神領駅
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(神領仮乗降場から転送)
神領駅 | |
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南口(2009年2月) | |
じんりょう Jinryō | |
◄CF09 高蔵寺 (3.2 km) (2.7 km) 春日井 CF07► | |
所在地 | 愛知県春日井市神領町571 |
駅番号 | CF 08 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■中央本線(名古屋地区) |
キロ程 |
376.1 km(東京起点) 名古屋から20.8 km |
電報略号 | シン |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
13,336人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1951年(昭和26年)12月15日[2][3][4] |
備考 |
業務委託駅 JR全線きっぷうりば 有 |
神領駅(じんりょうえき)は、愛知県春日井市神領町にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である[1]。駅番号はCF08。
運行形態の詳細は「中央線 (名古屋地区)」を参照。
歴史
[編集]- 1943年(昭和18年)10月1日:神領信号場として開設[3][4]。
- 1949年(昭和24年)7月11日:仮乗降場に格上げ、神領仮乗降場となる[3]。
- 1951年(昭和26年)12月15日:駅に格上げ、神領駅として開業[2][3]。旅客営業のみ[2]。請願駅として建設費用は地元が負担[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[4][6]。
- 1995年(平成7年)9月9日:自動改札機を設置し、供用開始[7]。
- 2006年(平成18年)11月25日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2008年(平成20年)3月20日:橋上駅舎の使用を開始[8]。南北自由通路が供用開始となる[8]。
- 2024年(令和6年)3月16日:新守山駅とともに昼間帯新たに設定された区間快速の停車駅となる。[9]
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅で橋上駅舎を有する[1]。ホームの多治見方上方には東名高速道路が通っている[10]。
橋上化される前までは旧駅舎のあった南側にしか出入口が無く、北側からは遠回りを強いられていた[8]。2006年7月より、南北自由通路設置と駅舎橋上化工事が開始され、2008年3月20日より使用が開始された[8]。旧駅舎側は南口となり、自由通路によって北口が新設され北側からの利便性が向上した[8]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 中央本線 | 上り | 名古屋方面 | |
2 | 下り | 多治見・中津川方面 | ||
3 | 待避・始発列車 | |||
上り | 名古屋方面 | 始発列車のみ |
(出典:JR東海:駅構内図)
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改札口と切符売り場(2023年1月)
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ホーム(2023年1月)
-
駅名標(2019年2月)
配線図
[編集] ← 多治見・ 中津川方面 |
→ 名古屋方面 |
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凡例 出典:[11] |
複々線化時に予定されていた駅構造
[編集]かつて国鉄が中央本線の貨客分離および稲沢操車場への短絡のために瀬戸線(瀬戸市 - 稲沢)の建設を計画した際、重複区間となる高蔵寺 - 勝川間は中央本線・瀬戸線による方向別複々線化が予定されていた。既設線(中央本線上下線)を中央・瀬戸線下り線、新設線(既設線の北側に敷設)を中央・瀬戸上り線とし、同時期に計画されていた神領電車基地(現・神領車両区)の側線は既設・新設両線の間を通る構造とした。神領駅も車両基地の北側に新たに2面3線の中央本線・瀬戸線上り専用ホームを設け、既存の上下線ホームは待避線を追加して2面3線としたうえで下り方面専用ホームとすることが考えられていた。[要検証 ]
← 塩尻・ 瀬戸市方面 |
→ 名古屋・ 稲沢方面 |
|
凡例 出典:[12] |
利用状況
[編集]「春日井市統計書」によると、当駅の一日平均乗車人員は以下の通り推移している。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2003年 | 6,789 |
2004年 | 7,185 |
2005年 | 7,673 |
2006年 | 8,216 |
2007年 | 8,571 |
2008年 | 9,113 |
2009年 | 9,889 |
2010年 | 10,519 |
2011年 | 11,053 |
2012年 | 11,428 |
2013年 | 12,131 |
2014年 | 12,372 |
2015年 | 12,920 |
2016年 | 13,313 |
2017年 | 13,443 |
2018年 | 13,634 |
駅周辺
[編集]- JR東海神領車両区・神領運輸区
- CKD春日井工場
- 愛知県立守山高等学校
- 愛知県立春日井商業高等学校
- 春日井神領郵便局
- 大留城址
- 吉根城跡
- 駐輪場 - 駅周辺無料駐輪場あり。
- 東名高速道路守山パーキングエリア・守山スマートインターチェンジ
- 名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)中志段味停留所
バス路線
[編集]- 北口
- 南口
- かすがいシティバス(はあとふるライナー)神領駅
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 04号 名古屋駅・古虎渓駅・美濃赤坂駅ほか77駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月2日、28頁。
- ^ a b c 「日本国有鉄道公示第336号」『官報』1951年12月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d 永田宏“春日井市高蔵寺から定光寺付近の鉄道遺産”. 産業遺産研究 第6号 (中部産業遺産研究会) (1999年5月).pp13
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、189頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 白石亘“近郊この百年 20世紀の足跡 神領駅開業 1951年 待望 中央線開通から半世紀 ホーム整地や道路造り 述べ1062人が奉仕に汗”、中日新聞、2000年6月4日朝刊、〔近郊版・近郊北部〕
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、184頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ a b c d e “南北自由通路が開通 春日井・神領駅”. 中日新聞. 中日新聞社 (2008年3月21日). 2008年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月13日閲覧。
- ^ “2024年3月ダイヤ改正について”. JR東海. 2024年6月14日閲覧。
- ^ “春日井市都市交流拠点将来ビジョン” (PDF). 春日井市公式ホームページ. 春日井市. p. 3 (2007年3月). 2022年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月13日閲覧。
- ^ 川島令三、『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 名古屋駅 - 米原エリア』、pp.26-27, 講談社、2009年7月、ISBN 978-4062700153
- ^ 日本国有鉄道岐阜工事局、『岐阜工事局五十年史』、p.347、1970年、ASIN B000J9RBVS