KEIRINグランプリ'97
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立川競輪場 | |||
周長:400m みなし直線:58.0m | |||
レース詳細 | |||
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開催日 | 1997年12月30日(火) | ||
レース結果 | |||
優勝 | [7] 山田裕仁(初) | (岐阜) | |
2位 | [5] 神山雄一郎 | (栃木) | |
3位 | [3] 濱口高彰 | (岐阜) | |
← 1996 立川 立川 1998 →
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KEIRINグランプリ'97(けいりんぐらんぷりきゅうじゅうなな)は1997年12月30日に立川競輪場で開催されたKEIRINグランプリである。優勝賞金7000万円[1]。
出場選手
[編集]車番 | 選手 | 登録地 | 選考理由 |
---|---|---|---|
1 | 児玉広志 | 香川 | 第13回全日本選抜競輪優勝 |
2 | 鈴木誠 | 千葉 | |
3 | 濱口高彰 | 岐阜 | 第50回日本選手権競輪優勝 |
4 | 小橋正義 | 岡山 | KEIRINグランプリ'96優勝 |
151 | 神山雄一郎 | 栃木 | 第40回オールスター競輪優勝・第6回寬仁親王牌優勝・第39回競輪祭優勝 |
6 | 東出剛 | 千葉 | |
171 | 山田裕仁 | 岐阜 | |
8 | 後閑信一 | 群馬 | |
191 | 吉岡稔真 | 福岡 | 第48回高松宮記念杯競輪優勝 |
競走内容
[編集]周回は、前団に山田 - 濱口の岐阜ライン、中団に神山 - 後閑の関東ラインと東出 - 鈴木の南関東ライン、後方に吉岡 - 小橋 - 児玉のライン。残り2周のところで後方のラインが上昇。続いて関東と南関東のラインが仕掛けていくが、ここで吉岡が、神山から遅れていた後閑とぶつかり落車転倒してしまう[2]。
ここで神山が先頭に出て、第2コーナーで岐阜と南関東のラインが追走。後閑は第2コーナーのあとの直線で後退。そして第3コーナー付近で東出が捲りを放つが、岐阜の両車には届かず。
最後の直線は、先頭で粘る神山と、後方から追い込んできた山田・濱口の3人の争いとなり、ゴール手前で山田が神山を差し切ってゴールイン。山田は特別競走・グランプリを通して初優勝。神山は3年連続でグランプリ2着。3着には神山を捕らえきれなかった濱口が入った。
競走結果
[編集]着順 | 選手 | 決まり手 |
---|---|---|
1 | 山田裕仁 | 差 |
2 | 神山雄一郎 | 逃 |
3 | 濱口高彰 | |
4 | 鈴木誠 | |
5 | 東出剛 | |
6 | 小橋正義 | |
7 | 児玉広志 | |
落棄 | 吉岡稔真 | |
失格 | 後閑信一 |
配当金額
[編集]車番二連勝単式 | 7-5 | 6240円 |
枠番二連勝単式 | 5-4 | 2640円 |
エピソード
[編集]- 当レースより、NHK衛星第1テレビジョンでの放送が開始された。
- GP単体の売上は、98億9259万9300円[3]。目標の110億円を大幅に下回った。
- シリーズ全体の目標額は230億円だったが、シリーズ三日間の売り上げは217億3498万9200円とこちらも目標を大きく下回った。
競走データ
[編集]- 優勝の山田裕仁は当時、GI優勝未経験だったが、GI優勝未経験者によるグランプリ制覇は史上最初のことであった。なお、山田は翌1998年の全日本選抜競輪(青森競輪場)を制し、晴れてGIでも優勝経験者となった。
脚注
[編集]- ^ 山田 無冠の男を返上!神山を差した!!(アーカイブ)
- ^ 後閑信一 不撓不屈・ボスの自転車人生 第104回 今でも責任を感じる失格 - 日刊プロスポーツ新聞社 プロスポ・さろん
- ^ 2014年版 競輪年間記録集 p.67
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 立川競輪WebサイトのKEIRINグランプリ優勝者一覧(立川競輪場で開催されたレースのみ、過去のKEIRINグランプリの動画が配信されている。)