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鶴舞駅

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鶴舞駅
JR鶴舞駅公園口と地下鉄3番出入口(2017年3月)
つるまい
Tsurumai
地図
所在地 名古屋市中区千代田
所属事業者
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鶴舞駅(つるまいえき)は、愛知県名古屋市中区千代田にある、東海旅客鉄道(JR東海)・名古屋市交通局名古屋市営地下鉄)のである。

JR東海の中央本線と、名古屋市営地下鉄の鶴舞線が乗り入れ、接続駅となっている。地下鉄の駅には「T10」、JRには「CF02」の駅番号が付与されている。

JRの運行形態の詳細は「中央線 (名古屋地区)」を参照。

JR東海

JR 鶴舞駅
公園口(2019年2月)
つるまい
Tsurumai
CF03 千種 (1.5 km)
(2.3 km) CF01 金山
所在地 名古屋市中区千代田五丁目23-24
北緯35度9分23.072秒 東経136度55分2.801秒 / 北緯35.15640889度 東経136.91744472度 / 35.15640889; 136.91744472 (JR 鶴舞駅)座標: 北緯35度9分23.072秒 東経136度55分2.801秒 / 北緯35.15640889度 東経136.91744472度 / 35.15640889; 136.91744472 (JR 鶴舞駅)
駅番号 CF  02 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 中央本線名古屋地区
キロ程 391.3 km(東京起点)
名古屋から5.6 km
電報略号 ルマ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
20,550人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1937年昭和12年)4月21日[2]
備考
  1. ^ a b 名大病院口のみ導入[3]
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歴史

鶴舞公園駅の駅舎

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する[1]高架駅である。以前は普通列車のみの停車であったが、1997年平成9年)10月のダイヤ改正から快速列車が停車するようになった[10]。出入口は、南側にある公園口と北側にある名大病院口の2箇所が設けられている。

ホーム有効長は12両編成に対応している。列車は公園口を基準にして止まるので、名大病院口から離れて停車する。ホームの公園口側には上屋(6両編成分)と列車の案内板がある。

駅員配置駅(直営駅)である。駅長は配置されておらず、金山駅が当駅を管理する。

名大病院口は東海交通事業へ業務を委託していたが、2022年令和4年)3月12日より無人化された[4]。なお、かつては双方の改札とも業務委託していたが、公園口については2010年より直営に戻っている[WEB 1]

JRの特定都区市内制度における「名古屋市内」の駅である。

自動体外式除細動器 (AED) がホームと改札口に、それぞれ合計4箇所設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 CF 中央本線 下り 多治見方面
2 上り 名古屋方面

(出典:JR東海:駅構内図

公園口

公園口は鶴舞駅の主たる駅舎であり、終日開いている。また、地下鉄鶴舞線へはこの出口が近い。各ホームと連絡するエレベーターが1台ずつ設置されているが、エスカレーターはない。

コンコースにはタッチパネル式自動券売機が2台設置され、その横にJR全線きっぷうりばがある。同窓口内には2006年(平成18年)11月、指定席券売機が1台設置され、エクスプレス予約にて予約した新幹線特急券乗車券の受け取りも可能である。なお、JR全線きっぷうりばが混雑することが多い。

改札口コンコースに、LED式発車案内板乗り越し精算機、「ホームライナー乗車整理券発券機が設置されている。

構内の商業施設として、コンビニエンスストアベルマート」および飲食店など4店舗が名古屋ステーション開発が運営する「ASTY鶴舞」として入居している[WEB 2]

名大病院口

名古屋大学附属病院の西側に位置する。エレベーター、エスカレータは設置されておらず、ガード下に無人改札口があるのみである。自動券売機は2台設置されている。精算機や「ホームライナー」乗車整理券発券機はないが、サポートつき指定席券売機がある。また、改札内にTOICAチャージ機が設置されている。なお、長らく物販はなく自販機のみであったが、現在はキヨスク(キヨスクmini)が設置されている。

名古屋市営地下鉄

名古屋市営地下鉄 鶴舞駅
6番出入口(2017年5月)
つるまい
Tsurumai
T09 上前津 (0.9 km)
(1.3 km) 荒畑 T11
所在地 名古屋市中区千代田二丁目15番17号
駅番号 T10
所属事業者 名古屋市交通局
名古屋市営地下鉄
所属路線 鶴舞線
キロ程 9.7 km(上小田井起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
14,826人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
28,887[11]人/日
-2019年-
開業年月日 1977年昭和52年)3月18日
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歴史

開業前には鶴舞公園前駅とする案もあったが、国鉄(当時)の駅名に合わせた[新聞 4]。地下鉄鶴舞線の路線名は鶴舞公園・鶴舞中央図書館が沿線にあり、公園・図書館の最寄り駅が鶴舞駅であることから名付けられた。

年表

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。改札口は1箇所、出口は6箇所ある。地上と連絡するエレベーターはJR駅に比較的近いところに1箇所あり、地上の歩道橋にも直接連絡している。JR線との連絡改札はなく、千種駅のようなJR線の地下改札も存在しないため、乗り換えには一旦地上に上がる必要がある。地下鉄出入口とJR駅とは近いものの、途中に屋根は設置されていない。

当駅は、鶴舞線駅務区上前津管区駅が管轄している。

2017年(平成29年)7月18日より、改札外に「ローソン名古屋地下鉄鶴舞駅店」が設置されている[WEB 3][WEB 4]。かつてはミニコンビニ「サークルKミニ名古屋鶴舞店」が出店していたが、契約満了のため2017年(平成29年)3月9日に閉店した[WEB 5]

のりば

ホーム 路線 行先
1 鶴舞線 赤池方面
2 上小田井方面

(出典:名古屋市交通局:駅構内図

利用状況

年度別乗車人員(名古屋市統計年鑑より)
年度 JR 地下鉄
乗車人員(人/日) 乗車人員(人/日)
1999年(平成11年) 20,505 12,434
2000年(平成12年) 20,680 12,469
2001年(平成13年) 20,768 12,616
2002年(平成14年) 20,512 12,832
2003年(平成15年) 20,304 12,580
2004年(平成16年) 20,097 11,794
2005年(平成17年) 20,117 11,975
2006年(平成18年) 20,319 12,388
2007年(平成19年) 20,903 12,589
2008年(平成20年) 21,424 12,834
2009年(平成21年) 21,552 12,778
2010年(平成22年) 21,123 12,540
2011年(平成23年) 20,980 12,182
2012年(平成24年) 20,115 12,647
2013年(平成25年) 19,747 12,970
2014年(平成26年) 19,448 13,140
2015年(平成27年) 19,655 13,733
2016年(平成28年) 19,989 14,312
2017年(平成29年) 19,892 14,234
2018年(平成30年) 20,203 14,547
2019年(令和元年) 20,550 14,826

駅周辺

当駅近辺は中区と昭和区の境界になっており、中央本線に沿うように境界線がある。駅の所在地は中区であるが、当駅と同じ「鶴舞」という地名は昭和区にある。

名勝・旧跡・公園

公共施設

医療機関

文教施設

主な企業など

郵便局

  • 名古屋鶴舞郵便局
  • 名古屋大学病院内郵便局

周辺道路通称名

幹線道路

駅周辺

  • 宇津木橋通
  • 七本松通
  • 千代田通
  • 松ヶ枝通
  • 松元通

バス路線

鶴舞駅の乗りかえ停留所として、名古屋市交通局は「鶴舞公園」・「千代田五丁目」・「鶴舞公園北口」の3停留所を案内している[WEB 6]

名古屋市営バス:鶴舞公園(つるまこうえん)バス停

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CF 中央本線
ホームライナー
ホームライナー瑞浪」停車駅
快速・区間快速・普通
千種駅 (CF03) - 鶴舞駅 (CF02) - 金山駅 (CF01)
名古屋市営地下鉄
鶴舞線
上前津駅 (T09) - 鶴舞駅 (T10) - 荒畑駅 (T11)

脚注

出典

WEB

  1. ^ JR東海労働組合のサイト (PDF) [リンク切れ]より(URLが変わることを想定し、直リンクはしていない)。
  2. ^ ASTY鶴舞 - 名古屋ステーション開発(2015年1月11日閲覧)
  3. ^ 高畑駅はじめ8駅にローソンがオープン”. 名古屋市交通局 (2017年7月12日). 2017年7月23日閲覧。
  4. ^ 名古屋市営地下鉄内に新たな駅ナカコンビニが誕生 7月18日(火)に「ローソン」8店舗オープン”. ローソン (2017年7月10日). 2017年7月23日閲覧。
  5. ^ 閉店のお知らせ”. 株式会社ビーエスエス (2017年3月29日). 2017年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月20日閲覧。
  6. ^ 鶴舞線 鶴舞駅 バスのりば”. 名古屋市交通局. 2018年9月24日閲覧。

新聞

  1. ^ a b 山田祐一郎 (2009年10月7日). “鶴舞公園100年スケッチ 15 JR鶴舞駅” (日本語). 中日新聞 (中日新聞社) 
  2. ^ a b “JR鶴舞駅 総合改良工事が完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年7月22日) 
  3. ^ a b “れんが造りでスマートに JR鶴舞駅が衣替え” 中日新聞 (中日新聞社): p29. (1989年7月15日 朝刊)
  4. ^ “地下鉄3号線 駅名が決まる” (日本語). 中日新聞夕刊. (1976年5月18日) 

文献

  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 04号 名古屋駅・古虎渓駅・美濃赤坂駅ほか77駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月2日、29頁。 
  2. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、190頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ お客様サポートサービスとは何ですか? また、どの駅に導入していますか?|JR東海”. 東海旅客鉄道. 2023年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月8日閲覧。
  4. ^ a b c d 2022年3月12日(土)から 鶴舞駅病院口、大曽根駅南口のご利用方法についてのお知らせ” (PDF). 東海旅客鉄道. 2022年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月12日閲覧。
  5. ^ a b c 日本鉄道旅行地図帳編集部 2008, p. 41.
  6. ^ 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 2010, p. 185.
  7. ^ “5駅に「みどりの窓口」を新設 名鉄”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年3月23日) 
  8. ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。 
  9. ^ “4駅でも使用開始 JR東海自動改札機導入進む”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年4月18日) 
  10. ^ a b 『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、256-257頁。 
  11. ^ 交通広告メディアガイド2021年版” (PDF). 名古屋市交通局. 2021年4月6日閲覧。
  12. ^ 日本鉄道旅行地図帳編集部 2008, p. 54.

参考文献

  • 日本鉄道旅行地図帳編集部 編『日本鉄道旅行地図帳 7号 東海日本鉄道旅行地図帳 7号 東海』新潮社、2008年11月18日。ISBN 978-4-10-790025-8 
  • 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 編『名古屋の公園 100年のあゆみ』2010年。全国書誌番号:21753539 

関連項目

外部リンク