越中中島駅
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越中中島駅 | |
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駅全景(2024年4月) | |
えっちゅうなかじま Etchū-Nakajima | |
◄C31 粟島(大阪屋ショップ前) (0.4 km) (1.0 km) 城川原 C33► | |
所在地 | 富山県富山市中島3丁目5番地 |
駅番号 | C32 |
所属事業者 | 富山地方鉄道 |
所属路線 | ■富山港線 |
キロ程 | 3.3 km(富山駅起点) |
電報略号 | エナ(転換前) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
199[1]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 2006年(平成18年)4月29日* |
越中中島駅(えっちゅうなかじまえき)は、富山県富山市中島3丁目にある、富山地方鉄道富山港線の駅。駅番号はC32。
歴史
[編集]- 1924年(大正13年)7月23日:富岩鉄道富山口駅 - 岩瀬港駅(現在の岩瀬浜駅)間開通と同時に奥田中島停留場として開業し、旅客の取扱を開始する[2][3]。駅舎及びホームが整備された[4]。
- 1941年(昭和16年)12月1日:富岩鉄道の富山電気鉄道への路線譲渡により同社富岩線の駅となる[5]。
- 1943年(昭和18年)
- 1958年(昭和33年)8月1日:手荷物の取扱を廃止する[7]。
- 1962年(昭和37年)3月1日:駅務を日本交通観光に委託する[8]。
- 1972年(昭和47年)10月1日:無人駅となる[9][10][11]。
- 1980年(昭和55年):駅舎を改築し、旧駅舎を滑川市の東福寺野自然公園に移築する[12]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[3]。
- 2006年(平成18年)
- 2020年(令和2年)2月22日:富山ライトレールが富山地方鉄道に吸収合併されることに伴い、再び富山地方鉄道の駅となる[13][14]。
駅構造
[編集]LRT化後
[編集]千鳥式ホーム2面1線の地上駅であり、構内踏切を挟んで斜向いに上下ホームがある[15]。
ホームは低床ホームとなっており、旅客上屋等の設備が設けられている[16]。LRT化後の富山港線の各駅及び各停留場においては、各電停の旅客上屋壁面を「個性化壁」と称して駅周辺の文化や歴史を伝える意匠を施しているが、当駅においては吉野光男がデザインを手がけ、中島閘門がモチーフとなったイメージグラフィックが掲出されている[17]。当駅における個性化壁の協賛企業は、明祥である[17]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■富山港線 | 下り | 岩瀬浜方面 |
2 | 上り | 富山駅方面 |
普通鉄道当時
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[18]。1972年(昭和47年)10月1日より無人駅となっていた[9][10]。
1924年(大正13年)に建設された駅舎は、1980年(昭和55年)の改築の際に東福寺野自然公園に移築されている[12]。旧駅舎には「東福寺野自然公園駅」の駅名標が掲げられ、入園券の販売等が行われている[12]。
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ホーム(2018年1月)
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JR時代の越中中島駅(2005年10月)
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JR時代末期の仮駅舎(2005年12月)
利用状況
[編集]『富山県統計年鑑』によると、当駅における各年度の一日平均乗車人員は以下の通りであった[19]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 362 |
1998年 | 324 |
1999年 | 296 |
2000年 | 287 |
2001年 | 251 |
2002年 | 240 |
2003年 | 228 |
2004年 | 203 |
2005年 | 209 |
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
2013年 | 200 |
2014年 | 133 |
2015年 | 133 |
2016年 | 144 |
2017年 | 206 |
2018年 | 199 |
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]- 富山地方鉄道
- ■富山港線
- 粟島(大阪屋ショップ前)駅 (C31) - 越中中島駅 (C32) - 城川原駅 (C33)
脚注
[編集]- ^ “富山県 駅乗降客数”. 2021年4月19日閲覧。
- ^ 『官報』(71頁)、1924年(大正13年)8月5日、内閣印刷局
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、162頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「ありがとう富山港線、こんにちはポートラム」編集委員会編、『ありがとう富山港線、こんにちはポートラム』(61頁)、2006年(平成18年)5月、TC出版
- ^ a b c d 今尾恵介監修、『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線 6号』(35頁)、2008年(平成20年)10月、新潮社
- ^ a b 昭和18年鉄道省告示第119号(『官報』、1943年(昭和18年)5月25日、大蔵省印刷局)
- ^ 昭和33年日本国有鉄道公示第268号(『官報』、1958年(昭和33年)7月23日、大蔵省印刷局)
- ^ 「越中中島・大広田 二駅を民間へ委託 富山港線」、『北日本新聞』(8面)、1962年(昭和37年)2月15日、北日本新聞社
- ^ a b 「とやまフォト今昔 生まれ変わる住民の足 富山港線」、『北日本新聞』夕刊(6面)、2003年(平成15年)9月13日、北日本新聞社
- ^ a b 「西入善など6駅を無人化 金鉄局 東岩瀬は専用線扱い」、『北日本新聞』(17面)、1972年(昭和47年)5月20日、北日本新聞社
- ^ 「通報 ●北陸本線東滑川駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年10月2日、5面。
- ^ a b c 「ふるさと散歩 東福寺野自然公園 駅の向こうに郷愁の世界」、『読売新聞』(28面)、2008年(平成20年)10月31日、読売新聞社
- ^ “富山ライトレール、2月22日に富山地鉄が吸収合併”. 日本経済新聞. (2020年2月21日). オリジナルの2020年2月22日時点におけるアーカイブ。 2020年2月22日閲覧。
- ^ “富山駅南・北の路面電車 20年3月21日に接続 運賃210円”. 日本経済新聞. (2019年10月1日). オリジナルの2019年10月5日時点におけるアーカイブ。 2020年2月20日閲覧。
- ^ 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』(18及び85頁)、2010年(平成22年)10月、講談社
- ^ 室哲雄、「日本初の本格的なLRTの導入・その成果と今後の展開――富山県富山市――」、『IATSS review』第34巻2号所収、2009年(平成21年)8月、国際交通安全学会
- ^ a b 富山市監修・富山ライトレール記録誌編集委員会編、『富山ライトレールの誕生 日本的本格的LRTによるコンパクトなまちづくり』(87頁)、2007年(平成19年)9月、富山市
- ^ 相賀徹夫、『国鉄全線各駅停車7 北陸・山陰510駅』(172頁)、1984年(昭和59年)1月、小学館
- ^ 統計年鑑 - 富山県
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ)2011-2015年 uMap - 駅別乗降客数マップ 、2019年9月4日閲覧
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月15日閲覧
参考文献
[編集]- 「ありがとう富山港線、こんにちはポートラム」編集委員会編 『ありがとう富山港線、こんにちはポートラム』 TC出版プロジェクト、2006年、ISBN 4-916181-21-2、32-34頁、61-62頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 越中中島駅 時刻予定表 (PDF) - 富山地方鉄道
- 越中中島駅 - 西日本旅客鉄道