第36回カンヌ国際映画祭
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オープニング | 『キング・オブ・コメディ』 |
---|---|
クロージング | 『ウォー・ゲーム』 |
会場 | フランス カンヌ |
創設 | 1946年 |
受賞 | 『楢山節考』 |
賞名 | パルム・ドール |
主催者 | ウィリアム・スタイロン |
上映作品数 |
22 (コンペティション) 16 (ある視点) |
期間 | 1983年5月7日 - 18日 |
第36回カンヌ国際映画祭(だい36かいカンヌこくさいえいがさい)は1983年5月7日から18日にかけて開催された。
受賞結果
[編集]- パルム・ドール:『楢山節考』(今村昌平)
- 審査員特別グランプリ:『人生狂騒曲』(テリー・ジョーンズ)
- 審査員賞:『Kharij』(ムリナル・セン)
- 男優賞:ジャン・マリア・ヴォロンテ (『マリオ・リッチの死』)
- 女優賞:ハンナ・シグラ (『ピエラ 愛の遍歴』)
- 創造映画大賞:『ノスタルジア』(アンドレイ・タルコフスキー)、『ラルジャン』(ロベール・ブレッソン)
- 芸術貢献賞:『カルメン』(カルロス・サウラ)
- カメラ・ドール:パル・エルドス(『The Princess』)
審査員
[編集]コンペティション部門
[編集]- 審査委員長
- ウィリアム・スタイロン (アメリカ/作家)
- 審査員
- カレル・ライス (イギリス/監督)
- セルゲイ・ボンダルチュク (ソ連/監督)
- スレイマン・シセ (マリ/監督)
- ユーセフ・シャヒーン (エジプト/監督)
- アンリ・アルカン (フランス/撮影監督)
- マリアンジェラ・メラート (イタリア/女優)
- ジルベール・ド・ゴールドシュミット (フランス/プロデューサー)
- リア・ヴァン・リー (イスラエル/エルサルム国際映画祭ディレクター)
- イヴォンヌ・ベイビー (フランス/ジャーナリスト)
上映作品
[編集]コンペティション部門
[編集]題名 原題 |
監督 | 製作国 |
---|---|---|
カルメン Carmen |
カルロス・サウラ | スペイン |
クロスクリーク Cross Creek |
マーティン・リット | アメリカ合衆国 |
壁 Duvar |
ユルマズ・ギュネイ | トルコ フランス |
エル・スール El sur |
ビクトル・エリセ | スペイン フランス |
エレンディラ Eréndira |
ルイ・グエッラ | メキシコ フランス 西ドイツ |
熱砂の日 Heat and Dust |
ジェームズ・アイヴォリー | イギリス |
Kharij (The Case Is Closed) |
ムリナール・セーン | インド |
ラルジャン L'argent |
ロベール・ブレッソン | フランス スイス |
傷ついた男 L'homme blessé |
パトリス・シェロー | フランス |
殺意の夏 L'été meurtrier |
ジャン・ベッケル | フランス |
溝の中の月 La lune dans le caniveau |
ジャン=ジャック・ベネックス | フランス |
マリオ・リッチの死 La Mort de Mario Ricci |
クロード・ゴレッタ | スイス フランス 西ドイツ |
戦場のメリークリスマス Merry Christmas Mr. Lawrence |
大島渚 | 日本 イギリス オーストラリア ニュージーランド |
楢山節考 | 今村昌平 | 日本 |
ノスタルジア Nostalghia |
アンドレイ・タルコフスキー | イタリア ソビエト連邦 |
ピエラ 愛の遍歴 Storia di Piera |
マルコ・フェレーリ | イタリア フランス 西ドイツ |
テンダー・マーシー Tender Mercies |
ブルース・ベレスフォード | アメリカ合衆国 |
キング・オブ・コメディ The King of Comedy |
マーティン・スコセッシ | アメリカ合衆国 |
人生狂騒曲 The Meaning of Life |
テリー・ジョーンズ | イギリス |
危険な年 The Year of Living Dangerously |
ピーター・ウィアー | オーストラリア |
Visszaesök (Forbidden Relations) |
ツォルト・ケッティ=コバッチ | ハンガリー |
ふたりの駅 Вокзал для двоих |
エリダル・リャザーノフ | ソビエト連邦 |
ある視点部門
[編集]- 子供たちの城 – ビレ・アウグスト (デンマーク)
- 3人でスプリッツァ – スルジャン・カラノヴィッチ (ユーゴスラヴィア)
- ハスラー・ザ・ファイナル – マウリツィオ・ポンツィ (イタリア)
- Bella Donna – ペーター・ケグレヴィック (ドイツ)
- Caballo salvaje – ホアキン・コルテス (ベネズエラ)
- Can She Bake a Cherry Pie? – ヘンリー・ジャグロム (アメリカ)
- Caméra d'Afrique – フェリッド・ブーゲディール (チュニジア・フランス)
- Faits Divers – レイモン・ドゥパルドン (フランス)
- Humanonon – ミシェル・フランシス (フランス)
- La Bête lumineuse – ピエール・パルローエ (フランス)
- La Matiouette – アンドレ・テシネ (フランス)
- Le Certificat d'Indigence – Moussa Yoro Bathily (セネガル)
- 牧馬人 – シェ・チン (中国)
- Les Années 80 – シャンタル・アケルマン (ベルギー・フランス)
- The Haircut – テイマー・サイモン・ホフス (アメリカ)
- Ulysse – アニエス・ヴァルダ (フランス)
特別招待作品
[編集]- アンジェロ・マイ・ラヴ – ロバート・デュヴァル (アメリカ)
- ウォー・ゲーム – ジョン・バダム (アメリカ)
- UTU/復讐 – ジェフ・マーフィー (ニュージーランド)
- ストリーマーズ 若き兵士たちの物語 – ロバート・アルトマン (アメリカ)
- 赤道 – セルジュ・ゲンスブール (フランス)
- ハンガー – トニー・スコット (イギリス)
- 二つの顔の貴婦人 – マイケル・ウィナー (イギリス)
- 望郷 – アン・ホイ (香港)
- もどり川 – 神代辰巳 (日本)
- L'Homme Au Chapeau De Soie – モード・ランデー (フランス)
- Cammina, cammina – エルマンノ・オルミ (イタリア)
- Holtpont – フレンツ・ロシェフ (ハンガリー)