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山村崇嘉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山村 崇嘉
埼玉西武ライオンズ #32
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都世田谷区
生年月日 (2002-09-28) 2002年9月28日(22歳)
身長
体重
183 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手
プロ入り 2020年 ドラフト3位
初出場 2023年3月31日
年俸 800万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

山村 崇嘉(やまむら たかよし、2002年9月28日 - )は、東京都世田谷区出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。埼玉西武ライオンズ所属。

経歴

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プロ入り前

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小学校で野球を始めると、中学では東海大学付属相模高等学校中等部に進学、武蔵府中リトルシニアでプレーした。

武蔵府中シニア3年時にはU-15日本代表に選出された経験も持つ[2]。その時のチームメイトには西武で同期入団となる仲三河優太がいた[3]

東海大学付属相模高等学校に進学し、1年夏からベンチ入りすると1年秋から4番・一塁手としてレギュラーに定着した。2年夏には第101回全国高等学校野球選手権大会に出場するもチームは3回戦で藤田健斗元謙太を擁する岐阜県中京学院大学付属中京高等学校に敗退する[4]。2年秋は主将、一塁手のレギュラーとして秋季関東地区高等学校野球大会ベスト4に進出し、翌春の選抜高等学校野球大会の出場を決定させるも、新型コロナウイルス感染症により大会が中止となる。 同年夏に行われた代替の2020年甲子園高校野球交流試合では大阪桐蔭高等学校と対戦し2-4で敗れるも、同時に行われていた県の独自大会では優勝した[5]。高校の同学年には西川僚祐[6]、1学年先輩には遠藤成がいる。

2020年10月26日に行われたドラフト会議において埼玉西武ライオンズから3位指名を受け、11月16日に契約金5000万円、年俸700万円で仮契約を結んだ[7]背番号32

西武時代

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2021年は、イースタン・リーグ開幕戦に「3番・遊撃手」で先発出場。遊撃を中心に二塁と三塁も守り、高卒新人ながら春先から実戦経験を多く積むと、出場を辞退した綱島龍生に代わってフレッシュオールスターゲームの出場選手に選出された[8]。オールスターでは8番・三塁手で先発出場し、2打数無安打だった。二軍で85試合に出場し、6本塁打を記録。

2022年10月2日ジャイアンツ球場にて

2022年は、20歳未満で飲酒・喫煙を行っていたことが判明し、3月10日から4月2日まで謹慎処分が下されていたことが判明した[9][10]。二軍で60試合に出場し、打率.297を記録した。

2023年は、オープン戦好調で[11]、自身初の開幕一軍をつかむ[12]。正遊撃手である源田壮亮が負傷していたこともあって、3月31日のオリックス・バファローズとの開幕戦に、「7番・遊撃手」として先発出場し、一軍初出場を果たした[13]。10月2日の千葉ロッテマリーンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で初安打初本塁打を記録した[14]。翌10月3日のロッテ戦でも2試合連続で本塁打を記録した[15]

2024年4月16日のロッテ戦では3ラン本塁打を記録していたが[16]、4月20日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で右太腿裏を負傷[17]。4月21日に「右太もも裏肉離れ」により出場選手登録を抹消され[18]、6月25日に再登録された[19]。その後、4番として試合に出続けていたが、9月3日に渡部健人との入れ替えで登録抹消された。

選手としての特徴

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高校時代には通算49本塁打を記録した[20]

遊撃手として評価が高く、「左の坂本勇人」とも評されることもある[21]

人物

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小学校2年生から元プロ野球選手の大久保博元が主催する野球教室「デーブベースボールアカデミー」に通っていた[7]

身長183cm、体重86kgと大柄な体格で、入団会見では「顔が丸いことから『アンパンマン』と呼んでください」と発言している[22][23]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2023 西武 4 15 14 3 4 0 0 2 10 3 0 0 0 0 1 0 0 5 0 .286 .333 .714 1.048
通算:1年 4 15 14 3 4 0 0 2 10 3 0 0 0 0 1 0 0 5 0 .286 .333 .714 1.048
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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一塁 二塁 三塁 遊撃
















































2023 西武 1 1 0 0 0 1.000 1 3 0 0 0 1.000 2 1 1 0 0 1.000 2 8 6 0 3 1.000
通算 1 1 0 0 0 1.000 1 3 0 0 0 1.000 2 1 1 0 0 1.000 2 8 6 0 3 1.000
  • 2023年度シーズン終了時

記録

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初記録

背番号

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  • 32(2021年 - )

登場曲

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脚注

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  1. ^ 西武 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2023年11月18日閲覧
  2. ^ 山村 崇嘉|侍ジャパン選手プロフィール」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』。2021年10月21日閲覧
  3. ^ 仲三河優太は大阪桐蔭でロッテ藤原や中日根尾の2年後輩」『Full-Count』2021年11月13日。2023年7月19日閲覧
  4. ^ 中京学院大中京vs東海大相模」『高校野球ドットコム』2019年8月16日。2022年1月4日閲覧
  5. ^ 東海大相模、4季連続で神奈川V 相洋を相手に逆転勝利」『朝日新聞』2020年8月23日。2021年10月21日閲覧
  6. ^ 東海大相模から西武3位山村、ロッテ5位西川が指名」『日刊スポーツ』2020年10月26日。2021年10月21日閲覧
  7. ^ a b 西武“黄金の法則”3位山村が契約「将来は3冠王」」『日刊スポーツ』2020年11月16日。2021年10月21日閲覧
  8. ^ 西武山村崇嘉がフレッシュ球宴に出場決定 綱島龍生が腰椎椎間板症で辞退」『日刊スポーツ』2021年7月13日。2021年7月13日閲覧
  9. ^ 西武ライオンズ 19歳の長谷川信哉、山村崇嘉の2選手を飲酒、喫煙、ネットナンパで処分」『文春オンライン』2022年4月6日、1頁。2024年6月26日閲覧
  10. ^ 西武ライオンズ 19歳の長谷川信哉、山村崇嘉の2選手を飲酒、喫煙、ネットナンパで処分」『文春オンライン』2022年4月6日、2頁。2024年6月26日閲覧
  11. ^ 西武・山村 対外試合9試合目でチーム1号 松井監督「非常にいいアピール」」『Sponichi Annex』2023年3月10日。2023年4月2日閲覧
  12. ^ 【西武】山村崇嘉が初の開幕1軍「いつも通りできればいい」」『スポーツ報知』2023年3月30日。2023年4月2日閲覧
  13. ^ 【西武】3年目の山村崇嘉が7番・遊撃で先発」『スポーツ報知』2023年3月31日。2023年4月2日閲覧
  14. ^ 【西武】高卒3年目の山村崇嘉がプロ初安打&プロ1号…松井稼頭央監督「大きな第一歩」」『スポーツ報知』2023年10月2日。2024年7月13日閲覧
  15. ^ 【西武】山村崇嘉が2夜連続の2号2ラン「手応えバッチリでした」」『スポーツ報知』2023年10月3日。2024年7月13日閲覧
  16. ^ 【西武】山村崇嘉、年またぎで“ZOZOマリン3戦連発”の3ランも延長11回サヨナラ負け」『日刊スポーツ』2024年4月16日。2024年7月13日閲覧
  17. ^ 西武 期待の4年目・山村崇嘉が右太腿裏負傷で途中交代」『Sponichi Annex』2024年4月20日。2024年7月11日閲覧
  18. ^ 【西武】古賀悠斗は脳しんとう、山村崇嘉は右太もも裏肉離れで出場選手登録抹消」『スポーツ報知』2024年4月21日。2024年7月11日閲覧
  19. ^ 西武が外崎修汰、牧野翔矢、山村崇嘉を登録」『西スポWEB OTTO!』2024年6月25日。2024年7月13日閲覧
  20. ^ 西武 出世のドラ3・山村 浅村、秋山、源田に続け!「目標は3冠王」」『スポーツニッポン』2020年11月17日。2021年2月20日閲覧
  21. ^ 打っても守っても“超”がつく一流。東海大相模・山村崇嘉は坂本勇人だ。」『Number Web』2020年8月26日。2021年10月21日閲覧
  22. ^ 文化放送ライオンズナイターの投稿
  23. ^ 西武・山村 対外試合9試合目でチーム1号 松井監督「非常にいいアピール」」『スポーツニッポン』2023年3月10日。2024年7月12日閲覧
  24. ^ a b 「最高すぎんか」「実質勝ちだろ〜」西武の高卒3年目期待のスラッガーがプロ初安打&初本塁打にファン歓喜」『西スポWeb OTTO』2023年10月2日。2023年10月2日閲覧

関連項目

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外部リンク

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