SO213iWR
キャリア | NTTドコモ |
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製造 | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ |
発売日 | 2005年10月1日 |
概要 | |
音声通信方式 | mova(PDC) (800MHz) |
形状 | ストレート |
サイズ | 117 × 49 × 20 mm |
質量 | 122 g |
連続通話時間 | 約120分間 |
連続待受時間 | 静止時320時間 |
外部メモリ | なし |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | FMラジオ・AMラジオ・テレビ(音声のみ) |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | 128×160ドット |
サイズ | 1.9インチ |
表示色数 | 約65,536色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
なし | |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
ブラックアンドシルバー | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
mova SO213iWR(ムーバ・エスオー に いち さん アイ・ダブルアール)は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)が開発した、NTTドコモによる第二世代携帯電話の製品である。愛称は、「RADIDEN」(ラジデン)。
概要
[編集]FMラジオ、AMラジオ、アナログテレビ音声(VHF帯)3バンドに対応するラジオチューナーが内蔵されている。携帯電話の背面は、ラジオ専用の液晶、選局ボタンなどが配備されている。ラジオ部分は携帯電話の電源と独立した構造となっており、携帯電話の電源を切ってもラジオの聴取が可能である。もちろん、iモードやメールをしながらラジオを聞く、という使い方も可能。
携帯電話としては珍しくFMラジオ、AMラジオ、テレビ(VHFのみ。テレビは音声での受信)の3バンドに対応。AMラジオの搭載は珍しい。本来AMラジオは携帯電話内部の機器から発生するノイズが原因で、雑音が混じってしまう。その影響もあって、この機種が発売されるまでAMラジオを搭載する携帯電話はなかった。しかし、本機においては、それらの機器から発されるノイズを除去した上、アンテナなどをノイズの影響を受けない配置としたことで、AMラジオの受信が実現した。
携帯電話としては「premini」と同じ21xシリーズのため、カメラ、iアプリ、赤外線通信などには対応していない。なお、FOMAでは、扱う周波数帯が高く(2GHz帯)、技術的な問題を解決できなかったため、最終的にmovaでの発売となった。
2011年7月24日中に被災3県以外のアナログテレビ放送が停波し、2012年3月31日にmovaのサービスと被災3県のアナログテレビ放送も完全停波したため、完動品であっても現在はAM/FMラジオとしての機能以外は使用できない。なお、FMラジオに限定すれば後のXperiaシリーズにも搭載されている機種が存在する(AMラジオは各局のFM補完中継局で対応)がそれもNHKネットラジオ らじる★らじるやradiko等のインターネットラジオに、ワンセグも含めたテレビもNHKプラス等のインターネットテレビやBDレコーダー等(ソニーグループではBDZやnasne)との連携によるリモート視聴に、それぞれ取って代わられた。
歴史
[編集]- 2005年8月2日:電気通信端末機器審査協会 (JATE) 審査を通過。
- 2005年8月29日:NTTドコモから発表。
- 2005年10月1日:発売。
- 2011年7月24日:アナログテレビ放送停波(被災3県を除く)。
- 2012年3月31日:movaと被災3県のアナログテレビ放送が停波。これ以降、AM/FMラジオとしてしか用をなさなくなる。