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青春家族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
連続テレビ小説 > 青春家族
青春家族
ジャンル テレビドラマ
井沢満
演出 宮沢俊樹
原嶋邦明
末松緑朗
出演者 清水美砂
いしだあゆみ
陣内孝則
加藤雅也
稲垣吾郎
所ジョージ
逸見政孝
相原勇
楠トシエ
橋爪功
ナレーター 杉浦圭子
オープニング 作曲:羽田健太郎
時代設定 現代
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1989年4月3日 - 9月30日
放送時間月曜日 - 土曜日 8:15 - 8:30
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数156
番組年表
前作純ちゃんの応援歌
次作和っこの金メダル
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青春家族』(せいしゅんかぞく)は、1989年平成元年)4月3日から9月30日まで放送されたNHK連続テレビ小説第42作[1]。連続テレビ小説における平成最初の作品[注 1][3]。全156回[4]

概要

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主演は清水美砂いしだあゆみによる、ダブルヒロインで、『まんさくの花』以来8年ぶりの現代劇となり[5]、ヒロインの成長物語が多かった中、この2人を中心に、ひとつの「家族」がさまざまな問題に直面しながら葛藤する、まさに「青春まっただ中」の家族模様を明るく描いた作品となった[6]

麻子役のいしだはダブルヒロインながらも、当時の朝ドラ最年長となる41歳でヒロイン役を務めた[7]2006年藤山直美2021年深津絵里が最年長記録を更新)。また、この頃結成されたばかりのSMAPのメンバー全員が本作のオーディションを受け、当時15歳の稲垣吾郎が合格してレギュラー出演し[7]逸見政孝俳優として出演した数少ない作品でもある[7][注 2][8]

太平洋戦争を挟んだ時期を舞台にした「女性の一代記」という路線がほぼ定着していたが、「現代」を舞台に「家族の1年」を描くという設定が話題を呼んだ[9])。また、静岡県が主な舞台になるのは1982年度上半期の『ハイカラさん』以来2度目となった[10]

初回視聴率は35.8%、平均視聴率は37.8%、最高視聴率は44.2%であった(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[11]

1994年10月3日から1995年4月8日までBS2アンコール放送された。

放送ライブラリーでは第1回が公開[12]

キャスト

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阿川咲
演 - 清水美砂
阿川麻子
演 - いしだあゆみ
咲の母
潮木史生
演 - 陣内孝則
咲の夫
阿川久司
演 - 橋爪功
咲の父
阿川大地
演 - 稲垣吾郎
咲の弟
阿川とら子
演 - 楠トシエ
咲の祖母
岩井一馬
演 - 高品格
岩井一之
演 - 逸見政孝
咲の伯父
岩井一歩
演 - 所ジョージ
咲の叔父
岩井久美
演 - 大多貴子
旗真弓
演 - 中村あずさ
三上鏡介
演 - 加藤昌也
麻子の部下。
井上数子
演 - 高田敏江
小出セツ
演 - 都築彰子
つくし
演 - 遥くらら
諸口かず江
演 - 白川和子
田渕えり
演 - 西川峰子
富永房子
演 - 室井滋
潮木麗子
演 - 根岸明美
潮木育子
演 - 西田ひかる
松永吾朗
演 - 園田裕久
久保栄
演 - 岡本麗
田口周
演 - 根本卓哉
五十嵐幸雄
演 - うえだ峻
佐藤明子
演 - 小高恵美
春夫
演 - 長倉大介
アシスタント
演 - 相原勇
福光誠子
演 - あき竹城
松村
演 - 平泉成

スタッフ

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その他

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脚注

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注釈

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  1. ^ 前作『純ちゃんの応援歌』の初回放送日は、1988年昭和63年)10月3日[2]
  2. ^ 逸見の出演を強く推したのは脚本担当の井沢であった。井沢は「日本にも、欧米並みにどこに出しても恥ずかしくないニュースキャスターが輩出してきた。その中の一人を起用することで、どれだけ話題性が出るか、どれだけドラマが光り輝くか」と主張し「誰が一番良いか」というスタッフの問いに逸見の名を挙げたという。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部 編『NHK年鑑'90』日本放送出版協会、1990年10月1日、134頁。 
  2. ^ 純ちゃんの応援歌 (1)〈新〉 ―連続テレビ小説―”. NHKクロニクル. NHK. 2022年11月20日閲覧。
  3. ^ 青春家族 (1)〈新〉 ―連続テレビ小説―”. NHKクロニクル. NHK. 2022年11月20日閲覧。
  4. ^ 第42作「青春家族」”. 朝ドラ100. NHK. 2024年6月30日閲覧。
  5. ^ ❹ Ⅲ期 42 作目『青春家族』から61 作目『あすか』まで” (PDF). メディア研究部. NHK放送文化研究所. p. 13 (2020年1月30日). 2024年5月12日閲覧。(「付表1 NHK 連続テレビ小説【作品一覧表】」の154頁の42)
  6. ^ 連続テレビ小説 青春家族 - NHK放送史
  7. ^ a b c 連続テレビ小説 青春家族 1989年”. いしだあゆみ特集. NHKアーカイブス. NHK. 2024年5月12日閲覧。
  8. ^ 三木治『天国へのメッセージ 逸見政孝―その出会いから別れまで』廣済堂出版、1994年、102頁。
  9. ^ 『朝ドラの55年〜全93作品完全保存版』NHK出版、2015年10月。ISBN 9784144072130 
  10. ^ 「ご当地マップを参照
  11. ^ NHK 連続テレビ小説と視聴者 −“朝ドラ”はどう見られているか −” (PDF). メディア研究部. NHK放送文化研究所. p. 146 (2020年1月30日). 2024年5月12日閲覧。(「付表1 NHK 連続テレビ小説【作品一覧表】」の154頁の42)
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m 放送ライブラリー program番号:177842
  13. ^ a b 朝ドラの55年〜全93作品完全保存版 2015年10月17日 ISBN 978-4144072130
  14. ^ 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部 編『NHK年鑑'90』日本放送出版協会、1990年10月1日、421 - 422頁。 

外部リンク

[編集]
NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
純ちゃんの応援歌
(1988年度下半期)
青春家族
(1989年度上半期)
和っこの金メダル
(1989年度下半期)
NHK BS2 連続テレビ小説・アンコール
おしん
(1993年度下半期 -
1994年度上半期)
青春家族
(1994年度下半期)
ひらり
(1995年度上半期)