真波そら
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真波 そら(まなみ そら、12月9日 - )は、元宝塚歌劇団・雪組の男役。
兵庫県西宮市出身、神戸山手女子高校卒。身長170cm。愛称は「そら」、「まゆ」。
略歴
[編集]- 宝塚の大ファンであった母や祖母の影響で、自身も観劇をするようになり、宝塚の舞台に憧れを抱く。幼少期からバレエを習い、また元・専科の未沙のえるとも家族ぐるみでの親交があった。母に薦められたこと、踊ることが大好きだったことから、宝塚音楽学校受験を決意。3度目の受験で合格。
- 1998年、宝塚音楽学校入学。在学中に元雪組トップの水夏希にファンレターを書いたこともあり、その後、水からもらった返事のハガキを貰った事がある。
- 芸名は自ら考えたもの。「真」は本名と大地真央から、「そら」は誰とも被らない物を選び壮大なイメージから、「波」は姓名判断を参考につけた。
- 2000年、86期生として宝塚歌劇団入団。入団時の成績は43人中8番[1]。花組『あさきゆめみし』で初舞台後、同年7月3日[1]に雪組に配属される。 同期には凰稀かなめ(元宙組トップスター)、陽月華(元宙組トップ娘役)、和涼華、城咲あいらがいる。
- 2009年からTAKARAZUKA SKY STAGEのスカイレポーターズを務める。
- 2010年9月12日[1]、『ロジェ/ロック・オン!』の東京宝塚劇場公演の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。退団後は舞台を中心に活動している。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演
[編集]- 2001年2月、『猛き黄金の国 -士魂商才!岩崎彌太郎の青春-/パッサージュ -硝子の空の記憶-』新人公演:武市半平太(本役:立樹遥)
- 2002年10月、『ホップ スコッチ -Hopscotch 石けり-』(バウ・東京特別公演)ベン・ストッパード
- 2003年1月、『春麗の淡き光に -朱天童子異聞-/Joyfull!!』新人公演:卜部季武(本役:天勢いづる)
- 2003年3月、『春ふたたび/恋天狗』(バウ・東京特別公演)権六
- 2003年6月、『アメリカン・パイ』(バウ・東京特別公演)浮浪者
- 2003年8月、『Romance de Paris/レ・コラージュ -音のアラベスク-』新人公演:イブラヒム(本役:凰稀かなめ)
- 2004年1月、『送られなかった手紙』(バウ・東京特別)ルイレーエフ中尉
- 2004年4月、『あの日みた夢に -シカゴ・アンダーワールド・ブルース-』(東京特別・シアタードラマシティ)ラスティ
- 2004年11月、『青い鳥を探して/タカラヅカ・ドリーム・キングダム』新人公演:カーク(本役:麻愛めぐる)
- 2005年4月、『さすらいの果てに』(バウ・東京特別公演)ゴッドレー警部
- 2005年6月、『霧のミラノ/ワンダーランド』新人公演:ピエトロ・マルティーニ(本役:未来優希)
- 2005年11月、『銀の狼/ワンダーランド』(全国ツアー)モーリス
- 2006年2月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』衛兵隊士、新人公演:ジャルジェ将軍(本役:星原美沙緒)
- 2006年7月、『Young Bloods!! -魔夏の吹雪-』(バウ・ワークショップ)テリー織田
- 2006年9月、『堕天使の涙/タランテラ!』新人公演:ロベール・ド・ルブラン公爵(本役:萬あきら)
- 2007年2月、『星影の人/Joyfull!!Ⅱ』(中日)原田左之助
- 2007年5月、『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』黒天使
- 2007年10月、『星影の人/Joyfull!!Ⅱ』(全国ツアー)原田左之助
- 2008年1月、『君を愛してる-Je t'aime-/ミロワール』スリーズ
- 2008年5月、『外伝ベルサイユのばら -ジェローデル編-/ミロワール』平民議員
- 2008年8月、『ソロモンの指輪/マリポーサの花』セグンド
- 2009年1月、『忘れ雪』(バウ・東京特別公演)南信一
- 2009年3月、『風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア』フェリペ神父
- 2009年7月、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-/RIO DE BRAVO!!』エフゲニイ・アンドレーエフ
- 2009年11月、『情熱のバルセロナ/RIO DE BRAVO!!』(全国ツアー)ジサント将軍
- 2010年2月、『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale 睡夢』ジョージ・グラン
- 2010年6月、『ロジェ/ロック・オン』クロード *退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な出演
[編集]舞台
[編集]- 2010年10月2日、ダンスオペラ Team KURIHARA 『麗人~美しき戦士たち~』主演(森ノ宮ピロティホール)
- 2011年1月、TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY 『DREAM TRAIL - 宝塚伝説 -』(青山劇場、梅田芸術劇場)
- 2011年8月、安寿ミラ ダンスアクト FEMALE vol.11(新宿BLAZE、新神戸オリエンタル劇場)
- 2011年10月、『DREAM FOREVER』(日本青年館、ドラマシティ 他)
- 2012年3月、『DANCIN' CRAZY2』(梅田芸術劇場、Bunkamura オーチャードホール)
- 2014年8月、『美少女戦士セーラームーン -Petite Étrangère-』(AiiA Theater Tokyo, 梅田芸術劇場)
- 2014年11月、『CHICAGO TAKARAZUKA 100th Anniversary OG version』ジェントルメン(東京国際フォーラム、梅田芸術劇場、刈谷市総合文化センター)
- 2025年4 - 5月、『未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~』(関西万博EXPOホール「シャインハット」・東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)[2]
その他
[編集]- 2011年2月、ダンシング ディナーショー『ACTION!!』(東京會舘)
脚注
[編集]- ^ a b c 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、112頁。ISBN 9784484146010
- ^ “大阪・関西万博の開催記念、麻実れいら宝塚歌劇団の卒業生が出演「未来へのOne Step!」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月3日). 2024年12月3日閲覧。
関連項目
[編集]- 兵庫県出身の人物一覧
- 轟悠(真波入団時の雪組トップスター。在団年:1985年 - )
外部リンク
[編集]- 真波そらのブログ(本人のブログ)