鳥越村
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とりごえむら 鳥越村 | |||||
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廃止日 | 2005年2月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 松任市・美川町・鶴来町・河内村・吉野谷村・鳥越村・尾口村・白峰村→白山市 | ||||
現在の自治体 | 白山市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(北陸地方) | ||||
都道府県 | 石川県 | ||||
郡 | 石川郡 | ||||
市町村コード | 17347-9 | ||||
面積 | 74.15 km2 | ||||
総人口 |
3,059人 (推計人口、2005年2月1日) | ||||
隣接自治体 | 小松市・鶴来町・河内村・吉野谷村・尾口村 | ||||
村の木 | 杉 | ||||
村の花 | ササユリ | ||||
鳥越村役場 | |||||
所在地 |
〒920-2393 石川県石川郡鳥越村別宮ロ170番地 | ||||
座標 | 北緯36度21分31秒 東経136度36分15秒 / 北緯36.35856度 東経136.60419度座標: 北緯36度21分31秒 東経136度36分15秒 / 北緯36.35856度 東経136.60419度 | ||||
ウィキプロジェクト |
鳥越村(とりごえむら)は、石川県の南に位置した村。一向一揆まつりで知られた。金沢市への通勤率は13.1%(平成12年国勢調査)。
2005年2月1日に、野々市町を除く石川郡を構成する町村及び、松任市と合併し、白山市になった。
地理
[編集]自然地理
[編集]隣接していた自治体
[編集]歴史
[編集]手取川本流および支流大日川の河岸段丘上に合わせて29の集落があり、町村制実施まではそれぞれが独立した村であった。その後鳥越村成立まで複雑な離散集合をくり返した。
- 手取川本流筋
- ・広瀬 ・瀬木野 ・河合 ・下野(しもの) ・上野(かみの) ・釜清水
- ・下吉谷 ・上吉谷 ・西佐良(にしさら) ・三ッ屋野 ・河原山 ・仏師ヶ野(ぶしがの)
- 大日川本流筋
- ・若原 ・三坂(みさか) ・出合 ・別宮(べっく) ・別宮出 ・杉森 ・神子清水(みこしみず)
- ・渡津(わたづ) ・左礫(ひだりつぶて) ・三ッ瀬 ・数瀬 ・阿手
- 支流 堂川筋
- ・相滝 ・野地 ・柳原 ・五十谷
沿革
[編集]- 1907年8月5日 能美郡別宮村、河野村及び吉原村が合併して、能美郡鳥越村が発足する。当時の人口は約6,800人。
- 1916年 役場庁舎落成。
- 1949年6月1日 鳥越村、白峰村及び尾口村が郡を石川郡に変更する。当時の人口は約5,800人。
- 2005年1月16日 白山市への合併に向け、閉村式が行われた。
行政
[編集]村長
[編集]代 | 人 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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1 | 1 | 橋本我何人 | 1907年(明治40年)10月31日 | 1909年(明治42年)3月25日 | |
2 | 2 | 加葉田甚四郎 | 1909年(明治42年)5月4日 | 1913年(大正2年)5月4日 | |
3 | 橋本我何人 | 1913年(大正2年)5月16日 | 1914年(大正3年)5月8日 | ||
4 | 3 | 石倉敏英 | 1914年(大正3年)6月22日 | 1918年(大正7年)6月21日 | |
5 | 4 | 北村音麿 | 1918年(大正7年)7月20日 | 1921年(大正10年)9月12日 | |
6 | 橋本我何人 | 1921年(大正10年)11月19日 | 1925年(大正14年)4月22日 | ||
7 | 1925年(大正14年)4月28日 | 1925年(大正14年)11月30日 | |||
8 | 5 | 西口次三郎 | 1925年(大正14年)12月19日 | 1927年(昭和2年)3月18日 | |
9 | 石倉敏英 | 1927年(昭和2年)4月4日 | 1931年(昭和6年)4月3日 | ||
10 | 橋本我何人 | 1931年(昭和6年)4月9日 | 1935年(昭和10年)4月8日 | ||
11 | 1935年(昭和10年)4月 | 1936年(昭和11年)4月29日 | |||
12 | 6 | 中村和吉 | 1936年(昭和11年)6月20日 | 1940年(昭和15年)6月19日 | |
13 | 石倉敏英 | 1940年(昭和15年)6月26日 | 1944年(昭和19年)6月25日 | ||
14 | 7 | 端保義一 | 1944年(昭和19年)7月4日 | 1946年(昭和21年)11月25日 | |
川上正孝 | 1946年(昭和21年)11月26日 | 1947年(昭和22年)2月17日 | 村長代理 | ||
15 | 8 | 大岩藤麿 | 1947年(昭和22年)2月18日 | 1947年(昭和22年)4月4日 | |
16 | 1947年(昭和22年)4月5日 | 1951年(昭和26年)4月4日 | |||
17 | 9 | 春木盛列 | 1951年(昭和26年)4月23日 | 1955年(昭和30年)4月22日 | |
18 | 大岩藤麿 | 1955年(昭和30年)4月30日 | 1959年(昭和34年)4月29日 | ||
19 | 春木盛列 | 1959年(昭和34年)4月30日 | 1963年(昭和38年)4月29日 | ||
20 | 1963年(昭和38年)4月30日 | 1967年(昭和42年)4月29日 | |||
21 | 10 | 中川石雄 | 1967年(昭和42年)4月30日 | 1971年(昭和46年)3月29日 | |
22 | 11 | 西口次与門 | 1971年(昭和46年)4月25日 | 1975年(昭和50年)4月24日 | |
23 | 1975年(昭和50年)4月27日 | 1979年(昭和54年)4月26日 | |||
24 | 12 | 山岸秀雄 | 1979年(昭和54年)4月27日 | 1983年(昭和58年)4月26日 | |
25 | 1983年(昭和58年)4月27日 | 1987年(昭和62年)4月26日 | |||
26 | 13 | 橋浦久二 | 1987年(昭和62年)4月27日 | 1991年(平成3年)4月26日 | |
27 | 14 | 板倉武雄 | 1991年(平成3年)4月27日 | 1995年(平成7年)4月26日 | |
28 | 1995年(平成7年)4月27日 | 1999年(平成11年)4月26日 | |||
29 | 1999年(平成11年)4月27日 | 2003年(平成15年)4月26日 | |||
30 | 2003年(平成15年)4月27日 | 2005年(平成11年)1月31日 |
- 村長 - 板倉 武雄(いたくら・たけお)
姉妹都市・提携都市
[編集]国内
[編集]地域
[編集]公共機関
[編集]警察
[編集]石川県警察鶴来警察署が管轄する。
- 鳥越駐在所
消防
[編集]松任石川広域事務組合消防本部が管轄する。
なお、村内に消防署はない。
上水道
[編集]全域を鳥越村が供給する。
- 鳥越村簡易水道
下水道
[編集]鳥越村単独の公共下水道である。
- 鳥越村公共下水道
- 中部終末処理場
- 吉原終末処理場
ゴミ処理
[編集]松任石川広域事務組合が、松任市の松任石川環境クリーンセンターで処理する。
電話
[編集]金沢市の西日本電信電話(NTT西日本)金沢支店が管轄する。市外局番は村内全域が076である。
郵便
[編集]- 別宮郵便局 - 〒920
鳥越簡易郵便局が存在したが2014年4月1日に一時閉鎖となっている。村内に集配を行う局はない。
税務
[編集]松任市の金沢国税局松任税務署が管轄する。
学校教育
[編集]中学校
[編集]- 鳥越村立(1校)
小学校
[編集]- 鳥越村立(1校)
社会教育
[編集]博物館・美術館等
[編集]- 鳥越村一向一揆歴史館
- 鳥越村農村文化伝承館
体育施設
[編集]- バードハミング鳥越
- 鳥越村野球場
- 鳥越村武道館
交通
[編集]鉄道
[編集]現在、村内に鉄道は通っていないが、かつては北陸鉄道金名線が村内を縦貫するように走っていた。廃線跡は近年サイクリングロード(手取キャニオンロード)として整備されている。
道路
[編集]バス
[編集]コミュニティバス
[編集]- 鳥越村コミュニティバス
観光
[編集]祭り・イベント
[編集]名所・旧跡
[編集]保養・休憩施設
[編集]- 綿ヶ滝憩いの森
スキー場
[編集]- 鳥越大日スポーツランド(旧称・鳥越高原大日スキー場)
道の駅
[編集]- 道の駅一向一揆の里 (一向一揆歴史館に併設)