コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

真波そら

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

真波 そら(まなみ そら、12月9日 - )は、元宝塚歌劇団雪組男役

兵庫県西宮市出身、神戸山手女子高校卒。身長170cm。愛称は「そら」、「まゆ」。

略歴

[編集]
  • 宝塚の大ファンであった母や祖母の影響で、自身も観劇をするようになり、宝塚の舞台に憧れを抱く。幼少期からバレエを習い、また元・専科未沙のえるとも家族ぐるみでの親交があった。母に薦められたこと、踊ることが大好きだったことから、宝塚音楽学校受験を決意。3度目の受験で合格。
  • 1998年宝塚音楽学校入学。在学中に元雪組トップの水夏希にファンレターを書いたこともあり、その後、水からもらった返事のハガキを貰った事がある。
  • 芸名は自ら考えたもの。「真」は本名と大地真央から、「そら」は誰とも被らない物を選び壮大なイメージから、「波」は姓名判断を参考につけた。
  • 2000年86期生として宝塚歌劇団入団。入団時の成績は43人中8番[1]花組あさきゆめみし』で初舞台後、同年7月3日[1]に雪組に配属される。 同期には凰稀かなめ(元宙組トップスター)、陽月華(元宙組トップ娘役)、和涼華城咲あいらがいる。
  • 2009年からTAKARAZUKA SKY STAGEのスカイレポーターズを務める。
  • 2010年9月12日[1]、『ロジェ/ロック・オン!』の東京宝塚劇場公演の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。退団後は舞台を中心に活動している。

宝塚歌劇団時代の主な舞台出演

[編集]
  • 2001年2月、『猛き黄金の国 -士魂商才!岩崎彌太郎の青春-パッサージュ -硝子の空の記憶-』新人公演:武市半平太(本役:立樹遥
  • 2002年10月、『ホップ スコッチ -Hopscotch 石けり-』(バウ・東京特別公演)ベン・ストッパード
  • 2003年1月、『春麗の淡き光に -朱天童子異聞-/Joyfull!!』新人公演:卜部季武(本役:天勢いづる
  • 2003年3月、『春ふたたび恋天狗』(バウ・東京特別公演)権六
  • 2003年6月、『アメリカン・パイ』(バウ・東京特別公演)浮浪者
  • 2003年8月、『Romance de Paris/レ・コラージュ -音のアラベスク-』新人公演:イブラヒム(本役:凰稀かなめ
  • 2004年1月、『送られなかった手紙』(バウ・東京特別)ルイレーエフ中尉
  • 2004年4月、『あの日みた夢に -シカゴ・アンダーワールド・ブルース-』(東京特別・シアタードラマシティ)ラスティ
  • 2004年11月、『青い鳥を探して/タカラヅカ・ドリーム・キングダム』新人公演:カーク(本役:麻愛めぐる
  • 2005年4月、『さすらいの果てに』(バウ・東京特別公演)ゴッドレー警部
  • 2005年6月、『霧のミラノ/ワンダーランド』新人公演:ピエトロ・マルティーニ(本役:未来優希
  • 2005年11月、『銀の狼/ワンダーランド』(全国ツアー)モーリス
  • 2006年2月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』衛兵隊士、新人公演:ジャルジェ将軍(本役:星原美沙緒
  • 2006年7月、『Young Bloods!! -魔夏の吹雪-』(バウ・ワークショップ)テリー織田
  • 2006年9月、『堕天使の涙/タランテラ!』新人公演:ロベール・ド・ルブラン公爵(本役:萬あきら
  • 2007年2月、『星影の人/Joyfull!!Ⅱ』(中日)原田左之助
  • 2007年5月、『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』黒天使
  • 2007年10月、『星影の人/Joyfull!!Ⅱ』(全国ツアー)原田左之助
  • 2008年1月、『君を愛してる-Je t'aime-/ミロワール』スリーズ
  • 2008年5月、『外伝ベルサイユのばら -ジェローデル編-/ミロワール』平民議員
  • 2008年8月、『ソロモンの指輪/マリポーサの花』セグンド
  • 2009年1月、『忘れ雪』(バウ・東京特別公演)南信一
  • 2009年3月、『風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア』フェリペ神父
  • 2009年7月、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-/RIO DE BRAVO!!』エフゲニイ・アンドレーエフ
  • 2009年11月、『情熱のバルセロナ/RIO DE BRAVO!!』(全国ツアー)ジサント将軍
  • 2010年2月、『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale 睡夢』ジョージ・グラン
  • 2010年6月、『ロジェ/ロック・オン』クロード *退団公演

宝塚歌劇団退団後の主な出演

[編集]

舞台

[編集]

その他

[編集]
  • 2011年2月、ダンシング ディナーショー『ACTION!!』(東京會舘

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ2014年4月1日、112頁。ISBN 9784484146010
  2. ^ 大阪・関西万博の開催記念、麻実れいら宝塚歌劇団の卒業生が出演「未来へのOne Step!」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月3日). 2024年12月3日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]