篠田研次
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篠田 研次(しのだ けんじ、1953年〈昭和28年〉9月27日[1] - )は、日本の外交官。外務省国際情報統括官を経て、2016年(平成28年)から駐シンガポール特命全権大使を務めた。
人物・経歴
[編集]名古屋市出身。1976年(昭和51年)京都大学法学部を卒業して、外務省に入省する。1979年(昭和54年)アメリカハーバード大学大学院を修了。
- 1982年(昭和57年) 欧亜局ソビエト連邦課課長補佐
- 1984年(昭和59年) アジア局北東アジア課課長補佐
- 1986年(昭和61年) 条約局条約課首席事務官
- 1990年(平成2年) 在アメリカ合衆国日本国大使館参事官
- 1993年(平成5年) 在ロシア日本国大使館参事官
- 1995年(平成7年) 中近東アフリカ局中近東第二課長
- 1996年(平成8年) 欧亜局ロシア課長
- 1999年(平成11年) 在ロシア日本国大使館公使
- 2002年(平成14年) 条約局審議官
- 2003年(平成15年) 欧州局審議官
- 2005年(平成17年) 総括審議官
- 2006年(平成18年)9月 シカゴ総領事
- 2008年(平成20年)4月 在米国大使館公使
- 2010年(平成22年) 国際情報統括官[2]
- 2012年(平成24年) 駐フィンランド特命全権大使
- 2016年(平成28年) 駐シンガポール特命全権大使[3]
- 2018年(平成30年) 日本シンガポール協会顧問[4]
- 2021年(令和3年)霞関会理事長[5]
同期
[編集]- 齋木昭隆(13年外務事務次官・12年外務審議官(政務)・11年駐印大使・08年外務省アジア大洋州局長)
- 鶴岡公二(13年内閣官房審議官兼TPP政府対策本部首席交渉官・12年外務審議官(経済)・10年外務省総合外交政策局長)
- 兒玉和夫(13年OECD大使・外務省研修所長・10年国連大使(次席)・08年外務報道官)
- 木寺昌人(12年駐中国大使・内閣官房副長官補)
- 國方俊男(13年北極担当大使・11年駐チェコ大使)
- 小菅淳一(11年駐ヨルダン大使・06年駐アフガニスタン大使)
- 高田稔久(13年沖縄担当大使・駐ケニア兼ソマリア兼エリトリア兼セーシェル兼ブルンジ大使・10年駐ケニア大使)
- 福川正浩(11年駐ペルー大使)
- 田尻和宏(13年駐パラオ大使)
- 高橋邦夫(11年駐ネパール大使・09年駐スリランカ兼モルディブ大使)
- 久枝譲治(11年駐オマーン大使)
- 加茂佳彦(12年駐アラブ首長国連邦大使)
- 西宮伸一(12年中国大使・10年外務審議官(経済))
- 大塚聖一(12年駐レバノン大使)
- 高瀬康夫(12年駐ジャマイカ兼ベリーズ兼バハマ大使・09年駐トンガ大使)
- 渡部和男(12年駐コロンビア大使・11年科学技術協力担当大使・08年駐パラグアイ大使)
- 小泉崇(12年駐ブルガリア大使)
- 東博史(13年駐ポルトガル大使・10年駐モーリタニア大使)
- 長内敬(09年駐ラトビア大使)
- 今井治(13年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当兼安保理非常任理事国選挙及び安保理改革(中南米諸国)担当大使・12年国際テロ対策・組織犯罪対策協力兼サイバー政策担当大使・09年駐エクアドル大使)
- 細谷龍平(13年駐マダガスカル大使)
- 山本啓司(12年駐ルーマニア大使・11年査察担当大使・駐カメルーン大使)
- 塚原大貮(12年駐ベナン大使)
- 川上公一(12年外交記録公開担当大使・09年駐レバノン大使)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2017年版』(読売新聞東京本社、2017年)p.224
- ^ 在シカゴ日本国総領事館 篠田研次 総領事 (Kenji Shinoda)”. Odekake.US. 2011年4月10日閲覧。 “
- ^ 「シンガポール大使に篠田氏」日本経済新聞2016/2/16
- ^ [1]外務省
- ^ 理事長挨拶 – 一般社団法人 霞関会
- ^ 『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(佐藤優、新潮社、2005年)160頁
外部リンク
[編集]- バレンツ地域協力:北極を巡る日本・北欧協力 - 2019年9月17日
- シンガポール在勤を終えて思うこと - 2019年3月28日
- 篠田研次総領事-US新聞ドットコム(シカゴ観光&生活情報US新聞ドットコムホームページ内) - 2007年1月31日
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