浮田郷次
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浮田 郷次(うきた ごうじ)は、戦前日本の外交官。シンガポール総領事や、宮内省閑院宮付式部官を務めた。浮田和民の甥。
人物
[編集]熊本藩士浮田眞郷の二男として熊本市で生まれる[1]。浮田和民の甥にあたる[2]。1889年から高等商業学校(現一橋大学)で学び[1][3]、1894年に第一回書記生登用試験に合格し[4]、外務省書記生となった[1]。在上海総領事代理[5]、在バタビヤ領事[6]、在バンクーバー領事[7]、在シンガポール総領事[8]、宮内省閑院宮付式部官を経て、1934年に退官後、外務省嘱託、日本学術振興会嘱託[1]。
栄典
[編集]回顧録
[編集]- 『伯爵林董伝』(1938年(初稿)、未刊行)
脚注
[編集]- ^ a b c d 大衆人事録 昭和15年改訂13版
- ^ 浮田 郷次 徳富蘇峰記念館
- ^ 高商二八同級会四十季記念録如水会内二八同級会 昭和11
- ^ 海外移住 10(5) 雑誌 移民問題研究会 [編] (移民問題研究会, 1937-10)
- ^ 2.上海/3 明治44年8月16日から大正4年12月13日
- ^ 5 日支関係ニ関スル郭春秧上申書送付ノ件
- ^ 新嘉坡駐在領事山崎平吉、晩香坡駐在領事浮田郷次ヘ御委任状御下付ノ件
- ^ 3 大正6年3月12日から大正15年8月5日
- ^ 領事鈴木陽之助外三十九名叙位ノ件
- ^ 鉄道院理事長尾半平外二十六名外国勲章記章受領及佩用ノ件1
- ^ 外務省報第八十四号(大正十四年六月一日)/叙位及叙勲