羽前国
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羽前国(うぜんのくに)は、東北戦争終結直後に出羽国を分割し制定された、日本の地方区分の国の一つ。東山道に位置する。別称は羽後国とあわせて、または単独で羽州(うしゅう)。領域は現在の山形県のうち、飽海郡と酒田市北部(最上川以北)を除いた大部分にあたる。
沿革
[編集]- 「旧高旧領取調帳」の記載によると、明治初年時点での、出羽国のうち後の羽前国内の支配は以下の通り(1,247村・946,578石余)。太字は当該郡内に藩庁が所在。国名のあるものは飛地領。
- 慶応2年6月19日(1866年7月30日) - 棚倉藩が武蔵川越藩に転封。棚倉藩には陸奥白河藩が転封。
- 慶応4年
- 明治元年
- 明治2年
- 明治3年
- 明治4年
- 明治8年(1875年)8月31日 - 酒田県(第2次)が県庁移転・改称して鶴岡県となる。
- 明治9年(1876年)8月21日 - 第2次府県統合により全域が山形県の管轄となる。
地域
[編集]郡
[編集]以下の四郡で構成された。
人口
[編集]明治5年(1872年)の調査では、人口56万0984人を数えた。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 6 山形県
- 旧高旧領取調帳データベース