細谷龍平
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細谷 龍平(ほそや りゅうへい)は、日本の外交官、国際公務員。2010年からユネスコ事務局官房長。2013年(平成25年)からマダガスカル駐箚特命全権大使。2016年(平成28年)から福井大学国際地域学部教授。日本ユネスコ国内委員会委員。2018年(平成30年)から公益財団法人日下部・グリフィス学術・文化交流基金理事長。
経歴・人物
[編集]大阪府出身。東京教育大学附属駒場高等学校(現:筑波大学附属駒場高等学校)を経て、1976年(昭和51年)東京大学教養学部を卒業し、外務省に入省する。オックスフォード大学に留学、卒業。経済協力開発機構 (OECD) 事務局勤務、外務省経済局国際経済第二課長、世界平和研究所主任研究員、駐カナダ公使、駐ケニア公使(ウガンダ、セーシェル、ソマリア、ブルンジおよびルワンダを兼轄)、在ユネスコ代表部公使、国際大学GLOCOMフェロー、アジア歴史資料センター次長、2008年(平成20年)8月駐仏公使、2010年(平成22年)6月ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)事務局勤務(事務局長官房長)を経て、2013年(平成25年)1月からマダガスカル駐箚特命全権大使[1]。同年3月からコモロ、4月からモーリシャスを兼轄[2]。2016年(平成28年)4月から福井大学国際地域学部教授[3]。12月から日本ユネスコ国内委員会委員。
同期
[編集]- 齋木昭隆(13年外務事務次官・12年外務審議官(政務)・11年駐印大使・08年外務省アジア大洋州局長)
- 鶴岡公二(13年内閣官房審議官兼TPP政府対策本部首席交渉官・12年外務審議官(経済)・10年外務省総合外交政策局長)
- 兒玉和夫(13年OECD大使・外務省研修所長・10年国連大使(次席)・08年外務報道官)
- 木寺昌人(12年駐中国大使・内閣官房副長官補)
- 國方俊男(13年北極担当大使・11年駐チェコ大使)
- 小菅淳一(11年駐ヨルダン大使・06年駐アフガニスタン大使)
- 高田稔久(13年沖縄担当大使・駐ケニア兼ソマリア兼エリトリア兼セーシェル兼ブルンジ大使・10年駐ケニア大使)
- 福川正浩(11年駐ペルー大使)
- 田尻和宏(13年駐パラオ大使)
- 篠田研次(12年駐フィンランド大使)
- 高橋邦夫(11年駐ネパール大使・09年駐スリランカ兼モルディブ大使)
- 久枝譲治(11年駐オマーン大使)
- 加茂佳彦(12年駐アラブ首長国連邦大使)
- 西宮伸一(12年中国大使・10年外務審議官(経済))
- 大塚聖一(12年駐レバノン大使)
- 髙瀬康夫(12年駐ジャマイカ兼ベリーズ兼バハマ大使・09年駐トンガ大使)
- 渡部和男(12年駐コロンビア大使・11年科学技術協力担当大使・08年駐パラグアイ大使)
- 小泉崇(12年駐ブルガリア大使)
- 東博史(13年駐ポルトガル大使・10年駐モーリタニア大使)
- 長内敬(09年駐ラトビア大使)
- 今井治(13年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当兼安保理非常任理事国選挙及び安保理改革(中南米諸国)担当大使・12年国際テロ対策・組織犯罪対策協力兼サイバー政策担当大使・09年駐エクアドル大使)
- 山本啓司(12年駐ルーマニア大使・11年査察担当大使・駐カメルーン大使)
- 塚原大貮(12年駐ベナン大使)
- 川上公一(12年外交記録公開担当大使・09年駐レバノン大使)
脚注
[編集]- ^ “国連次席大使に梅本氏 政府決定 細谷 龍平氏(ほそや・りゅうへい=マダガスカル大使)”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2013年1月15日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ 「【人事】外務省(2013年4月16日)」
- ^ 「平成28年4月新設「国際地域学部」の新任 細谷龍平教授による記者会見を開催しました」福井大学