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頭捻り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

頭捻り(ずぶねり)とは、相撲決まり手のひとつである。相手の胸に頭をつけ、相手の差手か肘を掴み、頭を軸に相手を捻り倒す技。非常に珍しい決まり手で、平成以降、幕内では1998年3月場所5日目(同年3月12日)で旭豊寺尾に勝った一番以来、長らく出ていなかったが2023年5月場所12日目(同年5月25日)で宇良翔猿にこの技で勝ち、約25年ぶりの幕内での決まり手となった[1]。同場所では3日前の9日目(5月22日)でも幕下の宮城が出羽ノ龍をこの決まり手で破っている[2]十両では2020年11月場所で翠富士常幸龍に対して決めている。十両でこの決まり手が記録されたのはこの時点では24年ぶりだった[3]

現役では前出の宇良、翠富士などに加え、2013年の7月場所で幕下力士の照強がこの決まり手で勝っており、蘇もこの決まり手を得意とし、毎場所のように決めている。弓取りでも馴染み深い聡ノ富士もこの技を得意とし、1場所で2度決めたことがある。また、幕下以下では、古市が得意としていた。

出典

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  1. ^ 25年ぶり「ずぶねり」が幕内で出た!宇良が珍手で翔猿から白星 - 日刊スポーツ 2023年5月25日
  2. ^ 幕下・宮城が「ずぶねり」の珍手で初白星 「体が反応した」軽量級元日本代表の業師が沸かせた - Sponichi Annex 2023年5月22日
  3. ^ 十両24年ぶりの珍手「ずぶねり」翠富士が決めた - スポーツ報知 2020年11月21日

関連項目

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