猿江
猿江 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度41分09秒 東経139度48分55秒 / 北緯35.685819度 東経139.815175度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 江東区 |
地域 | 深川地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 6,229 人 |
世帯数 | 3,354 世帯 |
面積([2]) | |
0.294254098 km² | |
人口密度 | 21168.78 人/km² |
郵便番号 | 135-0003[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 江東 |
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猿江(さるえ)は、東京都江東区の地名で、旧深川区に当たる深川地域内である。現行行政地名は猿江一丁目および猿江二丁目。住居表示実施済区域。
概要
[編集]深川地域東部の中でも数少ない江戸時代以前から陸地が広がるエリアであり、「深川猿江」の名で長く親しまれている町である。
地理
[編集]猿江恩賜公園は猿江にはなく、住吉2丁目と毛利2丁目にまたがっている。
地価
[編集]住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、猿江2-9-4の地点で69万5000円/m2となっている[5]。
歴史
[編集]1923年(大正12年)9月1日の関東大震災では地区のほとんどが甚大な被害を受けたほか、1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲でも工場地帯であったため、本所区と並んで深川区はアメリカ軍の標的の中心となった場所としても知られている。
1934年(昭和9年)に、深川東町の一部、深川猿江裏町の一部、深川猿江町、深川本村町の一部、深川上大島町を合併し深川猿江町とし、1968年(昭和43年)に猿江となった。
町並みは江戸時代の長屋の町割りの名残で、細い路地が碁盤の目のように縦横に交差している。
戦前は、狭い路地に木造家屋がひしめく典型的な下町であったが、戦後の区画整理で狭い道は無くなり、最近では古い家も少なくなり、近年はマンションやアパートが立ち並ぶ住宅地になっている。
地名の由来
[編集]地名の由来は、1058年頃(康平)に「源義家臣猿藤太」と書かれた鎧を着た武士の遺体がこの地の入江に流れ着き、住民たちが祠を建て手厚く弔ったという伝説による。海岸に面した漁師町だったとされ、既に江戸時代では猿江村と呼ばれていたことが当時の地図などから窺い知れる。
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
猿江一丁目 | 1,812世帯 | 3,284人 |
猿江二丁目 | 1,542世帯 | 2,945人 |
計 | 3,354世帯 | 6,229人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 5,801
|
2000年(平成12年)[7] | 5,464
|
2005年(平成17年)[8] | 5,897
|
2010年(平成22年)[9] | 5,650
|
2015年(平成27年)[10] | 5,711
|
2020年(令和2年)[11] | 6,415
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 2,443
|
2000年(平成12年)[7] | 2,413
|
2005年(平成17年)[8] | 2,684
|
2010年(平成22年)[9] | 2,657
|
2015年(平成27年)[10] | 2,740
|
2020年(令和2年)[11] | 3,344
|
学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[12][13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
猿江一丁目 | 全域 | 江東区立東川小学校 | 江東区立深川第七中学校 |
猿江二丁目 | 1~11番 | ||
12〜16番 | 江東区立毛利小学校 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
猿江一丁目 | 101事業所 | 1,120人 |
猿江二丁目 | 103事業所 | 2,883人 |
計 | 204事業所 | 4,003人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 207
|
2021年(令和3年)[14] | 204
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 2,509
|
2021年(令和3年)[14] | 4,003
|
施設
[編集]- 猿江一丁目公園
- 猿江二丁目公園
- アサヒペン東京本社(登記上の本店は大阪市鶴見区)
- 大和自動車交通株式会社
- FC東京深川グランド
- ライフ深川猿江店
- 島忠 ホームズ江東猿江店
- 寺社
- 猿江神社
- 重願寺
交通
[編集]画像一覧
[編集]-
扇橋閘門
その他
[編集]日本郵便
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月6日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “猿江の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “区立小学校の通学区域”. 江東区 (2023年4月1日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “区立中学校の通学区域”. 江東区 (2023年4月1日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。