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第56回全日本大学野球選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第56回全日本大学野球選手権大会
試合日程 2007年6月12日 - 6月17日
出場校 26校
試合数 25試合
優勝校 早稲田大学東京六、33年ぶり3回目)
選手宣誓 向井知之(近畿大学工学部
最高殊勲選手 斎藤佑樹早稲田大学
タイブレーク導入
 < 20062008 > 
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第56回全日本大学野球選手権大会(だい56かいぜんにっぽんだいがくやきゅうせんしゅけんたいかい)は、2007年平成19年)6月12日から6月17日まで明治神宮野球場および東京ドームで行われた全日本大学野球選手権大会である。

概要

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全日本大学野球連盟に所属する26連盟の春季リーグ優勝26校によって25試合が行われた。

前年の第88回全国高等学校野球選手権大会で優勝投手となった斎藤佑樹早大1年、早実高出)が当初から注目され[1]、また今大会においても早大の優勝に貢献しMVPを獲得した[2]

今大会からJ SPORTSによる試合中継が開始された。また、決勝戦はNHK教育テレビでも中継された[3]

日程

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代表校

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連盟 代表校 出場回数
北海道学生野球連盟 旭川大学 3年ぶり3回目
札幌学生野球連盟 札幌大学 2年ぶり21回目
北東北大学野球連盟 八戸大学 2年ぶり5回目
仙台六大学野球連盟 東北福祉大学 2年ぶり24回目
南東北大学野球連盟 東日本国際大学 3年ぶり4回目
千葉県大学野球連盟 中央学院大学 2年ぶり4回目
関甲新学生野球連盟 上武大学 2年連続8回目
東京新大学野球連盟 創価大学 4年連続15回目
東京六大学野球連盟 早稲田大学 2年ぶり12回目
東都大学野球連盟 東洋大学 12年ぶり6回目
首都大学野球連盟 東海大学 10年連続30回目
神奈川大学野球連盟 関東学院大学 3年連続26回目
愛知大学野球連盟 愛知学院大学 2年ぶり18回目
東海地区大学野球連盟 中部学院大学 初出場
北陸大学野球連盟 金沢学院大学 4年ぶり2回目
関西学生野球連盟 立命館大学 3年ぶり13回目
関西六大学野球連盟 大阪経済大学 23年ぶり2回目
阪神大学野球連盟 関西国際大学 初出場
近畿学生野球連盟 奈良産業大学 4年ぶり12回目
京滋大学野球連盟 佛教大学 2年ぶり15回目
広島六大学野球連盟 近畿大学工学部 4年ぶり24回目
中国地区大学野球連盟 東亜大学 2年ぶり7回目
四国地区大学野球連盟 四国学院大学 2年ぶり6回目
九州六大学野球連盟 九州国際大学 5年ぶり23回目
福岡六大学野球連盟 九州産業大学 8年ぶり14回目
九州地区大学野球連盟 別府大学 初出場

[6][1]

組み合わせ・試合結果

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1回戦 - 準決勝

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1回戦 2回戦 準々決勝 準決勝
 
6月13日(神宮・1)
 
 東洋大学 3
6月12日(神宮・1)
 奈良産業大学 2
 中央学院大学 1
6月14日(神宮・1)
 奈良産業大学 6
 東洋大学 1
6月12日(神宮・2)
 東海大学 3
 中部学院大学 1
6月13日(神宮・2)
 東亜大学 3
 東亜大学 4
 東海大学[8][9] 6
 
6月16日(神宮・1)
 
 東海大学[10][3] 13
6月12日(神宮・3):6回コールド
 東日本国際大学 1
 上武大学 11
6月13日(神宮・3):6回コールド
 近畿大学工学部 1
 上武大学 10
6月12日(東京D・1)
 札幌大学 0
 札幌大学 3
6月14日(神宮・2)
 佛教大学 1
 上武大学 4
6月12日(東京D・2)
 東日本国際大学 7
 東日本国際大学 6
6月13日(神宮・4):延長10回
 四国学院大学 2
 東日本国際大学 5
 
 立命館大学 4
      
      
1回戦 2回戦 準々決勝 準決勝
 
6月14日(東京D・1)
 
 創価大学 3
6月12日(東京D・3)
 関東学院大学 1
 関東学院大学 2
6月15日(神宮・1)
 金沢学院大学 1
 創価大学 1
6月13日(東京D・1)
 東北福祉大学 0
 愛知学院大学 2
6月14日(東京D・2)
 大阪経済大学 1
 愛知学院大学 0
6月13日(東京D・2)
 東北福祉大学 2
 東北福祉大学 5
6月16日(神宮・2)
 九州産業大学 4
 創価大学 1
 早稲田大学 10
 
6月14日(東京D・3)
 
 早稲田大学 2
6月13日(東京D・3)
 九州国際大学 1
 旭川大学 1
6月15日(神宮・2)
 九州国際大学 5
 早稲田大学 16
6月13日(東京D・4)
 関西国際大学 3
 八戸大学 2
6月14日(東京D・4)
 別府大学 1
 八戸大学 1
 
 関西国際大学 2
      
      

決勝

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6月17日(明治神宮野球場)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
早稲田大学 1 0 0 2 0 0 1 0 0 4 7 0
東海大学 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 7 1
  1. 早:斎藤佑樹(1年)、松下建太(2年)
  2. 東:小松崎将司(3年)、中西大器(3年)
  3. 本塁打
    早:小野塚(4回・2ラン)
  4. 試合時間:2時間28分
早稲田大学
打順守備選手
1[二]上本博紀(3年)
2[捕]細山田武史(3年)
3[右]松本啓二朗(3年)
4[左]田中幸長(4年)
5[三]小野塚誠(4年)
宇高幸治(1年)
6[一]泉尚徳(3年)
7[指]原寛信(1年)
走指片岡優帆(4年)
打指生島大輔(3年)
8[遊]本田将章(4年)
9[中]川畑依啓(3年)
小島宏輝(2年)
東海大学
打順守備選手
1[中]荒波翔(4年)
2[二]永松孝太(4年)
打二堀内久大(3年)
3[三]岩﨑恭平(3年)
4[右]加治前竜一(4年)
5[左]加藤孝紀(4年)
6[捕]市川友也(4年)
7[指]木本徹(4年)
渡辺功一(4年)
8[一]横田崇幸(3年)
9[遊]三浦祥平(3年)

表彰

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  • 最高殊勲選手賞:斎藤佑樹(早稲田大学)
  • 最優秀投手賞:松下建太(早稲田大学)
  • 首位打者賞:上本博紀(早稲田大学)
  • 敢闘賞:加治前竜一(東海大学)
  • 特別賞:東日本国際大学[11]
  • 功労賞:三浦純(早稲田大学マネージャー)

[7][12]

特記事項

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  • 全日本大学野球連盟が2007年12月3日に発表したところによると、この大会の入場料収入は約4850万円で歴代最高だった。

脚注

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  1. ^ a b c 『読売新聞』2007年6月12日。
  2. ^ 早稲田大は今大会の後、本大会の出場権を2012年の第61回大会まで得られなかったため、斎藤にとって今大会が結果的に最初で最後の全日本大学選手権出場となった。
  3. ^ a b 『読売新聞』2007年6月17日。
  4. ^ 『読売新聞』2007年4月24日。
  5. ^ 『読売新聞』2007年6月4日。
  6. ^ a b 第56回 全日本大学野球選手権大会 出場校一覧 - 全日本大学野球連盟
  7. ^ a b 『読売新聞』2007年6月18日。
  8. ^ 東海大の高橋が大会史上初となる代打サヨナラ本塁打。
  9. ^ 『読売新聞』2007年6月14日。
  10. ^ 東海大が大会最多タイ記録となる1試合4三塁打。
  11. ^ 4度目の出場で初勝利を挙げ、最終的にベスト4まで進出した。
  12. ^ 全日本大学野球選手権大会 大会記録(個人表彰選手一覧)

関連項目

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外部リンク

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