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矢作萌夏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やはぎ もえか
矢作 萌夏
プロフィール
別名義 矢作萌花(旧芸名)
愛称 もえちゃん
ふくちゃん
もんた
もえか
はぎもえ
もえにゃ
生年月日 2002年7月5日
現年齢 22歳
出身地 日本の旗 日本埼玉県
血液型 O型
公称サイズ(2019年[1]時点)
身長 158 cm
活動
デビュー 2018年AKB48
活動期間 2018年 - 2020年、2021年、2023年 -
著名な家族 矢作有紀奈(姉、元SKE48
備考 元AKB48メンバー
(チームKドラフト研究生→チームK)
レーベル ポニーキャニオン
アイドル: テンプレート - カテゴリ

矢作 萌夏(やはぎ もえか、2002年平成14年〉7月5日 - )は、日本の女性シンガーソングライター歌手[2]。女性アイドルグループ・AKB48の元メンバー[3]埼玉県出身。姉は矢作有紀奈(元SKE48 8期生)[4]

略歴

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AKB48として

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2016年頃、姉の有紀奈とともにカトレアプロモーション(現・AIMSTONE PRODUCTION)に所属[5][注 1]。同年、AKB48 第16期生オーディションに仮合格したがセレクション審査で落選[7]

2017年11月、『第3回AKB48グループドラフト会議』候補者オーディションに合格しドラフト候補生となる[7]。2018年1月21日に開催されたドラフト会議において第1巡目でAKB48チームK・チームB・チーム4の3チームから指名され、予備抽選の結果、チームKが交渉権を獲得した[8]。同年3月3日に幕張メッセにおいて開催された『AKB48「11月のアンクレット」劇場盤 発売記念大握手会』でお披露目され[9]、チームKドラフト研究生となる。 同年12月8日、チームKに昇格[10]

2019年1月にはTOKYO DOME CITY HALLにてAKB48メンバー最速でのソロコンサートを開催した[11]。同年3月13日発売のAKB48 55thシングル『ジワるDAYS』で表題曲初選抜となる[12]

同年8月7日にはグループ史上最速となる1st写真集「自分図鑑」を白夜書房より発売[13]

2019年10月27日放送の『ミライ☆モンスター』(フジテレビ)の番組内でAKB48からの卒業を発表し[14][15]、2020年2月4日に舞浜アンフィシアターにて開催された『第2回 AKB48グループ 歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE』をもってAKB48メンバーとしての活動を終了した[3][16]

ソロ活動

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2020年4月頃、エイベックスの所属となった[17]

2021年7月5日、卒業後初の配信ライブをTikTokInstagramにて実施[18][19][20]。同年10月14日、約1年半所属していたエイベックスとの契約を終了したことを自身のInstagramで発表した[17]。以降復帰までの約3年間の休業中は、井上ヨシマサ黒沢薫らの助言を受け作曲編曲の勉強をしつつ、旅館で住み込みのバイトなども経験した[2][21]

2023年5月23日、21歳の誕生日を迎える7月5日に復帰ライブを行うことを自身のTwitterとInstagramで発表した[22][23]。7月5日、音楽配信サービス各社にてデビュー曲『Don't stop the music』の配信を開始[24][25]。同日夜、東京・渋谷WWW Xで『1st Live "Rebirth"』を開催した。同年10月25日、メジャーデビューEP『spilt milk』をポニーキャニオンからリリース[26]

2024年1月21日、東京・TBS赤坂BLITZスタジオで『矢作萌夏メジャーデビュー記念ライブ「spilt milk」supported by TBSチャンネル』を開催した[27]

同年7月から9月にかけて、2ndシングル『I was born to love you』および3rdシングル『わたしごっこ』を配信開始し、9月25日には2nd EP『愛を求めているのに』をリリース[28][29]。EPの収録曲にはアコースティックギターとして坂崎幸之助THE ALFEE)が、ベースとして休日課長ゲスの極み乙女)が参加している[30]

同年7月17日、シンガーソングライター井上ヨシマサの作家デビュー40周年記念アルバム『再会 ~Hello Again~』にゲスト参加。AKB48時代に自身がセンターを務めた楽曲『サステナブル』の新アレンジを井上とデュエットした[31]

2024年11月から2025年1月にかけて、2nd EPを引っ提げて東京・埼玉の5箇所を回る初のソロツアー『矢作萌夏 Acoustic Live Tour 2024-2025 "愛を求めているのに"』を開催予定[32]

人物

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  • お笑いコンビのラランドが好きで、ラジオも聴いている[33]

AKB48での参加楽曲

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シングル選抜楽曲

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  • NO WAY MAN」に収録
    • 最強ツインテール - 「U-16選抜2018」名義(センター)
  • ジワるDAYS
    • 初恋ドア - 「坂道AKB」名義
    • 屋上から叫ぶ - 「Sucheese」名義(センター)
  • サステナブル(センター)

ディスコグラフィ

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シングル

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リリース日 タイトル 形態 品番
1 2023年7月5日 Don't stop the music[25] 配信
2 2024年7月5日 I was born to love you[28] 配信 PCSP.05834
3 2024年8月14日 わたしごっこ[29] 配信 PCSP.05940
4 2025年1月4日 水平線[34] 配信
2025年2月19日 初回限定盤(CD+Blu-ray) PCCA.06366
通常盤(CD) PCCA.70584

EP

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リリース日 タイトル 形態 品番
1 2023年10月25日 spilt milk[35] 初回限定盤(CD+NeSTREAM LIVE+フォトブック) PCCA.06245
通常盤(CD) PCCA.06246
2 2024年9月25日 愛を求めているのに[29] 初回限定盤(CD+Blu-ray) PCCA.06326
通常盤(CD) PCCA.06327

タイアップ一覧

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使用年 タイトル タイアップ
2025年 水平線 TOKYO MX系テレビアニメ『空色ユーティリティ』エンディングテーマ[34]


ワンマンライブ・コンサート

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開催時期 タイトル 会場・備考
2019年1月16日 AKB48矢作萌夏ソロコンサート
〜みんなまとめてすちにさせちゃうぞ〜[11]
TOKYO DOME CITY HALL
2023年7月5日 1st Live "Rebirth" 渋谷WWW X
2024年1月21日 矢作萌夏メジャーデビュー記念ライブ「spilt milk」
supported by TBSチャンネル[27]
TBS赤坂BLITZスタジオ
2024年~2025年 矢作萌夏 Acoustic Live Tour 2024-2025
"愛を求めているのに"[32]

出演

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バラエティ

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CM

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ラジオ

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書籍

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写真集

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  • 自分図鑑(2019年8月7日、白夜書房、撮影:熊谷貫)ISBN 978-4-86494-230-0[11][13]

脚注

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注釈

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  1. ^ 一時期、芸名を「矢作萌花」としていた[6]

出典

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  1. ^ AKB48矢作萌夏が卒業「ミラモン」で涙の発表 - 日刊スポーツ 2019年10月27日
  2. ^ a b 矢作萌夏がAKB卒業→3年間の沈黙を経てメジャーデビュー! 再び歌おうと思った理由は? - エンタメ - ニュース”. 週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト] (2023年10月25日). 2023年10月29日閲覧。
  3. ^ a b “AKB矢作萌夏が卒業「本当に楽しいアイドル生活」”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2019年12月27日). https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201912260000949.html 2019年12月27日閲覧。 
  4. ^ “SKE矢作有紀奈の実妹・矢作萌夏さん、AKBドラフト候補生に”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2017年11月11日). https://www.sanspo.com/article/20171111-SAFVJPPNDNIHDNMQUWJFVZYJUM/ 2019年4月3日閲覧。 
  5. ^ 矢作萌夏”. カトレアプロモーション. 2016年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月3日閲覧。
  6. ^ 矢作萌花”. カトレアプロモーション. 2016年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月3日閲覧。
  7. ^ a b “AKB48第3回ドラフト会議最終候補者決定<全72名プロフィール>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2017年11月11日). https://mdpr.jp/news/detail/1727271 2019年4月3日閲覧。 
  8. ^ “【AKBドラフト】1位指名確定 1番人気・矢作妹はAKBチームKに 指原も強運発揮”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年1月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2104344/full/ 2019年4月3日閲覧。 
  9. ^ AKB48・STU48ドラフト3期生 お披露目握手会のお知らせ”. AKB48オフィシャルブログ (2018年3月2日). 2019年4月3日閲覧。
  10. ^ “AKB48、劇場13周年公演に109人出演 次期総監督指名&研究生昇格発表も”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年12月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2125010/full/ 2019年4月3日閲覧。 
  11. ^ a b c “AKB48“怪物級の逸材”矢作萌夏、史上最速ソロコン 写真集発売決定・姉からの手紙に涙・SEXYコスで魅了<セットリスト>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2019年1月16日). https://mdpr.jp/music/detail/1816254 2019年4月4日閲覧。 
  12. ^ “指原莉乃 3・13発売新曲でAKBラストセンター 新星・矢作萌夏は初選抜入り”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年2月4日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/02/04/kiji/20190204s00041000313000c.html 2019年4月4日閲覧。 
  13. ^ a b AKB48矢作萌夏、写真集タイトル&表紙解禁 グループ史上最速リリース<自分図鑑>」『モデルプレス』ネットネイティブ、2019年7月22日。2019年7月23日閲覧。
  14. ^ “矢作萌夏、涙でAKB48卒業を発表「未来に羽ばたきたいと思います」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年10月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2147414/full/ 2019年10月27日閲覧。 
  15. ^ 矢作萌夏 卒業に関してのご報告”. AKB48 Official Blog 〜1830mから~ Powered by Ameba (2019年10月27日). 2019年10月27日閲覧。
  16. ^ “矢作萌夏 AKB48として最後のステージ!「またいつかお会いしましょう! ありがとう。またねー!」”. Walker+ (KADOKAWA). (2020年2月5日). https://www.walkerplus.com/article/222236/ 2023年7月30日閲覧。 
  17. ^ a b “矢作萌夏が9月末でエイベックスと契約終了 音楽活動は継続へ”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年10月14日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202110140000213.html 2021年10月14日閲覧。 
  18. ^ 矢作萌夏&横の人 [@moeka__yahagi] (2021年6月9日). "🐸 【いつも応援してくれる皆さまへ】 7/5の誕生日当日に、各種SNSでデジタルライブを行います! 予定空けておいてくれますか…?". X(旧Twitter)より2021年10月15日閲覧
  19. ^ 矢作萌夏&横の人 [@moeka__yahagi] (2021年7月5日). "📣︎︎ 本日21時〜TiktokとInstagramで同時配信ライブを行います! 来てくださいね〜!︎︎︎︎︎☺︎". X(旧Twitter)より2021年10月15日閲覧
  20. ^ 元AKB矢作萌夏が“再始動”「皆さんの支えが必要。夢は武道館」”. 日刊スポーツ (2021年7月5日). 2021年7月6日閲覧。
  21. ^ “矢作萌夏 メジャー1st EP「spilt milk」インタビュー|シンガーソングライターとして再出発、その裏にある音楽への思い”. 音楽ナタリー. (2023年10月25日). https://natalie.mu/music/pp/yahagimoeka 2024年4月30日閲覧。 
  22. ^ “元AKB矢作萌夏グループ卒業後初ソロライブ開催発表「ここからまた新しいスタートを」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年5月23日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202305230001157.html 2023年7月5日閲覧。 
  23. ^ “元AKB48・矢作萌夏、初ソロライブ7・5開催を発表 10ヶ月の沈黙破り「ただいま!」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年5月23日). https://www.oricon.co.jp/news/2280062/full/ 2023年7月5日閲覧。 
  24. ^ 矢作萌夏 [@moeka__yahagi] (2023年7月5日). "本日7/5、私の誕生日に。『Don't stop the music』1stデビューシングルを配信リリースします!💿". X(旧Twitter)より2023年7月5日閲覧
  25. ^ a b “本日21歳の誕生日の矢作萌夏、デビュー曲配信”. 音楽ナタリー. (2023年7月5日). https://natalie.mu/music/news/531564 2023年7月5日閲覧。 
  26. ^ 矢作萌夏、ポニーキャニオンからメジャーデビュー!”. PONY CANYON NEWS. ポニーキャニオン (2023年8月21日). 2023年8月21日閲覧。
  27. ^ a b “元AKB48・矢作萌夏がメジャーデビュー記念のライブを開催「みんなを日本武道館へ連れていきたい」”. WEBザテレビジョン. (2024年1月22日). https://thetv.jp/news/detail/1178125/ 2024年4月30日閲覧。 
  28. ^ a b “矢作萌夏が今年も誕生日に新曲リリース「甘めラブソングになっています」”. 音楽ナタリー. (2024年6月5日). https://natalie.mu/music/news/576369 2024年7月27日閲覧。 
  29. ^ a b c “矢作萌夏が3カ月連続リリース、9月にEP「愛を求めているのに」発表”. 音楽ナタリー. (2024年7月5日). https://natalie.mu/music/news/580910 2024年7月27日閲覧。 
  30. ^ “矢作萌夏EPにTHE ALFEE・坂崎幸之助、ゲスの極み乙女・休日課長”. 音楽ナタリー. (2024年8月30日). https://natalie.mu/music/news/588931 2024年9月28日閲覧。 
  31. ^ “井上ヨシマサ作家デビュー40周年アルバムに小泉今日子、植草克秀、矢作萌夏が参加”. 音楽ナタリー. (2024年5月9日). https://natalie.mu/music/news/572692 2024年7月27日閲覧。 
  32. ^ a b “矢作萌夏、アコースティック編成で初ソロツアー”. 音楽ナタリー. (2024年9月13日). https://natalie.mu/music/news/590806 2024年9月14日閲覧。 
  33. ^ 矢作萌夏の音楽をとめないで”. Spoon (2024年8月9日). 2024年8月9日閲覧。
  34. ^ a b “矢作萌夏がアニメ主題歌を初書き下ろし、「空色ユーティリティ」ED曲をリリース”. 音楽ナタリー. (2024年12月26日). https://natalie.mu/music/news/605607 2024年12月27日閲覧。 
  35. ^ “矢作萌夏がポニーキャニオンからメジャーデビュー、自身で作詞作曲手がけたEPリリース”. 音楽ナタリー. (2023年8月21日). https://natalie.mu/music/news/537713 2024年12月27日閲覧。 
  36. ^ “AKB48の“怪物”矢作萌夏が「ミライ☆モンスター」新MCに”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2019年3月31日). https://natalie.mu/music/news/325997 2019年4月4日閲覧。 
  37. ^ a b “AKB48矢作萌夏がマンガ「MIX」CMに単独出演、言葉にできない思い叫ぶ”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2019年3月27日). https://natalie.mu/music/news/325559 2019年4月4日閲覧。 
  38. ^ NEXT RADIO STAR「矢作萌夏の音楽をとめないで」”. www.spooncast.net. 2024年8月10日閲覧。

外部リンク

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