龜徳正之
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龜徳 正之(きとく まさゆき、1916年3月3日 - 2014年3月5日)は日本の大蔵官僚。財務参事官、大臣官房長、国税庁長官などを歴任。
来歴
[編集]青森県生まれ[1]。旧制一高を経て、1940年10月、高等試験行政科・外交科に合格。東京帝国大学法学部政治学科卒業後[2]、1941年 大蔵省に入省。主税局属[2]。1966年8月1日 財務参事官。1967年1月10日 大臣官房長。1968年6月7日より国税庁長官。1969年8月6日 退官。1970年1月 協栄生命保険副社長。1971年8月 同代表取締役社長。1986年7月 同代表取締役会長。1992年7月 同相談役。2014年3月5日 誤嚥性肺炎で死去[3]。
職歴
[編集]- 1940年10月:高等試験行政科・外交科に合格
- 1941年4月:大蔵省に入省。
- 1942年1月:退職
- 1942年1月:海軍主計中尉・海軍経理学校補修学生
- 1942年5月:羽黒乗組
- 1943年1月:横須賀鎮守府付(総力戦研究所)
- 1943年11月:海軍主計大尉
- 1944年1月:海軍航空本部出仕・第一部第三課 兼 軍需省総動員局総務部第三課
- 1945年1月:小スンダ民生部員
- 1945年2月:小スンダ政務部主計課長
- 1947年2月:予備役
- 1947年5月:国有財産局
- 1947年8月:経済安定本部財政金融局資金課
- 1947年12月:経済安定本部財政金融局企業課
- 1948年8月:熊本財務局間税部長
- 1948年12月:福岡財務局間税部長
- 1949年6月:福岡国税局直税部長
- 1950年8月:主税局税制課長補佐
- 1951年9月:主税局調査課長
- 1952年3月:療養
- 1954年3月:大臣官房財務参事官室
- 1954年11月:国税庁直税部所得税課長
- 1958年7月:国税庁長官官房総務課長
- 1960年7月:理財局総務課長
- 1962年5月:大臣官房財務調査官(大臣官房担当)
- 1962年6月:外務省在ニューヨーク総領事館領事 兼 在米国大使館参事官
- 1965年7月:大臣官房財務調査官(大臣官房担当)
- 1966年8月:財務参事官
- 1967年1月:大臣官房長 兼 財務研修所長
- 1968年6月:国税庁長官
- 1969年8月:退官
脚注
[編集]官職 | ||
---|---|---|
先代 泉美之松 |
国税庁長官 1968年 - 1969年 |
次代 吉國二郎 |
先代 村上孝太郎 |
大蔵省大臣官房長 1967年 - 1968年 |
次代 近藤道生 |
先代 柏木雄介 |
財務参事官 1966年 - 1967年 |
次代 村井七郎 |