松木島駅
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(神谷駅 (愛知県)から転送)
松木島駅* | |
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駅入口(2004年) | |
まつきじま MATSUKIJIMA | |
◄三河一色 (2.0 km) (2.7 km) 吉良吉田► | |
所在地 |
愛知県幡豆郡一色町 (現、西尾市) |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 三河線 |
キロ程 | 32.2 km(知立起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
130人/日(降車客含まず) -2003年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)9月1日 |
廃止年月日 | 2004年(平成16年)4月1日 |
備考 | *1949年神谷から改称 |
松木島駅(まつきじまえき)は、かつて愛知県幡豆郡一色町(現、西尾市一色町)松木島にあった名古屋鉄道三河線の駅(廃駅)である。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)9月1日:大浜港(のちの碧南) - 神谷(のちの松木島)間(当時:三河鉄道)の開通に伴い神谷駅として開業。駅名は三河鉄道3代目社長の神谷傳兵衛(初代)にちなむ[1]。
- 1928年(昭和3年)春:貴賓室付きの駅舎を新築[2]。
- 1940年(昭和15年)8月14日:三河地震で駅舎損傷[3]。
- 1941年(昭和16年)6月1日:三河鉄道が名古屋鉄道に合併。同社三河線の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日:松木島駅に改称[4]。
- 1959年(昭和34年)9月3日:腕木式信号機を色灯式に変更[5]。
- 1961年(昭和36年)
- 1966年(昭和41年)2月4日:交換設備撤去[8]。
- 1972年(昭和47年):無人化[3]。
- 1978年(昭和53年)9月:駅舎解体[9]。
- 1990年(平成2年)7月1日:碧南 - 吉良吉田間の電化設備廃止[10]。レールバス(キハ20形)の営業開始[10]。
- 2004年(平成16年)4月1日:廃止[4]。
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駅舎(1964年。『一色町勢要覧 1964年』より)
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駅舎解体後も駅跡が更地化されるまで残されていた入口の構造物(2018年10月)
駅構造
[編集]晩年はホーム1面1線の停留場であった。かつては島式ホーム1面2線で列車交換が可能であった。昔は貴賓室付きの大きな駅舎があったが1978年に解体された。この駅には、名古屋鉄道最後の腕木式信号機があった。
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廃止前の松木島駅。
列車は碧南行き(2004年) -
ホーム跡(2012年)
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更地となった駅跡地(2021年)
配線図
[編集] ← 碧南方面 |
→ 吉良吉田駅 |
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凡例 出典:[11] |
利用状況
[編集]- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は548人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中272位、 三河線(38駅)中27位であった[12]。
- 『愛知統計年鑑』によると2003年度の乗車人員は1日平均130人であった[13]。2003年度までの1日平均乗車人員は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1998年 | 177 [14] |
1999年 | 147 [15] |
2000年 | 150 [16] |
2001年 | 136 [17] |
2002年 | 128 [18] |
2003年 | 130 [13] |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]三河線の碧南 - 吉良吉田間の廃止に伴う代替バスとして、ふれんどバスが運行されている。なお、駅跡地付近にある同路線の停留所は「松木島」であり、駅跡の北側に設けられている。この他、いっちゃんバスの「深見クリニック」停留所も駅跡地付近にある。
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松木島バス停(ふれんどバス)
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深見クリニックバス停(いっちゃんバス)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 新實守 著「三鉄ものがたり」、徳田耕一 編『名鉄の廃線を歩く』JTB、2001年、150頁。ISBN 978-4533039232。
- ^ 新實守 著「三鉄ものがたり」、徳田耕一 編『名鉄の廃線を歩く』JTB、2001年、151頁。ISBN 978-4533039232。
- ^ a b 清水武、田中義人『名古屋鉄道 1世紀の記録』アルファベータブックス、2016年、97頁。ISBN 978-4865988208。
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258。
- ^ 徳田耕一『名鉄の廃線を歩く』JTB、2001年、46頁。ISBN 978-4533039232。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1008頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1018頁。
- ^ 神谷力(編)『三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化』郷土文化社、2000年、76頁。ISBN 978-4876701292。
- ^ a b “三河線も一部ワンマンに 名鉄、来月レールバス投入”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年6月23日)
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ a b 平成17年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成12年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成13年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成14年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成15年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
- ^ 平成16年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員