弘前公園
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(鷹揚公園から転送)
弘前公園 Hirosaki park | |
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分類 | 都市公園(総合公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯40度36分28.9秒 東経140度27分49.7秒 / 北緯40.608028度 東経140.463806度座標: 北緯40度36分28.9秒 東経140度27分49.7秒 / 北緯40.608028度 東経140.463806度 |
面積 | 約48.9ha |
前身 | 弘前城 |
開園 | 1895年 |
運営者 | 弘前市 |
設備・遊具 | 弘前城天守(史料館)、弘前市立博物館、弘前市民会館、弘前城植物園、弘前市緑の相談所、西濠ボート |
アクセス | JR・弘南鉄道弘前駅から弘南バス約15分 |
公式サイト | 弘前市のサイト |
弘前公園(ひろさきこうえん)は、青森県弘前市にある公園。別名は、鷹揚公園(おうようこうえん)、鷹揚園(おうようえん)。弘前市都市公園条例での名称は「鷹揚園」[1]。
春には約50種、2,600本の桜が咲く名所としても知られる。
弘前公園・鷹揚公園は日本の都市公園100選、日本の歴史公園100選、日本さくら名所100選に、公園内の弘前城は日本100名城、美しい日本の歴史的風土100選、人と自然が織りなす日本の風景百選、平成百景に選定されている。
概要
[編集]- 所在地:弘前市下白銀町1
- 敷地面積:約50ha
- 園内で開催される主なまつり
- 弘前さくらまつり(4月下旬〜5月上旬)
- 弘前城菊と紅葉まつり(10月中旬〜11月上旬)
- 弘前城雪燈籠まつり(2月中旬)
歴史
[編集]- 1894年(明治27年) - 津軽氏が廃藩置県後に放置されていた弘前城を借り受ける。
- 1895年(明治28年) - 弘前公園として一般開放される。
- 1902年(明治35年) - 弘前市が引き継ぐ。
- 1908年(明治41年) - のちの大正天皇(当時は皇太子)が来弘。鷹揚園と名付けられる。
- 1918年(大正7年) - 第1回観桜会が開催される。
- 1945年(昭和19年) - 亀甲町側に一陽橋を新設。
- 1962年(昭和37年) - 第1回菊ともみじまつり開催。
- 1977年(昭和52年) - 雪燈籠まつり開催。
- 1988年(昭和63年) - 三の丸に植物園を開館。
- 1989年(平成元年) - さくらまつり期間のみ、本丸、北の郭、二の丸を初めて有料化。
- 1995年(平成7年) - 開園100周年を迎える
- 2003年(平成15年) - 有料期間や区域を変更。
- 2020年(令和2年)‐新型コロナウイルスの影響により100回目となる弘前さくらまつりが中止。また4月10日18時から5月17日まで閉鎖された[2]。
有料区域
[編集]いずれも、市内の小中学生や65歳以上の市民などは無料。団体割引(10名以上)や、本丸・北の郭と植物園の共通入場券も販売されている。料金など詳細は、弘前市のサイトなどを参照。
- 本丸・北の郭
- 有料期間は、毎年4月1日から11月23日。開場時間は、9時から17時(4月23日から5月5日までは、7時から21時)まで。5月の最終日曜日は無料[3]。なお、入園料には弘前城史料館の入館料も含まれている。
- 弘前城植物園
- 4月中旬から11月23日の期間のみ開園。開場時間は、9時から17時まで。
名所・施設
[編集]- 弘前城(天守)
- 弘前城史料館(弘前城天守内)
- 城門(内部非公開) - 北門、東門、東内門、南内門、追手門
- 櫓(内部非公開) - 辰巳櫓、未申櫓、丑寅櫓
- 青森県護国神社
- 弘前市立博物館
- 弘前市民会館
- 弘前城植物園
- 弘前市緑の相談所
- 西濠ボート
- 中濠観光舟 - まつりの際に運航[4]。当初は弘前観光コンベンション協会が蔵の街遊覧船(栃木県栃木市)に委託していたが、2019年より地元の船頭が操船している[4][5]。
- 広場 - レクリエーション広場、ピクニック広場、市民広場
- 物販施設など - 武徳殿、弘前市物産館、熊の店
- 食堂 - 山善
周辺の名所・施設
[編集]- 津軽藩ねぷた村
- 旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)
- 追手門広場
- 弘前市立観光館・山車展示館
- 弘前市立郷土文学館
- 弘前市立図書館
- 旧弘前市立図書館
- 旧東奥義塾外人教師館
- ミニチュア建造物群
- 藤田記念庭園
- 長勝寺
- 弘前市役所
- 弘前文化センター(多目的ホール)
- 青森県立弘前中央高等学校
- 青森県立弘前工業高等学校
- 陸奥新報本社
- 東奥日報弘前支社
- NHK弘前支局
アクセス
[編集]路線バス
[編集]自動車
[編集]脚注
[編集]- ^ 弘前市都市公園条例
- ^ 【速報】弘前公園を10日から閉鎖/コロナ感染防止で - 陸奥新報・2020年4月1日
- ^ 2008年より実施。
- ^ a b “弘前公園「観光舟」運行拡大へ船頭養成”. 東奥日報 (2019年5月14日). 2020年10月3日閲覧。
- ^ “地元の船頭がもてなしを 栃木のNPO法人が弘前で育成中、ねぷた祭りでデビューへ”. 下野新聞 (2019年5月24日). 2020年10月3日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 弘前公園 - 弘前市
- 弘前公園周辺 - 弘前観光コンベンション協会
- 弘前公園(弘前城資料館)(弘前城の指定管理者のサイト)
- 弘前市立博物館
- 弘前城植物園
- 弘前市緑の相談所
- 追手門広場内 弘前観光館
- 弘前市立弘前図書館
- 弘前文化センター(多目的ホール)
- ライブカメラ- Hi-it!(ハイット、弘前市生涯学習情報提供ネットワークシステム) - 追手門前、東門前 他