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高雄市 (省轄市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高雄市
台湾省省轄市

1945年 - 1979年
旗 紋章
市旗 市章
高雄市の位置
高雄市の位置
政庁所在地 塩埕区
歴史
 - 設置 1945年11月8日
 - 院轄市に昇格 1979年7月1日
面積
 - 1978年 114.1648km2
人口
 - 1978年 1,063,797 
     人口密度 9,318.1/km2
行政区画 10
現在 高雄市

高雄市(カオシュン/たかお-し)は、かつて中華民国台湾省に存在した省轄市(現:)。1945年昭和20年/民国34年)の台湾光復に伴い、高雄州高雄市が台湾省の省轄市に改編されて成立した。1976年(民国65年)に人口が100万人を超え[1]1979年(民国78年)に院轄市(現:直轄市)に昇格して台湾省から離脱した[2]

行政区画

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1945年の台湾光復後、高雄市の下に存在した33のは19区に再編され、日本統治時代に高雄市の管轄区域となっていた南沙諸島広東省1949年以降は海南特別行政区)に移管された。1946年(民国35年)には10区に再編され、同年末には新興区連雅区前金区前鎮区の境界調整が行われた。1952年、連雅区が苓雅区に改称された[3][4]

区名 面積(平方キロメートル)
楠梓区 25.8276
左営区 19.3888
鼓山区 14.7458
三民区 19.7866
塩埕区 1.4161
前金区 1.8573
新興区
1.9764
苓雅区 8.1522
前鎮区 19.1309
旗津区 1.4639
合計 113.7354

院轄市への昇格

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院轄市昇格後の高雄市の行政区画

1978年(民国67年)末、高雄市政府中国語版台湾省政府に対し、院轄市への昇格後の市域拡大案として甲案と乙案を提案したが、高雄市改治籌画小組による審議の結果、高雄県への影響を最小限にとどめるため、内政部による案が採用された。

甲案

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高雄県のニ仁渓中国語版以南・高屏渓以西(鳳山市林園郷小港郷大寮郷鳥松郷大樹郷仁武郷大社郷橋頭郷梓官郷弥陀郷路竹郷燕巣郷永安郷田寮郷阿蓮郷湖内郷茄萣郷岡山鎮)を編入する[5]

乙案

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橋頭郷、仁武郷、大社郷・林園郷・小港郷・大寮郷・鳥松郷・鳳山市五甲地区を編入する[5]

内政部方案

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小港郷を編入する[5]

歴代市長

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地方自治実施前

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氏名 写真 所属政党 在任期間
1 連謀 中国国民党 1945年11月8日 - 1946年5月23日
2 黄仲図 中国国民党 1946年5月23日 - 1947年8月2日
3 黄強 中国国民党 1947年8月2日 - 1949年5月1日
4 劉翔 無所属 1949年5月1日 - 1950年8月2日

地方自治実施後

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氏名 写真 所属政党 在任期間
1 1 謝掙強 中国国民党 1951年5月1日 - 1954年6月2日
2 1954年6月2日 1957年6月2日
2 3 陳武璋 中国国民党 1957年6月2日 - 1960年6月2日
3 4 陳啓川 中国国民党 1960年6月2日 - 1964年6月2日
5 1964年6月2日 - 1968年6月2日
4 6 楊金虎 中国民主社会党 1968年6月2日 - 1973年2月1日
5 7 王玉雲 中国国民党 1973年2月1日 - 1977年12月20日
8 1977年12月20日 - 1979年7月1日

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ “高雄市人口突破一百萬人, 高雄市長王玉雲抱著剛出生的第一百萬名幸運市民柳仁輝” (中国語). 國家文化資料庫 (文化部) 3494: 1. (1979-04-04). オリジナルの2024-08-03時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20240803093331/https://nrch.culture.tw/view.aspx?keyword=%E8%A8%98%E6%86%B6%E5%BA%AB&s=2312812&id=0000812608&proj=MOC_IMD_001 2024年8月3日閲覧。. 
  2. ^ “總統令” (中国語). 總統府公報 (中華民國總統府) 3494: 1. (1979-04-04). オリジナルの2021-03-15時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210315212503/https://twinfo.ncl.edu.tw/tiqry/hypage.cgi?HYPAGE=search%2Fmerge_pdf.hpg&dtd_id=1&sysid=E0979963&jid=79007133&type=g&vol=68040400&page=%E9%A0%811 2022年7月16日閲覧。. 
  3. ^ 臺灣建制市的市轄區變遷” (中国語). 聯邦的誕生. 2024年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月31日閲覧。
  4. ^ 高雄市政府 (1990). “〈民政志〉第一篇〈一般行政〉第三章〈光復後之行政設施〉”. 重修高雄市志 
  5. ^ a b c 洪招祥 等 (1994). “卷二〈政事志〉〈行政自治選舉篇〉” (中国語). 續修高雄市志