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赤染晶子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤染 晶子
(あかぞめ あきこ)
誕生 瀬野 晶子[1]
(1974-10-31) 1974年10月31日
日本の旗 日本 京都府舞鶴市
死没 (2017-09-18) 2017年9月18日(42歳没)
日本の旗 日本 京都府宇治市
職業 小説家
言語 日本語
教育 修士(文学)
最終学歴 北海道大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程中退
活動期間 2004年 - 2017年
ジャンル 小説
代表作乙女の密告』(2010年)
主な受賞歴 文學界新人賞(2004年)
芥川龍之介賞(2010年)
デビュー作 『初子さん』(2004年)
ウィキポータル 文学
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赤染 晶子(あかぞめ あきこ、1974年10月31日[2] - 2017年9月18日[3])は、日本小説家京都府舞鶴市出身[3][注 1]

経歴

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1996年度京都外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業[4][5][6]北海道大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程中退。大学院ではベルトルト・ブレヒトを研究した。ドイツに短期留学している[7]2004年、「初子さん」で第99回文學界新人賞受賞[8]。ペンネームは赤染衛門に由来する。2010年、「乙女の密告」で第143回芥川賞受賞[9]

2017年9月18日午前2時26分、急性肺炎のため京都府宇治市の病院で死去した[3]。42歳没。

作品リスト

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単行本

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  • 『うつつ・うつら』(文藝春秋、2007年)
    • 初子さん(『文學界』2004年12月号)
    • うつつ・うつら(『文學界』2005年10月号)
  • 乙女の密告』(新潮社、2010年)のち文庫
    • 乙女の密告(『新潮』2010年6月号)
  • 『WANTED!! かい人21面相』(文藝春秋、2011年)
    • WANTED!! かい人21面相(『文學界』2011年2月号)
    • 恋もみじ(『文學界』2006年12月号)
    • 少女煙草(『文學界』2009年4月号)
  • 『じゃむパンの日』(palmbooks、2022年)エッセイ集

雑誌掲載

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  • まっ茶小路旅行店(『群像』2005年5月号)
  • 花嫁おこし(『群像』2006年1月号)
  • 春待ち暮らし(『群像』2007年11月号)
  • 難破(早稲田文学フリーペーパー「WB」Vol.22_2011_spring[10])(『文学2012』にも収録)

エッセイ

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  • 季節のエッセー(京都新聞朝刊 2008年1月から連載)
  • かまい(芥川賞受賞記念エッセイ)(朝日新聞朝刊8月14日)(『ベスト・エッセイ2011』収録)
  • 新・蝶倶楽部(芥川賞受賞記念エッセイ)
  • 現代ドイツにて
  • 書道ガール(『ベスト・エッセイ2013』収録)

瀬野晶子の論文

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  • 瀬野晶子「アンティゴネー・モチーフ--ブレヒトの『アンティゴネーモデル1948』を中心に」『独語独文学研究年報』第27号、北海道大学ドイツ語学・文学研究会、2000年、14-24頁、ISSN 13480413NAID 120000965097 

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 『うつつ・うつら』では「京都府宇治市生まれ」となっている。

出典

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  1. ^ 見事!芥川賞受賞の快挙 平成8年度ドイツ語学科卒の赤染さん(2010年7月16日)、京都外国語大学、2012年7月16日参照。
  2. ^ 『文藝年鑑』2014年
  3. ^ a b c 赤染晶子さん死去 芥川賞「乙女の密告」、42歳”. 京都新聞 (2017年12月10日). 2017年12月10日閲覧。
  4. ^ 訃報 赤染晶子さん、芥川賞作家”. 産経新聞社 (2017年12月11日). 2017年12月12日閲覧。
  5. ^ https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=f47ef48733012c20bdbeb05f7f05cfa3
  6. ^ https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=dc527bac8ffefac114bc957580cd13e1
  7. ^ 『現代ドイツにて』(2010年掲載)にて10年前と記載。
  8. ^ 作家・赤染晶子さん死去 芥川賞「乙女の密告」で「巧みな小説」と絶賛”. ハフィントンポスト (2017年12月10日). 2017年12月14日閲覧。
  9. ^ 第143回芥川賞は赤染晶子氏『乙女の密告』、直木賞は中島京子氏『小さいおうち』が受賞”. ORICON NEWS (2010年7月15日). 2017年12月12日閲覧。
  10. ^ http://www.bungaku.net/wasebun/freepaper/vol022.html