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東刈谷駅

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野田信号場から転送)

東刈谷駅
南口(2019年2月)
ひがしかりや
Higashi-Kariya
CA55 三河安城 (1.8 km)
(1.6 km) 野田新町 CA57
地図
所在地 愛知県刈谷市東刈谷町一丁目35
北緯34度58分38.366秒 東経137度2分37.309秒 / 北緯34.97732389度 東経137.04369694度 / 34.97732389; 137.04369694
駅番号 CA  56 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 東海道本線名古屋地区
キロ程 338.1 km(東京起点)
電報略号 ヒリ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
4,309人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1966年昭和41年)12月24日
備考
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北口(2022年10月)

東刈谷駅(ひがしかりやえき)は、愛知県刈谷市東刈谷町一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線である。駅番号CA56

運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。

歴史

1920年(大正9年)11月15日から1927年(昭和2年)2月26日まで当駅付近には野田信号場(のだしんごうじょう)が設置されていた[3]

駅設置運動は1923年大正12年)に依佐美村(よさみむら)が最初に起こし[4]、しばらくは下火となったものの1956年昭和31年)に幸田町、岡崎市と連携した「国鉄三駅設置期成同盟」の結成と共に運動が再開された[5](後の三ケ根駅西岡崎駅)。1958年(昭和33年)以降は期成同盟から離れ刈谷市単独で誘致運動を推し進めたほか[5]、駅予定地が刈谷・安城市境の至近であったことから安城市の協力を取り付けることにも成功し、期成同盟三駅の中では最も早い1966年昭和41年)の駅開業となった[4]請願駅として建設されたため用地は刈谷市が提供し、駅建設費用7250万円のうち6650万円を刈谷市が、500万円を安城市が負担した[6]

当初、駅名は依佐美村時代から運動を続けてきた由縁から依佐美駅を要望していた[1][4]。しかし「いさみ」と誤読される恐れがあると国鉄側が難色を示し[4]、代案として野田駅も取り上げられたが重複(大阪環状線野田駅)を理由に見送られ、東刈谷駅で落ち着いた[6]

年表

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ[1]地上駅で、橋上駅舎を備える。

東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、刈谷駅が当駅を管理している。JR全線きっぷうりばサポートつき指定席券売機[2]が設置されている。2020年令和2年)12月1日より集中旅客サービスシステム(現・お客様サポートサービス)の使用開始に伴い、早朝・夜間帯は係員が不在となるが、周辺駅へ出向くJR東海交通事業の係員が事務所に常駐する[2][8]。自動精算機はないが、ICカードチャージ機とコールセンター問い合わせインターホンが改札内にある。改札内にトイレがある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 CA 東海道本線 上り 豊橋方面
2 下り 名古屋方面

(出典:JR東海:駅構内図

利用状況

「刈谷の統計」によると、当駅の一日平均乗車人員は以下の通り推移している。乗車人員は年間利用客数を365(閏年は366)で除したものである。

年度 一日平均
乗車人員
2005年 5,425
2006年 5,660
2007年 5,426
2008年 5,458
2009年 5,244
2010年 5,110
2011年 5,046
2012年 5,090
2013年 5,219
2014年 5,197
2015年 5,418
2016年 5,438
2017年 5,468
2018年 5,474
2019年 5,473
2020年 5,486
2021年 4,161
2022年 4,309

駅周辺

※ 駅そのものは刈谷市域だが、駅北口は安城市の市境に近い。さらに、北へ約500m行くと知立市に入り、駅はこの3市の利用の範囲となる。

バス路線

南口ロータリー

刈谷市及び周辺2市のコミュニティバスが乗り入れている。

南口ロータリーのりば

北口ロータリーのりば

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CA 東海道本線
特別快速・新快速・快速・区間快速
通過
普通
三河安城駅 (CA55) - 東刈谷駅 (CA56) - 野田新町駅 (CA57)

脚注

出典

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 04号 名古屋駅・古虎渓駅・美濃赤坂駅ほか77駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月2日、22頁。 
  2. ^ a b c d e f 集中旅客サービスシステムの使用開始日について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2020年10月30日。オリジナルの2020年11月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201101020458/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040841.pdf2020年11月3日閲覧 
  3. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258 
  4. ^ a b c d 刈谷市史編さん編集委員会(編)『刈谷市史 第4巻 現代』刈谷市、1990年、455頁。 
  5. ^ a b 刈谷市史編さん編集委員会(編)『刈谷市史 第4巻 現代』刈谷市、1990年、454頁。 
  6. ^ a b 刈谷市史編さん編集委員会(編)『刈谷市史 第4巻 現代』刈谷市、1990年、455-456頁。 
  7. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-121-X 
  8. ^ a b 集中旅客サービスシステムの導入駅拡大について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2019年11月13日。オリジナルの2019年12月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191216122600/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040137.pdf2020年2月4日閲覧 

関連項目

外部リンク