豊後三芳駅
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豊後三芳駅 | |
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駅舎(2017年8月) | |
ぶんごみよし Bungo-Miyoshi | |
◄日田 (1.8 km) (5.9 km) 豊後中川► | |
所在地 | 大分県日田市大字日高[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■久大本線 |
キロ程 | 49.4 km(久留米起点) |
電報略号 | フミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
5人/日(降車客含まず) -2016年[2]- |
乗降人員 -統計年度- |
13人/日 -2016年[2]- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)11月15日[3][4] |
備考 | 無人駅[5] |
豊後三芳駅(ぶんごみよしえき)は、大分県日田市大字日高にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1934年(昭和9年)11月15日:鉄道省(国有鉄道)の駅として開業[3][4]。
- 1971年(昭和46年)2月20日:貨物および荷物の取り扱い廃止[6]。無人化[7][注釈 1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[8]。
駅構造
[編集]1971年(昭和46年)2月20日から無人駅になった[6][注釈 1]。
単式ホーム1面1線を有する地上駅である[1]。駅舎はコミュニティー消防センターとの合築[1]。
利用状況
[編集]1965年(昭和40年)度には乗車人員が74,850人(定期外:30,475人、定期:44,375人)、降車人員が75,198人で、手荷物(発送:238個、到着:270個)や小荷物(発送:1,748個、到着:2,764個)も取り扱っていた[9]。
2013年(平成25年)度の乗車人員は2,104人(定期外:704人、定期:1,400人)、降車人員は2,833人である[10]。
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
年度 | 年間 乗車人員 |
定期外 乗車人員 |
定期 乗車人員 |
一日平均 乗車人員* |
年間 降車人員 |
出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1965年(昭和40年) | 74,850 | 30,475 | 44,375 | - | 75,198 | [9] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成2年) | 12,984 | 9,610 | 3,374 | - | 13,432 | [11] |
1991年(平成3年) | 12,412 | 9,818 | 2,594 | - | 16,209 | [12] |
1992年(平成4年) | 10,130 | 7,910 | 2,220 | - | 12,383 | [13] |
1993年(平成5年) | 10,314 | 8,127 | 2,187 | - | 13,035 | [14] |
1994年(平成6年) | 12,746 | 8,612 | 4,134 | - | 14,951 | [15] |
1995年(平成7年) | 11,298 | 7,797 | 3,501 | - | 13,907 | [16] |
1996年(平成8年) | 10,999 | 8,444 | 2,555 | - | 11,273 | [17] |
1997年(平成9年) | 9,589 | 7,485 | 2,104 | - | 8,979 | [18] |
1998年(平成10年) | 9,233 | 6,923 | 2,310 | - | 8,196 | [19] |
1999年(平成11年) | 7,983 | 5,360 | 2,623 | - | 6,254 | [20] |
2000年(平成12年) | 9,031 | 5,598 | 3,433 | 25 | 5,346 | [21] |
2001年(平成13年) | 7,663 | 5,087 | 2,576 | 21 | 5,835 | [22] |
2002年(平成14年) | 7,221 | 4,360 | 2,861 | 20 | 7,112 | [23] |
2003年(平成15年) | 5,701 | 4,175 | 1,526 | 16 | 5,285 | [24] |
2004年(平成16年) | 2,078 | 463 | 1,615 | 6 | 3,827 | [25] |
2005年(平成17年) | 2,918 | 633 | 2,285 | 8 | 5,155 | [26] |
2006年(平成18年) | 3,779 | 647 | 3,132 | 10 | 4,529 | [27] |
2007年(平成19年) | 3,405 | 749 | 2,656 | 9 | 4,201 | [28] |
2008年(平成20年) | 3,648 | 964 | 2,684 | 10 | 4,191 | [29] |
2009年(平成21年) | 2,368 | 788 | 1,580 | 6 | 3,044 | [30][注釈 2] |
2010年(平成22年) | 2,753 | 954 | 1,799 | 8 | 3,333 | [32][注釈 2] |
2011年(平成23年) | 2,907 | 1,231 | 1,676 | 8 | 3,444 | [33][注釈 2] |
2012年(平成24年) | 2,414 | 802 | 1,612 | 7 | 2,836 | [34][注釈 2] |
2013年(平成25年) | 2,104 | 704 | 1,400 | 6 | 2,833 | [10][注釈 2] |
- 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
駅周辺
[編集]- ダンワラ古墳 - 当駅の約400 m東側にあったとされる竪穴式古墳で[35][36]、久大本線の敷設工事中の1933年(昭和8年)に出土した[37]「豊後日田出土の漢金銀錯嵌珠龍文鉄鏡」で知られる[35]。
- 日田三芳郵便局
- 日田市立三芳小学校
- 三芳幼稚園
- 三芳保育園
- 五条幼稚園
かつては、近くに商店街(小渕商店街)があったが、スーパーマーケットの開業と林業の衰退等に伴い、商店街も衰退した。周辺には、木材の積み出し駅の名残で木材に関係する製材所等が幾つかある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、20頁。
- ^ “平成29年版ひた市勢情報” (PDF). 日田市. 2018年5月17日閲覧。
- ^ a b 『日本鉄道請負業史 大正・昭和(前期)篇』 日本鉄道建設業協会、1978年3月。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、740頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『大分県労働運動史 第2巻 昭和41-50年』 大分県、1980年。
- ^ a b “日本国有鉄道公示第56号”. 官報. (1971年2月19日)
- ^ 「通報 ●久大本線御井駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月19日、4面。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
- ^ a b “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ a b 賀川光夫 『大分県の考古学 郷土考古学叢書 6』 吉川弘文館、1971年12月。
- ^ 小田富士雄 『九州考古学研究 古墳時代篇』 学生社、1979年4月。ISBN 978-4311501036
- ^ 大塚初重 小林三郎 熊野正也 『日本古墳大辞典』 東京堂出版、1989年9月19日。ISBN 978-4490102604
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 豊後三芳駅(駅情報) - 九州旅客鉄道