コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

笹丸 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 埼玉県 > さいたま市 > 見沼区 > 笹丸 (さいたま市)
笹丸
■笹丸の位置(埼玉県内)
■笹丸
笹丸
笹丸の位置
北緯35度54分39.55秒 東経139度40分29.55秒 / 北緯35.9109861度 東経139.6748750度 / 35.9109861; 139.6748750
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
見沼区
地域 大宮地区
人口
2017年(平成29年)9月1日時点)[1]
 • 合計 292人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
337-0031[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

笹丸(ささまる)は、埼玉県さいたま市見沼区大字郵便番号は337-0031[2]

地理

[編集]

見沼区の南部、中央寄りに位置する。町域の大半は大宮台地上に立地する。北部の見沼の開析谷由来の低地は鍵のような形になっている。東側で染谷に、南側と西側で御蔵に、西側で東新井に、北側で大谷に隣接する。

全域が市街化調整区域に指定されている[4]。地区内中央を南北に道路が通り、その周辺が宅地化され民家が集まっている。その他は主に耕作地の農業地域となっている。北部の低地には霊園がある[5]

歴史

[編集]

江戸時代、当地区は武蔵国足立郡南部領に属する笹丸村であった[6]。村高は『元禄郷帳』では20余、『天保郷帳』では50石余であった[6]助郷日光御成街道岩槻宿組合に出役していたが、寛保宝暦年間は中山道大宮宿にも差村していた[6]化政期の戸数は8軒で、村の規模は東西3、南北2町余であった[6]。地理的に用水の確保が困難で度々旱魃に苦しんだようである。地名の「マル」は朝鮮上古の言葉で山を意味するが、台地や林などを意味する場合もあるという[6]。村内の観音堂では天保 - 弘化年間に寺子屋が開かれていた。

存在していた小字

[編集]
  • 芝山・荒神山[12]

世帯数と人口

[編集]

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
大字笹丸 130世帯 292人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[13]

区域 小学校 中学校
全域 さいたま市立片柳小学校 さいたま市立片柳中学校

交通

[編集]

鉄道

[編集]

地内に鉄道は敷設されていない。

道路

[編集]

南部に都市計画道路大宮中央通線が計画されているが、未整備となっている[4]

バス

[編集]

施設

[編集]
  • 彩の国フォーシーズンメモリアル(一部) - 霊園
  • さいたま市思い出の里市営霊園(一部)
  • 笹丸荒神社
  • 笹丸観音堂

脚注

[編集]
  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月25日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b 外部リンク節の『さいたま市地図情報』を参照。
  5. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 957頁。
  6. ^ a b c d e f g h 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 405-406頁。
  7. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  8. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 230頁。
  9. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  10. ^ 『大宮のむかしといま』 資料-11頁。
  11. ^ 思い出の里市営霊園 - さいたま市.2019年11月6日閲覧。
  12. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1387頁。
  13. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 『大宮のむかしといま』大宮市、1980年11月3日。全国書誌番号:81007009NCID BN03449939 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]