鈴木榮作
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鈴木 榮作(すずき えいさく)は、明治・大正期日本の外交官。香港総領事や、シドニー総領事を務めた。
人物
[編集]靜岡県出身。1900年高等商業学校(現一橋大学)本科卒業[1][2]。1902年外交官領事官試験合格[1]、外交官補任官[3]。群山理事庁理事官[1]、ニューヨーク総領事代理などを経て[4]、1908年シンガポール領事[1]。1910年南京領事[5]。1912年待命領事(外務大臣官房記録課臨時勤務)[6]。1916年外務大臣官房会計課長心得兼務[7]。1917年香港総領事、高等官三等[8]。1921年シドニー総領事[9]。1925年依願退官[3]。
親族
[編集]妻のふみは室田義文貴族院議員の三女。外交官の古谷重綱は義兄[10]
栄典
[編集]- 1902年 従七位[1]
- 1915年 聖マウリッツィオ・ラザロ勲章第四等[11]
- 1916年 従五位[12]
- 1921年 正五位[13]
- 1923年 勲三等瑞宝章[14]
- 1925年 従四位[15]
- 1925年 正四位[3]
脚注
[編集]- ^ a b c d e 鈴木榮作 (第4版 [大正4(1915)年1月 の情報)]日本研究のための歴史情報『人事興信録』データベース
- ^ 東京商科大学一覧 昭和2年度
- ^ a b c 元大使館参事官鈴木栄作外一名特旨叙位ノ件
- ^ 加太 宏邦荷風の周縁世界編制 : 銀行時代の荷風をめぐって
- ^ 官報 1910年11月15日
- ^ 官報 1912年07月24日
- ^ 官報 1916年10月16日
- ^ 官報 1917年07月17日
- ^ 官報 1921年04月23日
- ^ 室田義文 (男性)人事興信録データベース第4版 [大正4(1915)年1月](名古屋大学大学院法学研究科)
- ^ 1915年12月14日
- ^ 大使館二等書記官鈴木栄作外一名叙位ノ件/海軍兵曹長宮村哲治
- ^ 総領事鈴木栄作外五名叙位ノ件
- ^ 逓信技師山本幸男外二百七十九名叙勲ノ件
- ^ 大使館参事官鈴木栄作叙位ノ件
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