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RS-27A

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

試験中のデルタⅡとRS-27 A
RS-27A
用途: デルタ II
デルタ IIIの第1段
形式: ガス発生器サイクル
推進剤: ケロシン/液体酸素
開発年: 1989年
大きさ
全高 12 ft 5 in (3.78 m)
直径 67 in (1.70 m)
乾燥重量 2,528 lb (1,147 kg)
推力重量比 93
性能
海面高度での比推力 255秒 (2500 N.s/kg)
真空中での比推力 302秒 (2960 N.s/kg)
海面高度での推力 890kN
真空中での推力 1050kN
燃焼室圧力 4,9 MPa
設計者
製造会社: ロケットダイン
推進技術者: ???
設計チーム: ロケットダイン

RS-27Aロケットダインによってデルタ IIデルタ IIIロケットの第一段用として開発されたガス発生器サイクルの液体燃料ロケットエンジンである。このエンジンはRS-27の改良型である。 RP-1液体酸素を燃焼室内で燃焼することによって1.05 MNの推力を生み出す。エンジンは先代を改良したものでノズルが延長されノズルの入り口と出口の面積比が8:1から12:1に拡大され膨張比が高まった事により高高度における効率が大幅に高まった。高い信頼性を有する[1][2][3]

RS-27A主エンジンは再始動も出力を変える事も出来ない。更にこの主エンジンであるRS-27Aには2機の補助ロケットエンジンがあり、飛行中にロールの制御を行う。RS-27Aは265秒間作動する[4]

仕様

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  • 推力 (真空中): 237,000 lbf (1.05 MN)
  • 比推力 (真空中): 302秒
  • 比推力 (海面高度): 255秒
  • 重量: 2,528 lb (1,147 kg)[5]
  • 直径: 67 in (1.70 m)
  • 全長: 12 ft 5 in (3.78 m)
  • 燃焼室の数: 1
  • 燃焼室圧力: 700 psia (4.8 MPa)
  • 開口比: 12:1
  • 酸化剤/燃料混合比: 2.245:1
  • 推力重量比: 93

脚注

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  1. ^ RS-27A overview”. Pratt & Whitney. 2011年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月16日閲覧。
  2. ^ Pratt & Whitney Rocketdyne's RS-27A Engine Boosts Missile Defense Demonstration Satellites”. Ethiopian Review. 2010年1月16日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ Pratt & Whitney Rocketdyne Rocket Engine Repeats History - and Lifts Another Satellite into Space”. PR Newswire. 2012年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月16日閲覧。
  4. ^ Delta II payload planners guide”. United Launch Alliance (Декабрь 2006). 2009年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月13日閲覧。
  5. ^ RS-27A Propulsion System”. Pratt & Whitney. 2010年1月16日閲覧。

外部リンク

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