髙田稔久
表示
(高田稔久から転送)
髙田 稔久(たかた としひさ、1954年(昭和29年)1月8日 - 、70歳)は、日本の外交官。国際平和協力本部事務局長や沖縄担当特命全権大使を経て、駐ニュージランド特命全権大使。2018年10月退官。
経歴・人物
[編集]福岡県出身。東京教育大学附属駒場高等学校(現:筑波大学附属駒場高等学校)を経て、東京大学法学部在学中の1975年(昭和50年)に外務公務員採用上級試験に合格した。1976年(昭和51年)東大卒業後、外務省に入省。英語研修を受けた。
在タイ日本大使館公使、アジア大洋州局審議官、経産省通商政策局審議官、2008年(平成20年)7月から国際平和協力本部事務局長。2010年(平成22年)11月からケニア駐箚特命全権大使。2013年(平成25年)1月15日兼駐ソマリア特命全権大使および兼駐エリトリア、駐セーシェル、駐ブルンジ特命全権大使[1]。2013年8月から沖縄担当特命全権大使。2015年(平成27年)5月12日からニュージーランド駐箚特命全権大使および兼クック諸島駐箚特命全権大使、サモア駐箚特命全権大使[2]。2016年(平成28年)6月21日、兼ニウエ駐箚特命全権大使[3]。2018年10月退官。
2018年10月外務省参与(太平洋島嶼国地域担当大使)。
2019年(平成31年)2月電気事業連合会顧問(非常勤)[4]。
2019年(令和元年)6月王子ホールディングス社外取締役。
同期
[編集]- 齋木昭隆(13年外務事務次官・12年外務審議官(政務)・11年駐印大使・08年外務省アジア大洋州局長)
- 鶴岡公二(13年内閣官房審議官兼TPP政府対策本部首席交渉官・12年外務審議官(経済)・10年外務省総合外交政策局長)
- 兒玉和夫(13年OECD大使・外務省研修所長・10年国連大使(次席)・08年外務報道官)
- 木寺昌人(12年駐中国大使・内閣官房副長官補)
- 國方俊男(13年北極担当大使・11年駐チェコ大使)
- 小菅淳一(11年駐ヨルダン大使・06年駐アフガニスタン大使)
- 福川正浩(11年駐ペルー大使)
- 田尻和宏(13年駐パラオ大使)
- 篠田研次(12年駐フィンランド大使)
- 高橋邦夫(11年駐ネパール大使・09年駐スリランカ兼モルディブ大使)
- 久枝譲治(11年駐オマーン大使)
- 加茂佳彦(12年駐アラブ首長国連邦大使)
- 西宮伸一(12年中国大使・10年外務審議官(経済))
- 大塚聖一(12年駐レバノン大使)
- 髙瀬康夫(12年駐ジャマイカ兼ベリーズ兼バハマ大使・09年駐トンガ大使)
- 渡部和男(12年駐コロンビア大使・11年科学技術協力担当大使・08年駐パラグアイ大使)
- 小泉崇(12年駐ブルガリア大使)
- 東博史(13年駐ポルトガル大使・10年駐モーリタニア大使)
- 長内敬(09年駐ラトビア大使)
- 今井治(13年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当兼安保理非常任理事国選挙及び安保理改革(中南米諸国)担当大使・12年国際テロ対策・組織犯罪対策協力兼サイバー政策担当大使・09年駐エクアドル大使)
- 細谷龍平(13年駐マダガスカル大使)
- 山本啓司(12年駐ルーマニア大使・11年査察担当大使・駐カメルーン大使)
- 塚原大貮(12年駐ベナン大使)
- 川上公一(12年外交記録公開担当大使・09年駐レバノン大使)
脚注
[編集]- ^ “閣議決定、ベトナムには谷崎欧州局長が大使就任”. 起きてから寝るまでベトナム. 2011年4月2日閲覧。
- ^ “ニュージーランド大使に高田氏”. 日本経済新聞. (2015年5月12日) 2024年1月1日閲覧。
- ^ <外務省人事>高田NZ大使、ニウエ大使を兼任 - NNA ASIA・オーストラリア・社会・事件
- ^ [1]外務省
外部リンク
[編集]- 在ニュージーランド日本国大使館(在ニュージーランド日本国大使館ホームページ内、大使挨拶)
- 在ニュージーランド日本国大使館(在ニュージーランド日本国大使館ホームページ内、大使略歴)