門馬敬治
創志学園高等学校硬式野球部 監督 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
生年月日 | 1969年12月18日(55歳) |
選手情報 | |
ポジション | 内野手 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
監督・コーチ歴 | |
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この表について
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門馬 敬治(もんま けいじ、1969年12月18日 - )は、神奈川県横浜市出身の日本の高校野球指導者。高校社会科教諭。
経歴
[編集]東海大相模中学校を経て、東海大相模高校に進学。3年時には主将を務め、夏の選手権神奈川大会決勝まで勝ち進むが横浜商に2-4で敗れ甲子園出場はならなかった。その後、東海大学に進学。しかし、けがのためマネージャーに転向。当時の原貢監督の運転手などを務める。
大学卒業後は東海大、東海大相模高校でコーチを務め、1999年に29歳で東海大相模高校の野球部監督に就任。2000年春[1]、2011年春、2015年夏、2021年春には甲子園大会で同校を優勝に導いている。
2021年春の選抜大会では選抜大会史上初の親子鷹(監督が父、選手が子)での優勝を成し遂げる[2]。これは門馬の恩師でもあり、親子鷹で甲子園を沸かせた原貢・辰徳親子においても成し得なかった偉業である。この大会では主将が大会途中で入院したため、次男が主将代行を務めた[2]。
その後の春の神奈川県大会も制し、県内においては41連勝中だった[3]。
だが、「体調面に不安がある」として2021年7月1日に夏の大会をもって監督退任を決断した事が報道された[3] [4]。しかしながら新型コロナウイルス感染症拡大による登録メンバー17人の陽性が明らかになった[5]。県大会で辞退となり、対戦予定であった7月24日の準々決勝の対藤沢翔陵高校戦は不戦敗となり、春夏連覇が潰える事となった[5]。実質的に公式戦最後の指揮は7月22日にバッティングパレス相石スタジアムひらつかで開催された神奈川県大会5回戦の対藤嶺学園藤沢高校戦となった[6]。
後任監督の候補としては東海大相模OBの元プロ野球選手で、系列校の東海大静岡翔洋高校の野球部監督を務めていた原俊介の名前が上がり[3]、9月1日付で後任監督に就任した。同年9月30日付で同校を退職[7]。
2022年夏の大会をもって岡山県の創志学園高等学校硬式野球部監督の長沢宏行が退任するため、後任監督として門馬を招聘する方針であることが同年4月29日に報道された[8][9]。その後5月24日に同校から監督就任の発表が行われ、8月10日から新チーム発足に合わせて合流した[10]。
甲子園での成績
[編集]人物
[編集]門馬には二男一女の子供がいるが、いずれも東海大相模高校に選手[12][13][14]、マネージャーとして所属していた[12][13]。長男の門馬大は東海大相模、東海大学で選手としてプレーし[13]、2021年度には東海大学で主将に就任している[15]。大学卒業後は社会人野球のテイ・エス テック硬式野球部で野球を続けている[16]。長女は東海大相模野球部にマネージャーとして所属していた。次男の門馬功は2021年春の選抜大会で主将代行を務め優勝に貢献した。高校卒業後は父や兄もプレーした首都大学野球連盟で東海大学のライバル校でもある、日本体育大学に進学[17]。
1969年度生まれの同級生である大阪桐蔭高校硬式野球部監督の西谷浩一とは仲が良く、東海大相模高監督時代から定期的に練習試合を行っている。
主な教え子
[編集]- 筑川利希也
- 山本淳
- 原拓也
- 小林敦
- 岩﨑恭平
- 市川友也
- 田中大二郎
- 菅野智之
- 田中広輔
- 大田泰示
- 角一晃
- 角晃多
- 一二三慎太
- 菅野剛士
- 大城卓三
- 田中俊太
- 渡辺勝
- 友永翔太
- 小笠原慎之介
- 吉田凌
- 豊田寛
- 森下翔太
- 遠藤成
- 山村崇嘉
- 西川僚祐
- 石田隼都
- 吉田幸央(中退)
脚注
[編集]- ^ “指導者が6名も!門馬監督の就任2年目で選抜Vを達成した2000年の東海大相模ナインのその後”. 高校野球ドットコム. 2020年11月17日閲覧。
- ^ a b “センバツ初の"親子鷹V"東海大相模・門馬監督「優勝旗を息子が…」、次男・功「お父さんを日本一にした」”. 東京中日スポーツ. 2021年7月4日閲覧。
- ^ a b c “東海大相模・門馬監督退任 体調面不安で今夏限り 後任は元巨人・原俊介氏有力”. スポニチ. 2021年7月4日閲覧。
- ^ “門馬監督が東海大相模を去る「本当の理由」 センバツV校が17人集団感染で無念の出場辞退”
- ^ a b “センバツ優勝 東海大相模 メンバー17人コロナ感染で出場辞退”. NHK. 2021年7月28日閲覧。
- ^ “東海大相模 完封リレー8強入りも門馬監督「相模の野球じゃない」”. デイリー. 2021年7月28日閲覧。
- ^ “コロナ下で勇退 東海大相模前監督・門馬敬治さんの「もう一回」”. 毎日新聞. (2021年10月20日) 2021年10月21日閲覧。
- ^ “創志学園が新監督に門馬氏を招へいする方針 東海大相模で春夏通じて甲子園V4の名将”. デイリー. (2022年4月29日) 2022年4月29日閲覧。
- ^ “創志学園 新監督に東海大相模前監督の門馬氏招へい 長沢監督は今夏限りで退任”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2022年4月30日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “門馬敬治氏、創志学園監督就任へ「もう一度チャレンジ」東海大相模で春夏4度の甲子園制覇/全文”. 日刊スポーツ. (2022年5月24日) 2022年5月24日閲覧。
- ^ a b 内1回は中止になった2020年の第92回選抜高等学校野球大会を含む
- ^ a b “監督と選手そして親子、幸せな2年半/君の夏は。”. 日刊スポーツ. 2020年11月17日閲覧。
- ^ a b c “高校野球神奈川大会東海大相模・門馬3きょうだいも歓喜「今度こそ日本一を」”. 神奈川新聞. 2020年11月17日閲覧。
- ^ “東海大相模・門馬監督の次男・功は代打で遊ゴロ”. 日刊スポーツ. 2020年11月17日閲覧。
- ^ “門馬監督の長男・大が東海大の主将に!東海大相模出身から4年連続で主将に!”. 高校野球ドットコム. 2021年7月4日閲覧。
- ^ “「絶対大丈夫」母の言葉胸に 東海大野球部前主将、乗り越えた試練”. 毎日新聞. (2022年3月17日) 2022年4月29日閲覧。
- ^ “大学野球・日体大推薦入試で東海大相模・門馬外野手らが合格”. サンスポ. (2021年12月2日) 2022年4月29日閲覧。