コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

iOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
iOS
開発者 Apple
プログラミング言語 CC++Objective-CSwiftアセンブリ言語
OSの系統 Unix系DarwinBSD)ベース、iOS
開発状況 開発中
ソースモデル オープンソースのコンポーネントを使用したクローズドソース
初版 2007年6月29日 (17年前) (2007-06-29)
最新安定版 18.1.1(22B91)[1] - 2024年11月20日 (2日前) (2024-11-20) [1] [±]
対象市場 スマートフォンタブレットコンピュータポータブルメディアプレーヤー
使用できる言語 40言語[2]
アップデート方式 OTAiOS 5以降)
FindermacOS Catalina以降)[3]
AppleデバイスWindows 10以降)
iTunesWindowsおよびmacOS Mojave以前)
プラットフォーム
カーネル種別 ハイブリッドXNU
既定のUI Cocoa TouchマルチタッチGUI
ライセンス Proprietary software except for open-source components
ウェブサイト www.apple.com/jp/ios/ ウィキデータを編集
サポート状況
サポート中
シリーズ記事
iOS version history(英語)
テンプレートを表示
WWDC 2008の基調講演で、iPhoneの新しいOSの対応言語を紹介するスティーブ・ジョブズ

iOSアイオーエスとは、Appleが開発および提供する、iPhoneiPod touch向けのモバイルオペレーティングシステム組み込みプラットフォーム)であり、BSDUNIXから開発されたNeXTOPENSTEPを起源とするMacintosh専用のmacOSをモバイル機器用途に改変したものである。2024年10月時点で、最も新しいバージョンであるiOS 18は、iPhone SE(第2世代)iPhone XS/XS Max/XRとそれ以降に発売されたiPhoneに対応している。

バージョンのアップデートは無料で行えるが、アップデート後に古いバージョンへ戻す行為(いわゆるダウングレード)を行うことはできないことには多くの批判がある。なお、Appleの公式サポートページには、「ソフトウェアを常に最新の状態にしておくことは、Apple製品を安全に使うための最も重要な方策の一つ」との記載がされている[4]

概要

[編集]

AppleスマートフォンであるiPhoneや、PDA機能を持つデジタルメディアプレーヤーiPod touchiOS 15以前)、タブレット端末iPadiOS 12以前)に搭載されているモバイルオペレーティングシステム(OS)である。

iPadにはiOS 13以降は搭載されず、iPadOSが搭載されることがWWDC 2019で発表された。このためiPadで利用できるiOSはiOS 12以前のみとなっている。

2007年のリリース当初は本OSに正式名称はなく、Appleのマーケティング資料にはiPhoneにApple製デスクトップOS Mac OS X(現:macOS)を搭載しているとだけ記載されていた[5][6][7]2008年5月13日、Appleは本OSの正式名称をOS X iPhoneとした[8][9]。Appleは、2009年5月13日にWWDC 2009でiPhone OS 3.0[10]、2010年4月28日にWWDC 2010でiOS 4[11]を発表するとプレスリリースを出した。2010年6月7日に発表したバージョン4.0から現在のiOSという名称を用いている[12]

セットトップボックスApple TVには、iOSをベースにしたtvOSと呼ばれるOSが採用されている。また、Apple Watchには、同じくiOSをベースとしたwatchOSが採用されている。

SHSH英語版の発行が終了しているバージョンに対して、アップグレードダウングレードはできない[13]

サポート期間

[編集]

Microsoft WindowsやiOSデバイス以外のApple製ハードウェアと異なり、iOSの各バージョンに対するサポート終了時期は明示されていないが、出荷時のOSバージョン+4回以上のメジャーアップデート+終了後1年のセキュリティアップデートが慣例となっている(iOS 9/10での「GPS週数ロールオーバー」問題、iOS 12でのAPIやセキュリティへの対応などの例外はある)。

同じく、サードパーティアプリ側のiOSサポート期間は一概には決まっていない。2018年11月に、当時の最新バージョンiOS 12から3世代前のiOS 9がインストールされた端末について『ポケモンGO』などの人気サードパーティアプリが動作対象外となったケースがある[14][15][16]

バージョン一覧

[編集]

日付は現地時間(日本時間は+1日)。

バージョン 配信日 最終更新日 最終バージョン 新たにサポート対象外となった機種
1 2007年6月29日 2008年7月15日 1.1.5
2 2008年11月10日 2009年5月13日 2.2.1 (iPod touchのみ有償アップデート)
3 2009年9月19日 2011年2月21日 3.2.1 iPhone 2G
iPod touch(第1世代)
4 2010年9月18日 2011年7月1日 4.2.1/4.3.5 iPhone 3G
iPod touch(第2世代)
5 2011年11月10日 2012年5月25日 5.1.1 iPad(第1世代)
iPod touch(第3世代)
6 2012年9月19日 2014年2月21日 6.1.6 iPhone 3GS
iPod touch(第4世代)
7 2013年9月18日 2014年7月1日 7.1.2 iPhone 4
8 2014年9月17日 2015年8月13日 8.4.2
9 2015年9月16日 2019年7月22日 9.3.5/9.3.6 iPhone 4s
iPad(第2世代)
iPad(第3世代)
iPod touch(第5世代)
iPad mini(第1世代)
10 2016年9月14日 2019年7月22日 10.3.3/10.3.4 iPhone 5
iPhone 5c
iPad(第4世代)
11 2017年9月19日 2018年7月9日 11.4.1
12 2018年9月17日 2023年1月23日 12.5.7 iPhone 5s
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPad Air(第1世代)
iPad mini(第2世代)
iPad mini 3
iPod touch(第6世代)
13 2019年9月19日 2020年9月1日 13.7 (このバージョン以降iPadに搭載のiPadOSに関しては当該記事を参照)
14 2020年9月16日 2021年10月26日 14.8.1
15 2021年9月21日 2024年7月29日 15.8.3 iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone SE(第1世代)
16 2022年9月12日 2024年8月7日 16.7.10 iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone X
iPod touch(第7世代)
17 2023年9月18日 2024年10月28日 17.7.1
18 2024年9月16日 2024年11月19日 18.1.1
凡例
サポート終了
サポート中
現行バージョン
最新プレビュー版
将来のリリース

歴史

[編集]

2002年、まずiPadの開発が始まったが一時的に棚上げされ、iPhoneを先に開発する方向へ転換した[17][18]。2005年、スティーブ・ジョブズがiPhoneの計画を始めたとき、ジョブズは「Macを縮小するか、iPodを拡大するか」という選択を迫られた。ジョブズは前者を支持したが、MacとiPodのチームは、それぞれスコット・フォーストールトニー・ファデルに率いられ、内部競争の中で互いに対戦し、フォーストールがMac OS XをiPhone向けに開発し直したものが採択された。よく知られたデスクトップOSをベースにしたことで、多くのサードパーティのMac OS X開発者が最小限の指導でiPhone用のソフトウェアを書くことができるようになった。フォーストールはまた、プログラマーがiPhoneアプリを構築するためのソフトウェア開発キットの作成や、iTunes内のApp Storeの開設も担当した[19][20]

OSは2007年1月9日Macworld Conference & ExpoでiPhoneとともに発表され、同年6月にリリースされた[21][22][23]。発表時にスティーブ・ジョブズは「iPhoneはOS Xが動作する」「デスクトップクラスのアプリケーションが動作する」と主張し、iPhone発売時には「OS X iPhone」、2008年には「iPhone OS」、2010年には「iOS」と改名されてきた[24][25][26]。当初、サードパーティ製のネイティブアプリケーションはサポートされていなかった。ジョブズの推論は、Safariブラウザを介してネイティブアプリのように動作するウェブアプリケーションを開発者が構築することができるというものだった[27][28]。2007年10月、Appleはネイティブのソフトウェア開発キット(SDK)を開発中で、2月には開発者の手に渡る予定であることを発表した[29][30][31]2008年3月6日、Appleはプレスイベントを開催し、iPhone SDKを発表した[32][33]

App Storeは2008年7月10日に開設し、当初は約500本のアプリが利用できた[34]。これが2008年9月に3,000[35]、2009年1月に15,000[36]、2009年6月に50,000[37]、2009年11月に10万[38][39]、2010年8月に25万[40][41]、2012年7月に65万[42]、2013年10月に100万[43][44]、2016年6月に200万[45][46][47]、2017年1月に220万と急速に増加している[48][49]。2016年3月現在、100万本のアプリがiPadにネイティブ対応している[50]。これらのアプリは合計1,300億回以上ダウンロードされている[45]

2007年9月、AppleはiPhoneをベースに再設計されたiPod touchを発表した[51]2010年1月27日、Appleはタブレット端末のiPadを発表した。iPadはiPhoneやiPod touchよりも大きな画面を持ち、ウェブ閲覧、メディア、読書のために設計され、新聞、電子書籍、写真、ビデオ、音楽、ワープロ文書、ビデオゲーム、そして9.7インチの画面を使用した既存のiPhoneアプリのほとんどを含むマルチメディア形式とのマルチタッチ操作が動作した[52][53]。また、ウェブブラウザSafari、App Store、iTunesライブラリ、iBooks Store、連絡先、メモなども提供された。これらは、Wi-Fiおよび3Gを介してダウンロード、またはコンピュータを介して同期することが可能となっていた[54]

2010年6月、AppleはiPhoneのOSを「iOS」と改名した。この商標は、シスコシステムズが同社のルーターに使用しているオペレーティングシステム「IOS」に10年以上使用されていた。訴訟の可能性を避けるため、AppleはCiscoから「IOS」の商標をライセンスした[55]

2014年9月9日ティム・クックが発表したスマートウォッチApple Watchは、健康とフィットネストラッキング機能を備えた製品として発表された[56][57]2015年4月24日に発売された[58][59][60]。オペレーティングシステムにはiOSをベースにしたwatchOSを使用している。

2016年10月、Appleはイタリアに位置するフェデリコ2世・ナポリ大学の新キャンパス内に初のiOS Developer Academyを開設した[61][62]。このコースは無料であり、Appleのプラットフォーム用のアプリケーションの作成と管理に関する具体的な技術的スキルを習得することを目的としている[63]経営学(デジタル機会に焦点を当てた経営計画と経営管理)、グラフィカル・インターフェースのデザインに特化したコースもある。デザインから実装、セキュリティ、トラブルシューティング、データ保存、クラウド利用まで、アプリのライフサイクル全体についての詳細なトレーニングを体験できる「エンタープライズトラック」に参加することもできる[64][65]。2020年現在、iOS Developer Academyは世界中から1,000人近くの学生が卒業し、400本のアプリのアイデアに取り組み、すでに約50本のアプリをiOSのApp Storeで公開している。2018/2019年度は、30か国以上の国から学生が参加した。そのうち35名が、毎年6月上旬にアメリカ合衆国カリフォルニア州で開催されるWorldwide Developer Conference(WWDC)への参加が決定していた[66][67]

2019年6月3日、2019年WWDCでiOSを拡張、カスタマイズしたiPad向けのiPadOSが発表され、2019年9月25日に一般リリースされた[68]

アプリケーションソフト(アプリ)

[編集]

下の一覧表のアプリケーションソフト[注 1]プリインストールされている。

またApp Storeで、iPhone/iPod touch/iPad用のサードパーティアプリが配布・販売されているので、お好みでダウンロードできる。インストールは自動で行われる。

プリインストールされているアプリを消した場合でも、appstore.com/Apple にアクセスするか、App Store内で「Apple」と検索すれば一覧が表示されるので、復元したいアプリ名の右側の「雲と下向き矢印」のアイコンをタップすればダウンロードが始まる[69]

しかし、すべてのアプリをApp Store経由で販売することに限定し、高い手数料をとることには批判が多く、多くの国で訴訟の対象となっている。

内蔵アプリ一覧

[編集]

○:搭載、-:非搭載

アプリ iPhone iPod touch iPad
App Store
FaceTime
iTunes Store
News[注 2]
Photo Booth
Safari
SpringBoard
TV
Watch
ウォレット
カメラ
カレンダー
コンパス
ジャーナル
ショートカット
パスワード
ヒント
ファイル
フィットネス
ブック
フリーボード
ヘルスケア
ボイスメモ
ホーム
ポッドキャスト
マップ
ミュージック
メール
メッセージ
メモ
リマインダー
拡大鏡
株価
計算機 [注 3]
計測 [注 4]
時計
写真
設定
探す
天気 [注 5]
電話 [注 6] [注 6]
翻訳
連絡先

補足

[編集]
  • 廃止、機能を統合されたアプリ - iPodSMS/MMSYouTubeNewsstandPassbookNike + iPodGame CenteriCloud DriveビデオiPhoneを探す友達を探す、アクティビティ
  • WindowsAndroid向けのiOS関連アプリ - iTunesAppleデバイスiCloud、iOSに移行、トラッカー検出
  • iOS 10では一部の内蔵アプリはホーム画面から削除(実際は非表示)できるようになった。なお、削除すると書類とデータも削除され、Apple WatchやCarPlayからも使えなくなる等の制限がある。
  • iOS 11よりアプリのほとんどは削除か、アプリ本体のみを取り除くことが可能になった。取り除いたアプリは書類とデータは保持されるのでアプリを再ダウンロードすることで再び使える。
  • iOS 12よりホーム画面から「削除」の操作をした場合、一部の内蔵アプリは書類とデータごと削除されるようになった。以前のように設定アプリから「Appを取り除く」を選択することも可能。
  • iOS 14よりすべてのアプリをホーム画面から非表示にできるようになった。なお、これらはAppライブラリから呼び出すこともできる。

アプリスイッチャーとマルチタスク

[編集]

iOS 5以降では、最近使用したアプリの一覧(アプリスイッチャー)が表示されるようになった。iOS 7以降では、アプリを使用してなくてもバックグラウンドで更新ができるようになった。ホーム画面に戻ればアプリはスタンバイ状態になる。ホームに戻ってから数分か別のアプリを使用中に自動でアプリは終了するため、アプリスイッチャーからアプリを閉じることができる。また、強制終了に使える。

プライバシー

[編集]

iOSではユーザーのプライバシー保護セキュリティーのため、rootアクセスが通常不可能であるなどの制限がかけられている[70]

rootアクセス解除する行為は脱獄と呼ばれ、Appleはしないよう強く警告している[71]とし、こういった行為はiOS端末の使用許諾契約に違反している。しかし、OS自体と多くのアプリがオープンソースに由来もしくはそれを利用しているにもかかわらず、Appleがクローズに管理することには多くの批判がある。

問題点

[編集]

解消済みの問題

[編集]

デザイン盗用疑惑

[編集]

2012年9月20日、スイスの新聞はAppleがスイス連邦鉄道の許可なしにスイス鉄道時計のデザインをiOS 6用の時計アプリケーションのアイコンとして盗用したと報じた[72][73]。後に和解しライセンス契約を結んだ[74]。なお、iOS 7以降は当該アプリケーションのアイコンデザインは変更されている。

地図アプリケーションの問題

[編集]

iOS 6.0から搭載された、Appleが独自に開発した地図アプリケーション「マップ」の精度の低さが話題となった[75][76]。具体的には存在しない駅名「パチンコガンダム駅」や地名が表示されていたり、東京タワーを3Dに表示させたときの図が「鉄塔」というよりも、高層ビルになっているなど、3D表示の正確性に問題があった。クラウドベースのサービスであり、多くのユーザーが使うほど改善すると当初Appleはコメントしていた[76]。しかし、9月28日にティム・クック最高経営責任者の声明で、「自分たちに課した(最高レベルの製品を作るという)基準に達することができませんでした」と、公式ウェブサイトで謝罪している[77]。また、状況が改善されるまで、Google マップも含めた他社の地図アプリケーションをApp Storeでの購入や、アイコンダウンロードで使用することを推奨した。なお、Appleが自社製品に関して謝罪するのはきわめて異例であった[77][78]

2013年2月にリリースされたiOS 6.1.1 Beta(のちにiOS 6.1.3としてリリース)で日本のマップが改善されていることが分かり[79]、3月11日には一般にもマップデータが改善され、不明瞭な部分は修正され、より明確なデータに変更された[80]

1970年1月1日問題

[編集]

iOS 8〜9.3 Beta 3搭載の64ビットプロセッサが内蔵されたiPhone、iPadまたはiPod touchで時計の自動設定をオフにしたあとに1970年1月1日に設定して再起動すると、Appleのロゴマークの画面のまま動かなくなるバグが発生した。このバグが発生した場合、ファームウェア復元すら不可能となり、Apple Storeでの修理対応になる。

タイムゾーン設定に起因するものではないかと言われており、日付を限界まで戻すことでタイムゾーン設定の状態によっては値が0以下になってしまい、システムに破壊的な影響を与えるのではないかと考えられる[81][82]

このバグはiOS 9.3以降にアップデートすることで改善される[83]。なお、iOS 9.3の説明では、「日付を手動で1970年5月以前に変更して再起動操作を行うと、iOSデバイスが起動しなくなることがある問題が修正されます」と記載されている[84]

また非公式ではあるが、完全に放電したあとに充電することで解消されることもある[85]

バッテリーの劣化による意図的なパフォーマンス低下

[編集]

2017年、一部のユーザー(主に旧機種利用者)から、iOSをアップデートしてからパフォーマンスが低下したとクレームが相次いだ。リチウムイオンバッテリーが劣化したiPhone 6/6 Plus6s/6s PlusSEが突然のシステム強制終了(シャットダウン)を防ぐために、iOS 10.2.1以降のバージョンでパフォーマンスを制限する機能を追加(iOS 11.2でこのサポートの対象をiPhone 7/7 Plusに拡大)していたにもかかわらずユーザーに公表せず、バッテリーを交換すれば元のパフォーマンスに戻ることも公表しなかった。ユーザーは最新のiPhoneの買い替えを強いられたとして、アメリカ合衆国で訴訟問題に発展し結果的にAppleは敗訴した。

2017年12月28日、バッテリーが劣化したiPhoneの意図的なパフォーマンス低下について、Appleが問題の経緯と対策を説明するサポートページを公開した。

「古いiPhoneの買い換えを促すためではないか」との非難については、「お客様による製品の買い替えを促すために、私たちが意図的にApple製品の寿命を縮めたり、お客様の体験が損なわれるようにしたことはこれまでに一度もなく、今後も決してない」として、強く否定した。

一方で、パフォーマンス低下は経年劣化したバッテリーによる突然のシステム強制終了を防ぐための仕組みだったが説明不足だったとして、ユーザーを失望させたことについて謝罪した。

信頼回復のためにAppleは、iPhone 6以降の端末でバッテリー交換が必要な場合、保証対象外の交換費用を2017年現在の8,800円(79米ドル)から3,200円(29米ドル)へ減額する措置をとった。この措置は2018年1月から12月まで実施された(保証対象ならば従来から無料)。

2018年早期のiOSアップデートで「バッテリー状態の表示を追加し性能に影響を与えているかどうか、ユーザーが把握できるようにする。電源管理についても改良を続ける」と公表した[86]

iOS 11.3にて、バッテリーの状態(ベータ)オプションが追加された。iOS 12ではベータの表記がなくなり、バッテリーの使用状況をグラフで視覚的に確認できるようになった(ただし、iPhone 5sのみ非対応)。iOS 12.1にて、サポートの対象をiPhone 8/8 PlusXに拡大。

グループ通話アプリケーションでの盗聴バグ

[編集]

Appleのグループ通話アプリケーションFaceTimeでビデオ通話を行う際に、個人間通話からグループ通話に切り替え、自分の電話番号をグループに追加すると相手がFaceTimeに出る前に相手のデバイスの音声と映像が表示されるバグが発見された。このバグはアメリカ アリゾナ州に住む当時14歳の少年によって報告された[87]。この問題はiOS 12.1.4にて修正された[88]

カーネル

[編集]

基本的にmacOSタッチパネルの携帯機器に最適化した形で再構成したもので、UIはまったく異なるものの、Darwinカーネル(XNU)の上に、Cocoaベースのアプリケーションフレームワークが載っている構成はmacOSと共通する。ただし、macOSの根幹技術の一つであるCarbonUNIX関連の機能の多くが削られ、開発者はCocoa Touch、Media、Core Services、そしてCore OSという4つのレイヤを通じてOSにアクセスする[89]。マルチタッチパネル、加速度センサなどを生かした、従来にはない特徴的なユーザインターフェイスで注目を集めた。

スティーブ・ジョブズ直々の指名により初代iPhoneの開発初期から当OSの開発責任者を務めたスコット・フォーストール曰く「ジョブズ自らの指示を元に小さな子供からお年寄りに至るまで説明書要らずで直感的に操作できるようにデザインした」とコメントしている[90]

当初はユーザーによるアプリケーションの追加は認められていなかったが、2008年6月よりSDKが整備され、App Storeアプリケーションを追加できるようになっている。

iPhone SDKの登場により、Cocoaフレームワークと開発言語としてのObjective-Cが改めて注目されることとなった。iPhoneはJava仮想マシン、Carbonを搭載しておらず、iPhone向けネイティブアプリケーションの開発には、基本的にObjective-CやSwiftを習得する必要がある[注 7][注 8]

カーネルは当初からマルチタスク対応であり、音楽再生などのOSに組み込まれたプロセスはバックグラウンドで実行させることができたが、iOS 6までは、バッテリーメモリ容量の制約から、1度に起動するアプリケーションは1つに限定されていた[91]。CPUおよびメモリが増強されたiPhone 4以降が必須であるiOS 7からはこの制約は撤廃された。

なお「IOS」はシスコシステムズ商標であるが、同社はAppleの当商標の取得に合意している[92]

アプリケーションソフト開発

[編集]

当初はセキュリティ上の理由から、Webベースのアプリケーションのみが認められていた[93]。しかし、2008年6月からは開発者にネイティブアプリケーションソフトウェア開発キット(iPhone SDK)が提供され、iPhone 3Gの発売(同年7月)と同時にApp Store経由でのサードパーティアプリケーション配布が開始された。

App Storeで配信されるアプリケーションは、プライバシー、セキュリティ、コンテンツに関する基準を確実に満たすことが必要とされている[94]が、これらを満たさない場合はApp Storeのガイドラインに違反するとして当該アプリを排除する方針には批判が多い[95]

SDK

[編集]

SDKは以下のコンポーネントを含む[96][97]

Cocoa Touch
マルチタッチ機能の制御、加速度センサ、View hierarchy、言語サポートカメラ、iAd、Game Kit、Address Book UI、Map Kit
Media
OpenAL、オーディオと録音、ビデオフォーマットおよびイメージフォーマットのサポート、Quartz、 Image I/O、Core AnimationCore Audio、Core Text、Core MIDI、OpenGL ES、AirPlay、Metal
Core Services
ネットワークサポート、アドレスブック、SQLite データベース、Core Foundation、Core Location、Grand Central Dispatch、In-App Purchase
Core OS
TCP/IPソケット、パワーマネージメント、アクセサリの制御、スレッド、セキュリティ、ファイルシステム

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ iOSデバイス上では、App(Applicationの略で、Appleの略ではない)、日本語環境ではiOS 17以降、アプリと表記される。
  2. ^ 日本語など、一部の言語環境では非対応。
  3. ^ iPadOS 18以降のみ。
  4. ^ 第7世代のみ。
  5. ^ iPadOS 16以降のみ。それ以前のバージョンではSiri、マップや時計 Appなどで天気を表示できる。
  6. ^ a b 同じApple Accountを使用しているiPhoneの近くにあり、Wi-Fi接続中の場合、電話の発着信が可能。
  7. ^ ただし、macOSのCocoaと同様、Objective-CにCやC++を混在させたり、CやC++で記述されたライブラリを呼び出して利用することが可能。iOS 4.1スクリプト言語のインタプリタの使用も許可され、スクリプト言語での開発もできるようになった。
  8. ^ MonoTouchや、Emabarcadero Technologies社のRAD Studioといったサードパーティ製の開発ツールにより、Objective-C以外の言語で開発することも可能ではある。

出典

[編集]
  1. ^ a b News and Updates”. Apple Developer. Apple. 2024年8月9日閲覧。
  2. ^ iPhone 12 - 仕様 - Apple(日本)
  3. ^ Tim Brookes(October 17, 2019). "Where Are iTunes Features in macOS Catalina?". How-To Geek.
  4. ^ Apple セキュリティアップデート - Apple から最新のソフトウェア・アップデートを入手する - Apple サポート
  5. ^ Apple - iPhone - High Technology - OS X” (英語). Apple (2007年2月2日). 2007年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月27日閲覧。
  6. ^ Apple - iPhone - High Technology - Tech Specs”. Apple (2007年2月2日). 2007年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月27日閲覧。
  7. ^ 【iPhone成長記①】2007年のiPhone:iOSの原型、されど「App Store」なんてない #そろそろWWDC”. ギズモード・ジャパン. mediagene inc. (2019年5月27日). 2021年5月27日閲覧。
  8. ^ WWDC 2008、アップルエグゼクティブによる基調講演で開幕”. Apple Newsroom(日本). 2024年2月3日閲覧。
  9. ^ 【WWDC 2008 前日レポート】Appleの開発者会議「WWDC 2008」が9日に開幕”. pc.watch.impress.co.jp. 2024年2月3日閲覧。
  10. ^ アップルのワールドワイドデベロッパカンファレンス、6月8日(月)に基調講演で開幕”. Apple Newsroom(日本). 2024年2月3日閲覧。
  11. ^ Appleのワールドワイドデベロッパカンファレンス、6月7日にサンフランシスコで開幕”. Apple Newsroom(日本). 2024年2月3日閲覧。
  12. ^ 「iPhone 4」から「iOS」まで--WWDC 2010の発表内容を総括”. CNET Japan (2010年6月9日). 2024年2月3日閲覧。
  13. ^ iOS のアップデート時や復元時のエラー - Apple サポート
  14. ^ ライブドアニュース (2018年10月31日). “ポケモンGO、iOS 9のサポートを終了。11月12日以降アクセス不能に”. 2018年11月30日閲覧。
  15. ^ テレプラス・コミュニケーションズ (2018年9月14日). “iPhone4SおよびiOS9サポート終了のお知らせ”. 2018年11月30日閲覧。
  16. ^ ダンドリワークス (2018年8月9日). “※重要 iOS9 サポート終了のお知らせ”. 2018年11月30日閲覧。
  17. ^ Earliest known photos of an Apple iPad prototype”. web.archive.org (2012年11月27日). 2021年5月7日閲覧。
  18. ^ 「iPad」開発のきっかけはジョブズ氏のMS幹部への“嫌悪感”--アップル元幹部が証言”. CNET Japan (2017年6月22日). 2021年5月7日閲覧。
  19. ^ “Scott Forstall, the Sorcerer's Apprentice at Apple” (英語). Bloomberg.com. (2011年10月14日). https://www.bloomberg.com/news/articles/2011-10-12/scott-forstall-the-sorcerers-apprentice-at-apple 2021年2月26日閲覧。 
  20. ^ Scott Forstall's Personality, Origins of iOS, and Lost iPhone 4 Prototype” (英語). MacRumors. 2021年2月26日閲覧。
  21. ^ Apple's Steve Jobs unveils new iPhone - Jan. 9, 2007”. money.cnn.com. 2021年2月26日閲覧。
  22. ^ Watch Steve Jobs Unveil the First iPhone 10 Years Ago Today”. Time. 2021年2月26日閲覧。
  23. ^ Apple unveils iPhone” (英語). Macworld (2007年1月9日). 2021年2月26日閲覧。
  24. ^ Live from Macworld 2007: Steve Jobs keynote” (英語). Engadget. 2021年2月26日閲覧。
  25. ^ Wright, Mic (2015年9月9日). “The original iPhone announcement annotated: Steve Jobs' genius meets Genius” (英語). The Next Web. 2021年2月26日閲覧。
  26. ^ Staff, Verge (2011年12月13日). “iOS: A visual history” (英語). The Verge. 2021年2月26日閲覧。
  27. ^ Apple Launches iPhone Web Apps Directory” (英語). InformationWeek. 2021年2月26日閲覧。
  28. ^ Staff, 9to5 (2011年10月21日). “Jobs' original vision for the iPhone: No third-party native apps” (英語). 9to5Mac. 2021年2月26日閲覧。
  29. ^ Apple: "we plan to have an iPhone SDK in developers' hands in February"” (英語). Engadget. 2021年2月26日閲覧。
  30. ^ Nine Years of Apple's iOS SDK generated $60 billion, 1.4 million jobs” (英語). AppleInsider. 2021年2月26日閲覧。
  31. ^ Steve Jobs: Apple Will Open iPhone to 3rd Party Apps in February” (英語). Fortune. 2021年2月26日閲覧。
  32. ^ Live from Apple's iPhone SDK press conference” (英語). Engadget. 2021年2月26日閲覧。
  33. ^ Apple: iPhone SDK, enterprise announcement next week” (英語). Macworld (2008年2月27日). 2021年2月26日閲覧。
  34. ^ Jobs: App Store launching with 500 iPhone applications, 25% free” (英語). Engadget. 2021年2月26日閲覧。
  35. ^ App Store Downloads Top 100 Million Worldwide” (英語). 2017年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月26日閲覧。
  36. ^ Myslewski, Rik. “iPhone App Store breezes past 500 million downloads” (英語). www.theregister.com. 2021年2月26日閲覧。
  37. ^ State Of The iPhone Ecosystem: 40 Million Devices and 50,000 Apps” (英語). TechCrunch. 2021年2月26日閲覧。
  38. ^ Moren, Dan (2009年11月4日). “App Store officially passes 100,000 app mark” (英語). Macworld. 2021年2月26日閲覧。
  39. ^ Frommer, Dan. “iPhone App Store Passes 100,000 Apps”. Business Insider. 2021年2月26日閲覧。
  40. ^ Brian, Matt (2010年8月28日). “Apple's App Store Now Features 250,000 Apps” (英語). The Next Web. 2021年2月26日閲覧。
  41. ^ Apple App Store: 250,000 and counting” (英語). Fortune. 2021年2月26日閲覧。
  42. ^ Apple App Store Hits 650,000 Apps: 250,000 Designed For iPad, $5.5B Paid Out To Devs” (英語). TechCrunch. 2021年2月26日閲覧。
  43. ^ Ingraham, Nathan (2013年10月22日). “Apple announces 1 million apps in the App Store, more than 1 billion songs played on iTunes radio” (英語). The Verge. 2021年2月26日閲覧。
  44. ^ Fiegerman, Seth. “Apple's App Store Tops 1 Million Apps” (英語). Mashable. 2021年2月26日閲覧。
  45. ^ a b Golson, Jordan (2016年6月13日). “Apple's App Store now has over 2 million apps” (英語). The Verge. 2021年2月26日閲覧。
  46. ^ Beck, Kellen. “Apple's App Store now has over 2 million apps” (英語). Mashable. 2021年2月26日閲覧。
  47. ^ Carson, Erin. “Apple by the numbers: 2 million apps, 15 million Apple Music subscribers” (英語). CNET. 2021年2月26日閲覧。
  48. ^ Goode, Lauren (2017年1月5日). “Apple's App Store just had the most successful month of sales ever” (英語). The Verge. 2021年2月26日閲覧。
  49. ^ Dignan, Larry. “Apple's App Store 2016 revenue tops $28 billion mark, developers net $20 billion” (英語). ZDNet. 2021年2月26日閲覧。
  50. ^ Kastrenakes, Jacob (2016年3月21日). “There are now 1 million iPad apps” (英語). The Verge. 2021年2月26日閲覧。
  51. ^ Bangeman, Eric (2007年9月17日). “The iPod meets the iPhone: a review of the iPod touch” (英語). Ars Technica. 2021年2月27日閲覧。
  52. ^ January 27, 2010: Apple announces the iPad” (英語). Engadget. 2021年2月27日閲覧。
  53. ^ Foresman, Chris (2010年1月27日). “Apple announces the iPad” (英語). Ars Technica. 2021年2月27日閲覧。
  54. ^ Apple Tablet Media Event Today: 'Come See Our Latest Creation'” (英語). MacRumors. 2021年2月27日閲覧。
  55. ^ Staff, Edit (2010年6月7日). “Apple Avoids iPhone-Like Trademark Battle Thanks To Cisco, FaceTime Deals” (英語). gigaom.com. 2021年2月27日閲覧。
  56. ^ Garun, Natt (2014年9月9日). “Everything Apple Announced at Its September 2014 Event” (英語). The Next Web. 2021年2月27日閲覧。
  57. ^ Savov, Vlad (2014年9月9日). “Apple Watch announced: available for $349 early next year” (英語). The Verge. 2021年2月27日閲覧。
  58. ^ Machkovech, Sam (2015年3月9日). “Apple Watch starts at $349, launching April 24” (英語). Ars Technica. 2021年2月27日閲覧。
  59. ^ Apple Watch: available 24 April for between $349 and $17,000” (英語). the Guardian (2015年3月9日). 2021年2月27日閲覧。
  60. ^ Kastrenakes, Jacob (2015年3月9日). “Apple Watch release date is April 24th, with pricing from $349 to over $10,000” (英語). The Verge. 2021年2月27日閲覧。
  61. ^ Apple's First iOS Developer Academy Opens October 6 at University of Naples” (英語). MacRumors. 2021年2月27日閲覧。
  62. ^ Apple's first European iOS Developer Academy opening on Thursday in Naples, Italy” (英語). AppleInsider. 2021年2月27日閲覧。
  63. ^ Chi è entrato, chi è scappato e cosa c'è dentro alla iOS Developer Academy di Napoli” (イタリア語). Wired (2016年10月7日). 2021年2月27日閲覧。
  64. ^ Dopo Apple in arrivo a Napoli altri big dell'hi-tech” (イタリア語). Il Sole 24 ORE. 2021年2月27日閲覧。
  65. ^ iOS Developer Academy aprirà a Napoli | In Ateneo”. www.unina.it. 2021年2月27日閲覧。
  66. ^ Developer Academy | Università Federico II”. www.unina.it. 2021年2月27日閲覧。
  67. ^ Apple Developer Academy di Napoli, al via le nuove iscrizioni” (イタリア語). lastampa.it (2019年5月15日). 2021年2月27日閲覧。
  68. ^ Apple unveils iPadOS, adding features specifically to iPad” (英語). AppleInsider. 2021年2月27日閲覧。
  69. ^ 【iPhone】削除してしまったアプリを復元させる方法とは
  70. ^ iPhoneにも「root」ってあるの? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ”. マイナビニュース (2017年12月5日). 2020年8月27日閲覧。
  71. ^ iOS の不正改造は、セキュリティの脆弱化、不安定化、バッテリー駆動時間の低下などの問題を引き起こすおそれがある”. Apple Support. 2020年8月27日閲覧。
  72. ^ Apple kopiert die berühmte SBB-Uhr”. Tages Anzeiger. 2012年9月22日閲覧。
  73. ^ 「アップルの時計アイコン」にスイス鉄道がクレーム”. WIRED.jp. 2012年9月27日閲覧。
  74. ^ “Apple、iOS 6の“時計盗用”問題でスイス連邦鉄道と和解”. ITmedia. (2012年10月13日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1210/13/news008.html 2015年7月10日閲覧。 
  75. ^ “新宿東口に「西口」、謎の駅──iOS 6地図アプリの“日本珍百景””. ITmedia ニュース. (2012年9月20日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1209/20/news034.html 2012年9月22日閲覧。 
  76. ^ a b “「iOS 6」マップで世界のユーザーが混乱”. WIRED 日本版. (2012年9月21日). http://wired.jp/2012/09/21/ios-6-maps-problems/ 2012年9月22日閲覧。 
  77. ^ a b 日本語)『アップル - マップについてのTim Cookからのメッセージ』(プレスリリース)Apple.com/jp、2012年9月28日http://www.apple.com/jp/letter-from-tim-cook-on-maps/2013年3月22日閲覧 
  78. ^ “アップル社謝罪「自社製に不備」 iPhone5地図不具合”. 東京新聞(TOKYO Web). (2012年9月29日). http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012092902000095.html 2012年9月30日閲覧。 
  79. ^ Apple、iPhone 4S限定のアップデート「iOS 6.1.1」をリリース”. ITmedia (2013年2月12日). 2013年6月11日閲覧。
  80. ^ Apple、iOS 6の地図アプリデータを大幅改善 「パチンコガンダム駅」消滅 ITmedia 2013年3月12日
  81. ^ “iPhone/iPadを再起不能にする恐怖のバグが判明したので実際にやってみた”. GIGAZINE. (2016年2月12日). http://gigazine.net/news/20160212-iphone-death-bug-1970-jan-1/ 2016年2月15日閲覧。 
  82. ^ “iPhoneの日時を「1970年1月1日13時」に設定すると文鎮化する不具合が発覚 まねしたらアカンで”. ねとらぼ(ITmedia). (2016年2月12日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1602/12/news123.html 2016年2月15日閲覧。 
  83. ^ “iOSの「1970年1月1日」問題、iOS 9.3で修正”. ITmedia Mobile. (2016年3月22日). https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1603/22/news144.html 2016年3月22日閲覧。 
  84. ^ “iOS 9 のアップデートについて”. https://support.apple.com/ja-jp/103834#93 
  85. ^ ““1970年1月1日問題”で文鎮化した「iPhone 5s」、復旧しました”. ITmedia Mobile. (2016年3月18日). https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1603/18/news176.html 2016年3月22日閲覧。 
  86. ^ iPhone のバッテリーとパフォーマンス”. Apple Support. 2019年1月24日閲覧。
  87. ^ グループFaceTimeの盗聴バグ、来週中の修正を約束。報告した親子に感謝の意を表明”. Engadget 日本版. 2019年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月26日閲覧。
  88. ^ iOS12.1.4が公開〜FaceTimeグループ通話機能のバグを修正”. iPhone Mania. 2019年3月26日閲覧。
  89. ^ Apple Inc. (2010年11月15日). “iOSテクノロジーの概要”. 2011年6月15日閲覧。[リンク切れ]
  90. ^ [1]
  91. ^ Some background on background processes” (2008年1月11日). 2009年5月10日閲覧。iOS 4.0から複数アプリケーションの同時立ち上げが可能となったが、バックグラウンド実行はOSに組み込まれた7種類のプロセスのみ許可され、他のプロセスはスリープ状態となった。
  92. ^ Cisco and Apple Agreement on IOS Trademark - cisco.com
  93. ^ 中田 敦 (2007年1月10日). “「Apple TV」「iPhone」担当バイス・プレジデントとの一問一答--Macworldより”. ITpro. 2007年12月4日閲覧。
  94. ^ App Store - 私たちの原則と手法”. Apple(日本). 2020年8月27日閲覧。
  95. ^ 米判事、Appleは『フォートナイト』をApp Storeに「即座に復活」させる必要はないと判断”. IGN Japan (2020年8月26日). 2020年8月27日閲覧。
  96. ^ Arnold, Kim (2008年3月6日). “Apple Releases iPhone SDK, Demos Spore, Instant Messaging”. MacRumors.com. 2008年3月10日閲覧。
  97. ^ Apple Inc. (2010年11月15日). “iOSテクノロジーの概要”. 2011年6月15日閲覧。[リンク切れ]

関連項目

[編集]
  • iPadOS - iOSから独立し、iPad専用に開発されたモバイルオペレーティングシステム。
  • macOS - iOSの元となったオペレーティングシステム。
  • watchOS - Apple Watch向けオペレーティングシステム。
  • tvOS - Apple TV向けオペレーティングシステム。

外部リンク

[編集]