金ケ崎町
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(金ヶ崎町から転送)
かねがさきちょう 金ケ崎町 | |||||
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城内諏訪小路の白糸まちなみ交流館 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 岩手県 | ||||
郡 | 胆沢郡 | ||||
市町村コード | 03381-2 | ||||
法人番号 | 2000020033812 | ||||
面積 |
179.76km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
15,067人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 83.8人/km2 | ||||
隣接自治体 | 北上市、奥州市 | ||||
町の木 | すぎ | ||||
町の花 | さつき | ||||
町の鳥 | やまどり | ||||
金ケ崎町役場 | |||||
町長 | 髙橋寛寿 | ||||
所在地 |
〒029-4592 岩手県胆沢郡金ケ崎町西根南町22-1 北緯39度11分45秒 東経141度06分59秒 / 北緯39.19572度 東経141.11633度座標: 北緯39度11分45秒 東経141度06分59秒 / 北緯39.19572度 東経141.11633度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
金ケ崎町(かねがさきちょう)は、岩手県南西内陸部の胆沢郡に属する町。
概要
[編集]地理
[編集]人口
[編集]金ケ崎町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 金ケ崎町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 金ケ崎町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
金ケ崎町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.63%減の15,895人であり、増減率は県下33市町村中6位。
隣接自治体
[編集]歴史
[編集]古代には大和朝廷の蝦夷征伐や前九年の役、後三年の役などの戦場となり、中世には胆沢郡主である柏山氏が大林城に居城して胆沢地方一帯を治め、近世には伊達藩北限の町として南部藩と国境を接していた。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制が施行され、胆沢郡西根村・三ヶ尻村の区域をもって金ヶ崎村が成立。
- 1925年(大正14年)9月1日 - 町制施行し、金ヶ崎町となる。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 北上市の一部(旧・相去村の一部)を編入する(現在の金ケ崎町六原地域)。
- 1955年(昭和30年)3月1日 - 永岡村と新設合併し、新たに金ヶ崎町となる。町章を制定する[1]。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 金ケ崎町に改称[2]。ただし以前より行政においても「金ヶ崎町」表記と「金ケ崎町」表記が混在していた。
行政
[編集]- 町長:髙橋寛寿(たかはし かんじゅ・1期目)
歴代首長
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 出典 | 備考 |
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細目退助 | 1893年(明治26年)4月 | 1896年(明治29年)3月 | [3] | ||
添田寿治 | 1904年(明治37年)5月頃 | 1909年(明治42年)11月 | |||
佐藤重恭 | 1910年(明治43年)2月 | 1918年(大正7年)1月 | [4] | 2期 | |
添田寿治 | 1918年(大正7年)2月 | 1926年(大正15年)12月 | 再任 | ||
佐藤重恭 | 1928年(昭和3年)6月 | 1935年(昭和10年)9月7日 | [5] | 再任 | |
大松沢千之 | 1935年(昭和10年)9月25日 | 1939年(昭和14年)9月24日 | |||
鈴森秀一 | 1939年(昭和14年)10月10日 | 1943年(昭和18年)10月9日 | |||
佐藤秀七 | 1944年(昭和19年)3月27日 | 1944年(昭和19年)6月26日 | |||
大松沢千助 | 1967年(昭和42年)2月 | 1971年(昭和46年) | [6] | ||
相原林美 | 1971年(昭和46年) | 1978年(昭和51年) | 2期 | ||
山路勝男 | 1978年(昭和51年) | 2期 | |||
高橋紀雄 | 2006年(平成18年)3月18日 | ||||
高橋由一 | 2006年(平成18年)3月19日 | 2022年(令和4年)3月18日 | 4期 | ||
髙橋寛寿 | 2022年(令和4年)3月19日 | 現職 |
広域行政
[編集]- 奥州金ケ崎行政事務組合
- 奥州市と金ケ崎町の1市1町により設置され、ごみ処理、消防防災、水道の三分野を一つにした全国でも数少ない一部事務組合。
姉妹都市・友好都市
[編集]国内
[編集]海外
[編集]公的機関・公共施設
[編集]警察
[編集]- 奥州警察署(管轄:金ケ崎町・奥州市)
- 金ケ崎交番
- 永岡駐在所
- 機動捜査隊県南分駐隊(管轄:金ケ崎町・一関市・北上市・奥州市・平泉町・西和賀町)
- 交通機動隊水沢分駐隊(管轄:金ケ崎町・一関市・奥州市・平泉町)
消防
[編集]奥州金ケ崎行政事務組合
- 水沢消防署金ケ崎分署
医療
[編集]金ケ崎町公共施設
[編集]図書館
- 金ケ崎町立図書館
地区生涯教育センター
- 街地区生涯教育センター
- 永岡地区生涯教育センター
- 南方地区生涯教育センター
- 北部地区生涯教育センター
- 西部地区生涯教育センター
- 三ケ尻地区生涯教育センター
運動施設
- 森山総合公園:陸上競技場、野球場(しんきん森山スタジアム)、テニスコート、パークゴルフ場
- 生涯スポーツセンター:温水プール、スカッシュコート、アスレチックジムなど
- 金ケ崎町文化体育館
- 金ケ崎町民運動場:多目的グラウンド、ゲートボール場
地域
[編集]金融機関
[編集]- 岩手ふるさと農業協同組合
- 金ケ崎支店
- 金ケ崎中央支店
- 全労済
経済
[編集]産業
[編集]町の基幹産業は農業であるが工業の発展も著しい。町内には岩手県内最大の工業団地(岩手中部(金ケ崎)工業団地)がある。2018年の製造品出荷額は約6,123億円で、岩手県内第1位である(岩手県調査統計課「工業統計調査結果報告書」)。これは東北地方全域の市町村の中でも、仙台市、いわき市、郡山市、黒川郡大和町に次ぐ第5位の数字である。
- 2014年3月4日 - 金ケ崎産直組合ブランディング検討会がカーボン・オフセット大賞の第一回「農林水産大臣賞」を受賞。[7]
商業
[編集]主に西根地域と三ケ尻地域の国道4号沿いにショッピングセンターやロードサイド店が密集している。また、中心市街地の県道137号沿いに商店街が形成され、個人店等が軒を連ねている。
主な商業施設
[編集]- イオン金ケ崎ショッピングセンター(イオンスーパーセンター金ケ崎店)
- ビックハウス 金ケ崎店
- ダイソー イオン金ヶ崎店
工業
[編集]県内最大の工業団地である岩手中部(金ケ崎)工業団地が所在する。
主な事業所
[編集]教育
[編集]専修学校
[編集]高等学校
[編集]中学校
[編集]※以下は廃校
- 金ヶ崎町立金ケ崎中学校〈初代〉(1965年・2代目の金ケ崎中学校へ統合)
- 金ヶ崎町立永岡中学校(同上)
- 金ヶ崎町立六原中学校(同上)
- 金ヶ崎町立金ケ崎中学校高谷野原分校(同上)
小学校
[編集]- 金ケ崎町立金ケ崎小学校
- 金ケ崎町立第一小学校
- 金ケ崎町立三ケ尻小学校
- 金ケ崎町立永岡小学校
- 金ケ崎町立西小学校
※以下は廃校
- 金ヶ崎町立北方小学校(1965年・新設の第一小学校へ統合)
- 金ヶ崎町立六原小学校(同上)
- 金ヶ崎町立二ツ森小学校鉢森分校(1966年・二ツ森小学校へ統合)
- 金ヶ崎町立永沢小学校(1967年・新設の永岡小学校へ統合)
- 金ヶ崎町立永徳寺小学校(同上)
- 金ヶ崎町立百岡小学校(同上)
- 金ヶ崎町立細野小学校(同上)
- 金ヶ崎町立川目小学校(1976年・新設の西小学校へ統合、南方小の一部を含む)
- 金ヶ崎町立川目小学校和光分校(同上)
- 金ヶ崎町立金ケ崎小学校〈初代〉(1980年・2代目の金ケ崎小学校へ統合)
- 金ヶ崎町立南方小学校(同上)
- 金ヶ崎町立第一小学校千貫石分校(1986年・西小学校へ統合)
- 金ヶ崎町立二ツ森小学校(2006年・第一小学校へ統合)
幼稚園・保育園
[編集]- 金ケ崎町立南方幼稚園
- 金ケ崎町立六原幼稚園
- 金ケ崎町立三ケ尻幼稚園
- 金ケ崎町立永岡幼稚園
- 金ケ崎保育園
- たんぽぽ保育園
- たいよう保育園
- ゆぅゆぅ保育園いわて(トヨタ自動車東日本内)
- かがやき保育園
- あおぞら保育園
学校教育以外の施設
[編集]運転免許試験場
社会教育施設
[編集]少年自然の家
- 岩手県立県南青少年の家
郵便
[編集]- 金ケ崎郵便局
- 六原郵便局
- 永岡郵便局
- 六原駅前郵便局
交通
[編集]鉄道
[編集]- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
バス
[編集]道路
[編集]- 県道
- 一般県道
ナンバープレート
[編集]観光
[編集]名所・旧跡
[編集]- 金ケ崎町城内諏訪小路(重要伝統的建造物群保存地区)
- 鳥海柵跡(国の史跡)
- 南部領伊達領境塚(国の史跡)
- 千貫石森林公園
- 大林城跡
- 永徳寺
- 駒形神社奥宮・里宮 (本社は奥州市)
博物館など
[編集]祭り
[編集]名物・特産物
[編集]温泉
[編集]スポーツチーム
[編集]著名な出身者
[編集]- 板宮清治 - 歌人
- 及川三千代 - 歌手
- 桑島法子 - 声優
- 佐藤千尋 - 女子プロ野球選手
- 佐藤得二 - 仏教学者、直木賞作家
- 志賀和多利 - 政治家、衆議院議員、弁護士
- 白鳥加奈子 - モデル
- 千田純生 - 漫画家
- 千田正 - 政治家、参議院議員、岩手県知事 - 金ケ崎町名誉町民
- 平谷美樹 - 小説家
- 宮舘寿喜 - 政治家、岩手県副知事
- 裕子と弥生 - 演歌歌手
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 図典 日本の市町村章 p31
- ^ “令和4年度金ケ崎町水道事業基本構想(令和5年度~令和14年度)” (PDF). 金ケ崎町役場. p. 1-4 (2023年3月8日). 2024年7月26日閲覧。
- ^ 城内史編さん委員会 1985, p. 145.
- ^ 城内史編さん委員会 1985, p. 146.
- ^ 城内史編さん委員会 1985, p. 111.
- ^ 城内史編さん委員会 1985, p. 150.
- ^ “「第3回カーボン・オフセット大賞」の受賞者の決定について(お知らせ)”. 環境省 (2014-02-14 ). 2014年3月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113。
- 城内史編さん委員会 編『城内史』城内自治会、1985年6月1日。doi:10.11501/9571702。