コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

第46普通科連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第46普通科連隊
日米共同警護出動訓練の様子(2017年10月)
創設 1970年(昭和45年)3月10日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 陸上自衛隊
部隊編制単位 連隊
兵科 普通科
人員 約650名
所在地 広島県安芸郡海田町
編成地 善通寺
上級単位 第13旅団
担当地域 広島県
テンプレートを表示
広島県警察との共同訓練(2011年2月)

第46普通科連隊(だいよんじゅうろくふつうかれんたい、JGSDF 46th Infantry Regiment(Light))は、広島県安芸郡海田町海田市駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊第13旅団隷下の普通科連隊(軽)である。

概要

[編集]

連隊長は1等陸佐(三)が充てられ、連隊本部、本部管理中隊および3個普通科中隊により編成される。

1999年(平成11年)3月に第13師団の第13旅団への改編により軽普通科連隊化された。

訓練は主に原村演習場や日本原演習場および饗庭野演習場で実施している。

沿革

[編集]
※編成にあたり、第1普通科中隊は鳥取県米子市第8普通科連隊、第2普通科中隊は香川県善通寺市の第15普通科連隊(現:第15即応機動連隊)、第3普通科中隊は山口県山口市第17普通科連隊のそれぞれの連隊の隊員で編成、本部管理中隊、第4普通科中隊、重迫撃砲中隊は3個連隊から集められた隊員の混成で編成された[1]
  • 1991年(平成03年)3月29日:第13師団近代化への改編により、自動車化。
  • 1999年(平成11年)
    • 3月28日:第4普通科中隊及び重迫撃砲中隊が廃止。
    • 3月29日:第13師団の第13旅団への改編に伴い、普通科連隊(軽)(本部管理中隊及び3個普通科中隊の4個中隊編成)に改編。
  • 2004年(平成16年)3月29日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を第13後方支援隊第2整備中隊第3普通科直接支援小隊へ移管。
  • 2008年(平成20年)3月26日:第13旅団の即応近代化旅団への改編。軽装甲機動車01式軽対戦車誘導弾等が配備。

部隊編成

[編集]

整備支援部隊

[編集]
  • 第13後方支援隊第2整備中隊第3普通科直接支援小隊「13後支-2整」(海田市駐屯地):2004年(平成16年)3月29日から

主要幹部

[編集]
官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
第46普通科連隊長 1等陸佐 森田裕哉 2024年12月20日 陸上自衛隊富士学校主任教官
歴代の第46普通科連隊長
(1等陸佐)
氏名 在職期間 前職 後職
01 深町輝男 1970年03月10日 - 1972年03月15日 第13師団司令部付 西部方面総監部第2部長
02 矢田有一 1972年03月16日 - 1974年03月15日 陸上幕僚監部第4部勤務 東北方面総監部第4部長
03 山中木公男 1974年03月16日 - 1976年03月15日 防衛大学校教授 陸上幕僚監部幕僚庶務室勤務
04 穴尾義夫 1976年03月16日 - 1978年03月15日 第109教育大隊長
大津駐とん地司令
陸上自衛隊関西地区補給処
05 森敏彦 1978年03月16日 - 1980年03月16日 第2師団司令部第3部長 北熊本駐とん地業務隊
06 白水弘美 1980年03月17日 - 1982年03月15日 第8師団司令部第3部長 陸上幕僚監部教育訓練部訓練課
演習班長
07 赤池篤 1982年03月16日 - 1984年03月15日 第8師団司令部第3部長 陸上自衛隊幹部学校学校教官
08 佐藤弘 1984年03月16日 - 1986年03月16日 陸上自衛隊幹部学校学校教官 陸上自衛隊幹部学校研究員
09 濱谷隆平 1986年03月17日 - 1988年03月31日 西部方面総監部防衛部防衛課長 陸上自衛隊幹部学校学校教官
10 小森重信 1988年04月01日 - 1990年03月15日 北部方面総監部防衛部訓練課長 中部方面総監部防衛部長
11 小幡節治 1990年03月16日 - 1992年03月31日 第1師団司令部第4部長 中部方面総監部総務部長
12 中川力雄 1992年04月01日 - 1994年03月22日 陸上自衛隊調査学校語学教育部長 自衛隊三重地方連絡部
13 土田好伸 1994年03月23日 - 1997年03月31日 東部方面総監部防衛部防衛課長 統合幕僚学校研究室長
14 石田尾範三朗 1997年04月01日 - 1999年03月28日 陸上幕僚監部監理部総務課
渉外班長
第13旅団司令部幕僚長
15 森下茂生 1999年03月29日 - 2001年03月31日 第13師団司令部付 第3陸曹教育隊
16 北條雄一 2001年04月01日 - 2004年03月22日 陸上自衛隊幹部学校総務部総務課長 陸上自衛隊小平学校勤務
17 天雲定義 2004年03月23日 - 2006年03月26日 第3師団司令部第4部長 陸上自衛隊関西補給処
三軒屋弾薬支処長
18 松村芳治 2006年03月27日 - 2008年03月25日 第2混成団本部高級幕僚 陸上自衛隊幹部候補生学校総務部
総務課長
19 井手篤 2008年03月26日 - 2010年07月31日 陸上自衛隊少年工科学校生徒隊長 福岡駐屯地業務隊長
20 大元宏朗 2010年08月01日 - 2012年07月31日 第1空挺団本部高級幕僚 中部方面総監部総務部総務課長
21 松村朝生 2012年08月01日 - 2014年07月31日 第6師団司令部監察官 第3師団司令部監察官
22 一宮大介 2014年08月01日 - 2017年03月22日 西部方面総監部総務部広報室長 陸上自衛隊関西補給処総務部長
23 日髙正暁 2017年03月23日 - 2019年03月22日 陸上自衛隊富士学校主任教官 陸上幕僚監部人事教育部厚生課
厚生班長
24 大江良治 2019年03月23日 - 2021年03月14日 中部方面総監部防衛部防衛課
陸上連絡官
東部方面総監部人事部厚生課長
25 貝岐賢二 2021年03月15日 - 2023年03月12日 中部方面総監部防衛部防衛課
陸上連絡官
第13旅団司令部付
→2023年3月31日 退職[2]
26 宮原修 2023年03月13日 - 2024年12月19日 陸上自衛隊関西補給処桂支処
総務部長
東部方面総監部勤務
27 森田裕哉 2024年12月20日 - 陸上自衛隊富士学校主任教官

主要装備

[編集]

警備隊区

[編集]
  • 広島県全域[3]

脚注

[編集]

出典

[編集]

防衛省人事発令”. 2014年8月1日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]