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金ケ崎町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かねがさきちょう ウィキデータを編集
金ケ崎町
城内諏訪小路の白糸まちなみ交流館
金ケ崎町旗 金ケ崎町章
金ケ崎町旗  金ケ崎町章
1971年8月4日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 岩手県
胆沢郡
市町村コード 03381-2
法人番号 2000020033812 ウィキデータを編集
面積 179.76km2
(境界未定部分あり)
総人口 15,061[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 83.8人/km2
隣接自治体 北上市奥州市
町の木 すぎ
町の花 さつき
町の鳥 やまどり
金ケ崎町役場
町長 髙橋寛寿
所在地 029-4592
岩手県胆沢郡金ケ崎町西根南町22-1
北緯39度11分45秒 東経141度06分59秒 / 北緯39.19572度 東経141.11633度 / 39.19572; 141.11633座標: 北緯39度11分45秒 東経141度06分59秒 / 北緯39.19572度 東経141.11633度 / 39.19572; 141.11633
外部リンク 公式ウェブサイト

金ケ崎町位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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金ケ崎町(かねがさきちょう)は、岩手県南西内陸部の胆沢郡に属する

概要

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地理

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  • 山岳駒ヶ岳
  • 河川北上川胆沢川、永沢川、宿内川など
  • 池沼・ダム:八郎沼、千貫石ダム、橇引沢溜池など
金ケ崎町中心部の空中写真。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1976年撮影)

人口

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金ケ崎町と全国の年齢別人口分布(2005年) 金ケ崎町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 金ケ崎町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
金ケ崎町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 14,872人
1975年(昭和50年) 14,653人
1980年(昭和55年) 14,973人
1985年(昭和60年) 16,250人
1990年(平成2年) 15,672人
1995年(平成7年) 15,923人
2000年(平成12年) 16,383人
2005年(平成17年) 16,396人
2010年(平成22年) 16,325人
2015年(平成27年) 15,895人
2020年(令和2年) 15,535人
総務省統計局 国勢調査より

平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.63%減の15,895人であり、増減率は県下33市町村中6位。

隣接自治体

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歴史

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平安時代に奥六郡を支配した豪族安倍氏の城柵である鳥海柵跡

古代には大和朝廷蝦夷征伐前九年の役後三年の役などの戦場となり、中世には胆沢郡主である柏山氏が大林城に居城して胆沢地方一帯を治め、近世には伊達藩北限の町として南部藩と国境を接していた。

沿革

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行政

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  • 町長:髙橋寛寿(たかはし かんじゅ・1期目)

歴代首長

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氏名 就任日 退任日 出典 備考
細目退助 1893年(明治26年)4月 1896年(明治29年)3月 [3]
添田寿治 1904年(明治37年)5月頃 1909年(明治42年)11月
佐藤重恭 1910年(明治43年)2月 1918年(大正7年)1月 [4] 2期
添田寿治 1918年(大正7年)2月 1926年(大正15年)12月 再任
佐藤重恭 1928年(昭和3年)6月 1935年(昭和10年)9月7日 [5] 再任
大松沢千之 1935年(昭和10年)9月25日 1939年(昭和14年)9月24日
鈴森秀一 1939年(昭和14年)10月10日 1943年(昭和18年)10月9日
佐藤秀七 1944年(昭和19年)3月27日 1944年(昭和19年)6月26日
大松沢千助 1967年(昭和42年)2月 1971年(昭和46年) [6]
相原林美 1971年(昭和46年) 1978年(昭和51年) 2期
山路勝男 1978年(昭和51年) 2期
高橋紀雄 2006年(平成18年)3月18日
高橋由一 2006年(平成18年)3月19日 2022年(令和4年)3月18日 4期
髙橋寛寿 2022年(令和4年)3月19日 現職

広域行政

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姉妹都市・友好都市

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国内

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海外

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公的機関・公共施設

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警察

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岩手県警察

  • 奥州警察署(管轄:金ケ崎町・奥州市)
    • 金ケ崎交番
    • 永岡駐在所
  • 機動捜査隊県南分駐隊(管轄:金ケ崎町・一関市・北上市・奥州市・平泉町・西和賀町)
  • 交通機動隊水沢分駐隊(管轄:金ケ崎町・一関市・奥州市・平泉町)

消防

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奥州金ケ崎行政事務組合

  • 水沢消防署金ケ崎分署

医療

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  • 国民健康保険金ケ崎診療所 - 1967年設置の国保金ケ崎病院が、2007年平成19年)6月1日より国保金ケ崎診療所として開所された。
    • 診療科 : 内科、外科、婦人科、歯科、小児歯科

金ケ崎町公共施設

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図書館

  • 金ケ崎町立図書館

地区生涯教育センター

  • 街地区生涯教育センター
  • 永岡地区生涯教育センター
  • 南方地区生涯教育センター
  • 北部地区生涯教育センター
  • 西部地区生涯教育センター
  • 三ケ尻地区生涯教育センター

運動施設

  • 森山総合公園:陸上競技場、野球場(しんきん森山スタジアム)、テニスコート、パークゴルフ場
    • 生涯スポーツセンター:温水プール、スカッシュコート、アスレチックジムなど
  • 金ケ崎町文化体育館
  • 金ケ崎町民運動場:多目的グラウンド、ゲートボール場

地域

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金融機関

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農協生協

経済

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産業

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町の基幹産業は農業であるが工業の発展も著しい。町内には岩手県内最大の工業団地(岩手中部(金ケ崎)工業団地)がある。2018年の製造品出荷額は約6,123億円で、岩手県内第1位である(岩手県調査統計課「工業統計調査結果報告書」)。これは東北地方全域の市町村の中でも、仙台市いわき市郡山市黒川郡大和町に次ぐ第5位の数字である。

商業

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主に西根地域と三ケ尻地域の国道4号沿いにショッピングセンターロードサイド店が密集している。また、中心市街地の県道137号沿いに商店街が形成され、個人店等が軒を連ねている。

主な商業施設

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工業

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県内最大の工業団地である岩手中部(金ケ崎)工業団地が所在する。

主な事業所

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教育

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専修学校

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高等学校

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中学校

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※以下は廃校

  • 金ヶ崎町立金ケ崎中学校〈初代〉(1965年・2代目の金ケ崎中学校へ統合)
  • 金ヶ崎町立永岡中学校(同上)
  • 金ヶ崎町立六原中学校(同上)
  • 金ヶ崎町立金ケ崎中学校高谷野原分校(同上)

小学校

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  • 金ケ崎町立金ケ崎小学校
  • 金ケ崎町立第一小学校
  • 金ケ崎町立三ケ尻小学校
  • 金ケ崎町立永岡小学校
  • 金ケ崎町立西小学校

※以下は廃校

  • 金ヶ崎町立北方小学校(1965年・新設の第一小学校へ統合)
  • 金ヶ崎町立六原小学校(同上)
  • 金ヶ崎町立二ツ森小学校鉢森分校(1966年・二ツ森小学校へ統合)
  • 金ヶ崎町立永沢小学校(1967年・新設の永岡小学校へ統合)
  • 金ヶ崎町立永徳寺小学校(同上)
  • 金ヶ崎町立百岡小学校(同上)
  • 金ヶ崎町立細野小学校(同上)
  • 金ヶ崎町立川目小学校(1976年・新設の西小学校へ統合、南方小の一部を含む)
  • 金ヶ崎町立川目小学校和光分校(同上)
  • 金ヶ崎町立金ケ崎小学校〈初代〉(1980年・2代目の金ケ崎小学校へ統合)
  • 金ヶ崎町立南方小学校(同上)
  • 金ヶ崎町立第一小学校千貫石分校(1986年・西小学校へ統合)
  • 金ヶ崎町立二ツ森小学校(2006年・第一小学校へ統合)

幼稚園・保育園

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  • 金ケ崎町立南方幼稚園
  • 金ケ崎町立六原幼稚園
  • 金ケ崎町立三ケ尻幼稚園
  • 金ケ崎町立永岡幼稚園
  • 金ケ崎保育園
  • たんぽぽ保育園
  • たいよう保育園
  • ゆぅゆぅ保育園いわて(トヨタ自動車東日本内)
  • かがやき保育園
  • あおぞら保育園

学校教育以外の施設

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運転免許試験場

社会教育施設

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少年自然の家

郵便

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郵便局

  • 金ケ崎郵便局
  • 六原郵便局
  • 永岡郵便局
  • 六原駅前郵便局

交通

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金ケ崎駅

鉄道

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東日本旅客鉄道(JR東日本)

バス

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道路

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国道4号

ナンバープレート

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観光

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名所・旧跡

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博物館など

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祭り

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  • 金ケ崎火防祭
  • 金ケ崎桜まつり
  • 子供騎馬武者行列
  • 金ケ崎マラソン
  • 夏まつり
  • 金ケ崎町農業祭り
  • 永岡蘇民祭
  • アスパラ収穫祭
  • オーワングランプリ
  • 金ケ崎要害ひな祭り

名物・特産物

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温泉

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スポーツチーム

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著名な出身者

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脚注

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出典

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参考文献

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  • 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113 
  • 城内史編さん委員会 編『城内史』城内自治会、1985年6月1日。doi:10.11501/9571702 

関連項目

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外部リンク

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