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「摩耶山」の版間の差分

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2022年11月23日 (水) 11:51時点における版

摩耶山
神戸港から望む摩耶山
神戸港から望む摩耶山
標高 702 m
所在地 日本の旗 日本
神戸市灘区摩耶山町
位置 北緯34度43分58秒 東経135度12分15秒 / 北緯34.73278度 東経135.20417度 / 34.73278; 135.20417座標: 北緯34度43分58秒 東経135度12分15秒 / 北緯34.73278度 東経135.20417度 / 34.73278; 135.20417
山系 六甲山系
摩耶山の位置(神戸市内)
摩耶山
摩耶山の位置(兵庫県内)
摩耶山
摩耶山の位置(日本内)
摩耶山
プロジェクト 山
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摩耶山(まやさん)は、兵庫県神戸市灘区六甲山地の中央に位置する標高702m[1]

概要

山頂周辺には掬星台展望台、摩耶ロープウェー星の駅忉利天上寺摩耶自然観察園穂高湖等が点在する。摩耶山の名は空海が天上寺に釈迦の生母・摩耶夫人(まやぶにん)像を安置したことに由来する。古くは八つの国が見渡せるため八州嶺とも呼ばれていた。兵庫50山の一つ。

山頂近くの掬星台展望台(標高690m)よりの阪神間の夜景が美しい。日本三大夜景のひとつとされる。掬星台には蛍光材で舗装された「摩耶★きらきら小径」が整備されており、夜間はブラックライトにより歩道全体が青色の光で浮かび上がる。六甲全山縦走では最もきつい標高差450mの登りとなる。

摩耶山には神戸市電弘済会が1954年7月に開業した「ホテル奥摩耶山荘」があったが、1968年11月に営業を休止し建物は撤去された[2]。その後、同地には1970年4月に「国民宿舎摩耶ロッジ」が新築開業した[2]。この国民宿舎は大規模改修され、2001年7月にオテル・ド・摩耶としてリニューアルオープンしたが、PFIの事業期間の満了となり、2021年3月31日をもって営業を終えることになった[3]。また、以前は摩耶学生センター(旧摩耶観光ホテル)もあったが、1994年に営業を完全に取りやめている。

山頂部には摩耶山送信所がある。摩耶山送信所付近から、摩耶史跡公園(旧天上寺跡)方向に向かう途中の天狗岩付近に山頂(標高702m)と三等三角点(標高698.60m)[4]がある。

当山に因んで命名された艦艇・船舶として、旧日本海軍重巡洋艦摩耶」、旧日本陸軍ドック型揚陸艦特種船)「摩耶山丸」、海上自衛隊護衛艦まや」がある。

見どころ

  • 掬星台 - 摩耶山の山頂近くにある展望広場
  • 摩耶自然観察園
  • 忉利天上寺
  • 摩耶史跡公園 - 1976年に全焼した旧天上寺跡[5]。登山道の青谷道・上野道の途中にある
  • 神戸市立自然の家
  • 穂高湖 - 上高地から仰ぐ穂高連峰をイメージさせるところからこの名が付いた人工湖[6]
  • 五鬼城展望公園 - 登山道の上野道が通過する広さ約6.3haの風致公園。展望台3箇所あり[7]
  • 神戸観光茶園[8]、岩屋滝・不動滝(滝行の場) - 登山道の青谷道沿い

登山道

主な登山道は次の通り

  • 新神戸駅より旧摩耶道と天狗道(六甲全山縦走路の一部)を経由。または生田川沿いのトゥエンティクロスを通りシェール道、徳川道、桜谷道などを経て穂高湖・杣谷峠経由
  • 阪急神戸線王子公園駅より青谷道または五鬼城展望公園・上野道から、摩耶史跡公園(旧天上寺跡)を経由[9]
  • 阪急神戸線六甲駅より柿谷入口、山寺尾根を経由
  • 谷上駅から炭ヶ谷、桜谷道を経由

摩耶山は、須磨浦公園から宝塚に至る六甲全山縦走路の途中に位置している。

交通

市街地からは、摩耶ケーブル及び摩耶ロープウェー(まやビューライン夢散歩)を使って山頂に行くことができる。六甲山及び六甲山牧場方面からも、バスで山頂に行くことができる。

最寄駅は新神戸駅である。

ギャラリー

脚注

関連項目

外部リンク