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鈴木和夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
すずき かずお
鈴木 和夫
生年月日 (1937-01-18) 1937年1月18日
没年月日 ?年
出生地 日本の旗 日本東京府東京市(現・東京都)
身長 168 cm1963年(昭和38年)時点)[1]
職業 俳優
ジャンル 映画
テレビドラマ
活動期間 1953年 - 1984年
配偶者 鈴木 澄恵(子爵吉井信康の次女)
事務所 熊沢プロダクション(最終所属)
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鈴木 和夫すずき かずお[出典 1]1937年昭和12年)1月18日[出典 2] - 没年不詳)[6]は、昭和時代中期から後期にかけて活動していた日本の元・俳優東京府東京市(現・東京都)出身[2][4]


来歴・人物

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学生時代から俳優として活動[2]1954年(昭和29年)、劇団俳優座養成所に入所[1]1960年(昭和35年)、東京俳優生活協同組合に所属[1]1961年(昭和36年)に東宝と契約し[2][1][注釈 1]、映画作品に数多く出演。特撮映画では悪役を演じることが多かった[2]

東宝の専属を離れた後は、T&5アーツを経て[7]熊沢プロダクションに所属[8]

主にテレビドラマに活動の場を移し、刑事ドラマ特撮ドラマに多数出演し、レギュラー出演作としては『仮面ライダースーパー1』の悪役・幽霊博士役が知られる。

1984年(昭和59年)以降の芸能界活動は確認されておらず[注釈 2]、元・東宝の監督で、多くの俳優と親交があった小谷承靖の証言によると、既に故人であるという[要出典]

出演作品

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映画

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テレビドラマ

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  • ウルトラシリーズTBS / 円谷プロ
    • ウルトラQ 第2話「五郎とゴロー」(1966年) - 五郎[2]
    • ウルトラマン
      • 第11話「宇宙から来た暴れん坊」(1966年) - カメラマン
      • 第37話「小さな英雄」(1967年) - 警官
    • ウルトラセブン(1967年)
      • 第2話「緑の恐怖」 - 郵便配達人
      • 第11話「魔の山へ飛べ」 - 警察官
  • 快獣ブースカ(1967年、NTV / 円谷プロ)
    • 第9話「ブースカの大冒険」 - 海賊姿の強盗
    • 第27話「ブースカ対チャメゴン!」 - 楽器店店主
    • 第37話「ナイナイ寺はドッキリ!」 - コラショ
  • 戦え! マイティジャック 第17話「逃げたぞ それ行け つかまえろ!!」(1968年、CX / 円谷プロ) - 悪党(Qの配下)
  • 東京バイパス指令 第19話「基地の狼」(1969年、NTV / 東宝)
  • 流星人間ゾーン 第18話「指令『日本列島爆破せよ』」、第19話「命令『Kスイ星で地球をこわせ』」(1973年、NTV / 東宝) - レッドガロガ[注釈 4]
  • スーパーロボット レッドバロン 第23話「宇宙からの挑戦状」、第24話「破れ! 宇宙の必殺兵器」(1973年、NTV / 宣弘社) - エンジェルキリー
  • 太陽にほえろ!(NTV / 東宝)
    • 第56話「その灯を消すな!」(1973年) - 「ぼたん」店主
    • 第86話「勇気ある賭け」(1974年) - チンピラ
    • 第415話「ドクター刑事登場!」(1980年) - 江島庄次
  • 剣客商売 第16話「御老中毒殺」(1973年、CX / 東宝 / 劇団俳優座) - スリ※加藤剛
  • ダイヤモンド・アイ 第22話「ヒメコブラ大死闘」(1974年、NTV / 東宝) - ガムロ
  • 白い牙 第24話「復讐の呼び声」(1974年、NTV / 大映テレビ
  • 傷だらけの天使 第12話「非情の街に狼の歌を」(1974年、NTV / 東宝)
  • 大江戸捜査網12ch→TX / 三船プロ
    • 第145話「無宿人仁義」(1974年) - 米吉
    • 第210話「燃える屍」(1975年)
    • 第219話「渡世人 命の捨て場」(1975年)
    • 第316話「恋なさけ捨身の木遣唄」(1977年) - 久六
    • 第334話「むすめ隠密涙の旅立ち」(1978年)
    • 第355話「錠前破り男の挽歌」(1978年)
    • 第368話「高利貸し百一文の陰謀」(1978年) - 市兵衛
    • 第377話「罪なき必死の逃亡者」(1979年) - 弥助
    • 第393話「宿無し少年と女掏摸」(1979年) - 才次
    • 第489話「おんな湯殺人事件」(1981年) - 大田黒一家の一員
    • 第556話「井戸掘り異聞 殺しの水脈」(1982年) - 浪六
  • 日本沈没 第22話「折れ曲がる、日本列島」(1975年、TBS / 東宝) - 岸本(大浦岬灯台職員)
  • 破れ傘刀舟悪人狩り 第64話「悪徳の勲章」(1975年、NET / 三船プロ)
  • 特別機動捜査隊(NET / 東映
    • 第732話「捨て子の詩」(1975年) - 戸川
    • 第744話「地獄を見た」(1976年) - 男A
    • 第756話「悪魔の暴走」(1976年) - フロント
    • 第758話「愛情の海」(1976年) - フロント
    • 第761話「明暗友情ブルース」(1976年) - 鉄次
    • 第789話「新春危機一髪」(1977年) - 作業員
    • 第795話「愛の終着駅」(1977年) - 黒沢
  • いろはの"い" 第12話「そむく娘たち」(1976年、NTV / 東宝)
  • 破れ奉行(1977年、ANB / 中村プロ)
    • 第7話「復讐!汐見橋の女」 - 佐吉
    • 第37話「梅の一八三三の女」 - 紋次
  • 特捜最前線(ANB / 東映)
    • 第31話「浅草・愛と逃亡の街」(1977年)
    • 第163話「ああ三河島・幻の鯉のぼり!」(1980年)
    • 第188話「プラットホーム転落死事件!」(1980年)
  • 達磨大助事件帳(1978年、ANB / 前進座 / 国際放映
    • 第17話「地獄の沙汰も銭」 - 亀田
    • 第29話「泣くな妹よ」 - かまいたちの又六
  • 大追跡 第11話「女豹が跳んだ」(1978年、NTV / 東宝)
  • 破れ新九郎(1978年、ANB / 中村プロ)
    • 第6話「地獄の白州は快刀乱麻!」 - 源次
    • 第7話「通り雨ならお命頂戴」 - 植木半蔵
  • 若さま侍捕物帳 第13話「参上!! 赤い影法師」(1978年、ANB / 国際放映)
  • 江戸の渦潮 第11話「虹を渡る浪人」(1978年、CX / 東宝)
  • 江戸の旋風シリーズ(CX / 東宝)
  • 伝七捕物帳 第4話「あに、いもうと」(1979年、ANB / 国際放映)
  • 江戸の牙 第4話「逆転! 八万両の行方」(1979年、ANB / 三船プロ) - 仙吉
  • 西部警察シリーズ(ANB / 石原プロ
    • 西部警察
      • 第4話「マシンガン狂詩曲」(1979年) - 北田の部下
      • 第22話「少年」(1980年) - 青木勝
      • 第26話「友情の捜査線」(1980年) - 梅島
      • 第33話「聖者の行進」(1980年) - 木島一郎
      • 第39話「消えた大門軍団」(1980年) - 村野イサオ
      • 第48話「別離のブランデーグラス」(1980年) - 橘和夫
      • 第64話「九州横断大捜査網!! -前編-」(1981年) - 高沢
      • 第85話「男の償い」(1981年) - 売人
      • 第96話「黒豹刑事リキ」(1981年) - 須藤(シャブ売人)
      • 第111話「出動命令・特車"サファリ"」(1982年) - 植木太吉
      • 第124話「-木暮課長- 不死鳥の如く・今」(1982年) - 清水
    • 西部警察 PART-II
      • 第1話「大門軍団・激闘再び」(1982年) - 立花の仲間
      • 第20話「明日への挑戦」(1982年) - 今井朝吉
      • 第30話「別離(わかれ)のラストフライト」(1983年) - 元・情報屋
    • 西部警察 PART-III 第12話「二人だけの戦争」(1983年) - 梅沢三郎
  • そば屋梅吉捕物帳 第15話「遠山桜を狙う奴」(1980年、12ch / 国際放映) - 仙波陣十郎
  • 非情のライセンス 第3シリーズ 第10話「兇悪の標的・ガラスの女」(1980年、ANB / 東映) - 杉山
  • 旅がらす事件帖 第20話「激突! 恐怖の阿修羅太鼓」(1981年、KTV / 国際放映) - 茂助
  • 仮面ライダースーパー1 第23話「不死身の帝王テラーマクロの正体は?」 - 第47話「黄金の雨! 幽霊博士最後のワナ!!」(1981年、MBS / 東映) - 幽霊博士[2][4]
  • プロハンター 第24話「ロンリー・ハート」(1981年、NTV / セントラル・アーツ
  • 大戦隊ゴーグルファイブ 第9話「地獄のキノコ村」(1982年、ANB / 東映) - 御館様(離れ村の最高権力者)
  • 鬼平犯科帳 第3シリーズ 第18話「大川の隠居」(1982年、ANB / 東宝) - 弥助
  • 暴れ九庵 第4話「せつない女、ふたり」(1984年、KTV / 東宝) - 与六

脚注

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注釈

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  1. ^ タレント名鑑では東宝撮影所と本数契約を結んだと記載されており、1963年(昭和38年)の時点では俳協にも籍を残している[1]
  2. ^ 1986年版『出演者名簿』には名前と連絡先が掲載されている[9]
  3. ^ a b ノンクレジット。
  4. ^ 第18話はノンクレジット。

出典

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  1. ^ a b c d e f 『タレント名鑑NO2』芸能春秋社、1963年、51頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 東宝特撮映画全史 1983, p. 531, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  3. ^ a b ゴジラ大百科 1993, p. 122, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  4. ^ a b c d e モスラ映画大全 2011, p. 71, 「脇役俳優辞典25」
  5. ^ a b c d e f g h i 野村宏平、冬門稔弐「1月18日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、24頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  6. ^ 2024年令和6年)7月現在、存命であれば87歳。
  7. ^ 『出演者名簿』《昭和47年版》著作権資料協会、1971年、223頁。 
  8. ^ 『出演者名簿』《1981年版》著作権資料協会、1980年、222頁。 
  9. ^ 『出演者名簿』《1986年版》著作権資料協会、1986年、244頁。 
  10. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 67, 「『キングコング対ゴジラ』作品解説/俳優名鑑」
  11. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 103, 「『怪獣大戦争』作品解説/俳優名鑑」
  12. ^ a b c d e f 東宝特撮映画全史 1983, pp. 537–538, 「主要特撮作品配役リスト」

出典(リンク)

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参考文献

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外部リンク

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