鹿討駅
表示
鹿討駅 | |
---|---|
駅全景(2022年6月) | |
しかうち Shikauchi | |
◄F42 中富良野 (2.4 km) (2.8 km) 学田 F44► | |
所在地 | 北海道空知郡中富良野町字中富良野 |
駅番号 | ○F43 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■富良野線 |
キロ程 | 49.7 km(旭川起点) |
電報略号 | シカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
2人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1958年(昭和33年)3月25日[1] |
備考 | 無人駅 |
鹿討駅(しかうちえき)は、北海道空知郡中富良野町字中富良野にある北海道旅客鉄道(JR北海道)富良野線の駅。事務管理コードは▲121702[2]。駅番号はF43。普通列車でも一部が通過する。
歴史
[編集]- 1958年(昭和33年)3月25日:日本国有鉄道の駅として富良野駅 - 中富良野駅間に学田駅とともに新設[1][3]。旅客のみ取扱い[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]。
- 1999年(平成11年)10月:待合所改築[4]。
駅名の由来
[編集]当駅付近の地名(鹿討、鹿討農場[5])から。当駅付近では線路が字鹿討農場と字中富良野の境界となっている。
明治時代以降、当地は札幌農学校の直轄地となっていたが、1897年(明治30年)に講師であった鹿討(ししうち)豊太郎に払下げられ、「鹿討農場」が開設されたことに由来する[3][6][7]。
駅構造
[編集]富良野方に向かって右側に、1面1線の単式ホームを持つ無人駅[8]。小さな待合所を有する。
-
ホーム(2022年6月)
-
先頭部以外がホームからはみ出た状態でドアカットする富良野行列車
(2006年8月) -
駅名標(2017年8月)
利用状況
[編集]直近の利用状況は富良野線内では最低値となっている。
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1992年(平成 | 4年)(7.0) | [8] | 1日平均乗降客数14人 | ||
2016年(平成28年) | 3.2 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 3.4 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 3.2 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 3.0 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)3.8 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)3.2 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)3.0 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)3.6 | [JR北 8] |
駅周辺
[編集]農村地帯。周囲には田畑が広がるのみ。
- 国道237号
- 中富良野町立宇文小学校
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、886頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、234頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、132頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 「もっと長く待っていたい?*鹿討駅の待合室が全面改築」『北海道新聞』北海道新聞社、1999年10月27日、朝刊、24面。
- ^ “北海道 空知郡中富良野町 鹿討農場(鹿討)の郵便番号”. 日本郵便. 2020年6月10日閲覧。
- ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 146. ISBN 4893637606. OCLC 40491505
- ^ “花彩便りVol.18 鹿討農場の由来(鹿討豊太郎のその後)~文豪島崎藤村との不思議な縁~ | 北海道中富良野町”. www.town.nakafurano.lg.jp. 2019年1月22日閲覧。
- ^ a b 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、123頁。ISBN 4-09-395401-1。
JR北海道
[編集]- ^ 「富良野線(富良野・旭川間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「富良野線(富良野・旭川間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月18日時点におけるアーカイブ 。2018年8月18日閲覧。
- ^ “富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “富良野線(富良野・旭川間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 鹿討|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company