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鹿討駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鹿討駅
駅全景(2022年6月)
しかうち
Shikauchi
F42 中富良野 (2.4 km)
(2.8 km) 学田 F44
地図
所在地 北海道空知郡中富良野町字中富良野
北緯43度23分15.05秒 東経142度24分17.47秒 / 北緯43.3875139度 東経142.4048528度 / 43.3875139; 142.4048528座標: 北緯43度23分15.05秒 東経142度24分17.47秒 / 北緯43.3875139度 東経142.4048528度 / 43.3875139; 142.4048528
駅番号 F43
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 富良野線
キロ程 49.7 km(旭川起点)
電報略号 シカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
2人/日
-2014年-
開業年月日 1958年昭和33年)3月25日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

鹿討駅(しかうちえき)は、北海道空知郡中富良野町字中富良野にある北海道旅客鉄道(JR北海道)富良野線事務管理コードは▲121702[2]駅番号F43。普通列車でも一部が通過する。

歴史

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1977年の鹿討駅と周囲約500m範囲。下が富良野方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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当駅付近の地名(鹿討、鹿討農場[5])から。当駅付近では線路が字鹿討農場と字中富良野の境界となっている。

明治時代以降、当地は札幌農学校の直轄地となっていたが、1897年(明治30年)に講師であった鹿討(ししうち)豊太郎に払下げられ、「鹿討農場」が開設されたことに由来する[3][6][7]

駅構造

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富良野方に向かって右側に、1面1線の単式ホームを持つ無人駅[8]。小さな待合所を有する。

利用状況

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直近の利用状況は富良野線内では最低値となっている。

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1992年(平成04年) (7.0) [8] 1日平均乗降客数14人
2016年(平成28年) 3.2 [JR北 1]
2017年(平成29年) 3.4 [JR北 2]
2018年(平成30年) 3.2 [JR北 3]
2019年(令和元年) 3.0 [JR北 4]
2020年(令和02年) 3.8 [JR北 5]
2021年(令和03年) 3.2 [JR北 6]
2022年(令和04年) 3.0 [JR北 7]
2023年(令和05年) 3.6 [JR北 8]

駅周辺

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農村地帯。周囲には田畑が広がるのみ。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
富良野線(一部列車は当駅通過)
中富良野駅 (F42) - 鹿討駅 (F43) - 学田駅 (F44)

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、886頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、234頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、132頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ 「もっと長く待っていたい?*鹿討駅の待合室が全面改築」『北海道新聞北海道新聞社、1999年10月27日、朝刊、24面。
  5. ^ 北海道 空知郡中富良野町 鹿討農場(鹿討)の郵便番号”. 日本郵便. 2020年6月10日閲覧。
  6. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 146. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  7. ^ 花彩便りVol.18 鹿討農場の由来(鹿討豊太郎のその後)~文豪島崎藤村との不思議な縁~ | 北海道中富良野町”. www.town.nakafurano.lg.jp. 2019年1月22日閲覧。
  8. ^ a b 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、123頁。ISBN 4-09-395401-1 

JR北海道

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  1. ^ 富良野線(富良野・旭川間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttp://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/11.pdf2017年12月10日閲覧 
  2. ^ 富良野線(富良野・旭川間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818062312/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/11.pdf2018年8月18日閲覧 
  3. ^ 富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  4. ^ 富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  5. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
  8. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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