年(1897年)4月1日 - 郡制を施行。
- 明治44年(1911年)9月30日 - 伊敷村大字下伊敷の一部(旧草牟田村域)が鹿児島市に編入。
- 大正9年(1920年)10月1日 - 伊敷村大字永吉及び大字下伊敷の一部(字紙屋谷)が鹿児島市に編入。
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正13年(1924年)9月1日 - 谷山村が町制施行して谷山町となる。(1町7村)
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和9年(1934年)8月1日 - 西武田村・中郡宇村・吉野村が鹿児島市に編入。(1町4村)
- 昭和25年(1950年)10月1日 - 伊敷村・東桜島村が鹿児島市に編入。(1町2村)
- 昭和33年(1958年)10月1日 - 谷山町が市制施行して谷山市となり、郡より離脱。(2村)
- 昭和47年(1972年)11月1日 - 吉田村が町制施行して吉田町となる。(1町1村)
- 昭和48年(1973年)
- 平成16年(2004年)11月1日 - 吉田町・桜島町が鹿児島市に編入。(2村)
変遷表
自治体の変遷
旧郡 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 明治45年 | 大正1年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和39年 | 昭和40年 - 昭和63年 | 平成1年 - 現在 | 現在 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
鹿児島郡 | 吉田村 | 吉田村 | 吉田村 | 吉田村 | 昭和47年11月1日 町制 吉田町 |
平成16年11月1日 鹿児島市に編入 |
鹿児島市 |
北大隅郡 | 北大隅郡 西桜島村 |
明治30年4月1日 編入 西桜島村 |
西桜島村 | 西桜島村 | 昭和48年5月1日 町制 桜島町 | ||
北大隅郡 東桜島村 |
明治30年4月1日 編入 東桜島村 |
東桜島村 | 昭和25年10月1日 鹿児島市に編入 |
昭和42年4月29日 鹿児島市 |
鹿児島市 | ||
鹿児島郡 | 伊敷村 | 伊敷村 | 伊敷村 | ||||
鹿児島市 | 鹿児島市 | 鹿児島市 | 鹿児島市 | ||||
吉野村 | 吉野村 | 昭和9年8月1日 鹿児島市に編入 | |||||
西武田村 | 西武田村 | ||||||
中郡宇村 | 中郡宇村 | ||||||
谿山郡 | 谿山郡 谷山村 |
明治30年4月1日 編入 谷山村 |
大正13年9月1日 町制 谷山町 |
昭和33年10月1日 市制 谷山市 | |||
川辺郡 | (町村制未施行) | 明治41年4月1日 (島嶼町村制施行) 大島郡 十島村 |
大正9年 (島嶼指定解除) 大島郡 十島村 |
昭和27年2月10日 大島郡 十島村 |
昭和48年4月1日 編入 十島村 |
十島村 | 十島村 |
昭和27年2月10日 大島郡 三島村 |
昭和48年4月1日 編入 三島村 |
三島村 | 三島村 |
行政
- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治30年(1897年)4月1日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
- ^ 谷山地域・郡山地域・松元地域・喜入地域・桜島地域
- ^ 吉田地域
- ^ 郷については「角川日本地名大辞典」による。
- ^ この時点では山下町、平之馬場町、新照院通町、長田町、冷水通町、上龍尾町、下龍尾町、池之上町、鼓川町、稲荷馬場町、清水馬場町、春日小路町、車町、恵美須町、小川町、和泉屋町、浜町、向江町、栄町、柳町、易居町、中町、金生町、東千石馬場町、西千石馬場町、汐見町、泉町、築町、生産町、六日町、新町、松原通町、船津町、呉服町、大黒町、堀江町、住吉町、新屋敷通町、加治屋町、山之口馬場町、樋之口通町、薬師馬場町、鷹師馬場町、西田町、上之園通町、高麗町が存在。
- ^ 吉田郷と同一区域。
- ^ 鹿兒島縣下國界竝郡界變更及郡廢置法律(明治29年法律第55号、 原文)
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 46 鹿児島県、角川書店、1983年3月1日。ISBN 404001460X。
- 旧高旧領取調帳データベース
外部リンク
- 鹿児島郡に関連する地理データ - オープンストリートマップ
先代 ------ |
行政区の変遷 - 1897年 (第1次) |
次代 鹿児島郡(第2次) |
先代 薩摩国鹿児島郡(第1次)・谿山郡・大隅国北大隅郡および薩摩国給黎郡の一部 |
行政区の変遷 1897年 - (第2次・統合後) |
次代 (現存) |