Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャ
生産時期 | 2011年1月から |
---|---|
生産者 | インテル |
プロセスルール | 32nm |
アーキテクチャ | x64 |
命令セット | x86-64, Intel 64 |
コア数 |
1から8 (スレッド数:1から16) |
ソケット |
|
前世代プロセッサ | Nehalem |
次世代プロセッサ | Ivy Bridge |
ブランド名 |
|
Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャ(サンディブリッジ マイクロアーキテクチャ)とは、インテルによって開発されたNehalemマイクロアーキテクチャに継ぐマイクロプロセッサのマイクロアーキテクチャであり、第二世代Coreプロセッサーとして製品化されている。第二世代Coreプロセッサーという言葉は、IntelがSandy Bridgeマイクロアーキテクチャで初めて用いた言葉であり、CoreマイクロアーキテクチャとNehalemマイクロアーキテクチャのCoreブランドのプロセッサは、前世代Coreプロセッサーと定義している。このことから、AVX命令セットの追加が第二世代Coreプロセッサーの定義だと推定される。特にCore ixプロセッサの世代を区別する場合は、Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャを第二世代Core ixプロセッサー、Nehalemマイクロアーキテクチャを前世代Core ixプロセッサーと区別している。Xeon、第二世代Core i7、第二世代Core i5、第二世代Core i3、Pentium、Celeronのブランドで商品提供している。
概要
[編集]イスラエルのハイファを拠点とする開発チームが開発を担当している。2007年のIDFでは、「Gesher」(ヘブライ語で橋を意味する)という名前で触れられたが、諸事情により現在の名前に変更された。2009年秋のIDFで2GHzで動作する試作品が公開された。ソケットは、サーバおよびハイエンド向けにLGA2011、普及帯にLGA1155がある[1]。32nmプロセスルールにて製造される。ラスベガスで開催されるCES2011にて米国時間2011年1月5日に発表され[2][3]、1月9日に発売解禁となった。しかし、2011年1月下旬に対応チップセットのシリアルATA周りに設計上の不具合が発見されたため、対応マザーボードの出荷が一時停止となり、修正版マザーボードの顧客向け出荷を2011年2月下旬に、量産を2011年4月から再開する見通しとなった。
Nehalemマイクロアーキテクチャからの改良点
[編集]- 新SIMD拡張命令セットIntel AVX
- 従来のSSEでは128bit幅だったSIMDレジスタが、256ビット幅に拡張される。FPUも同時に拡張され、1クロックで256ビットの演算が可能となる。これにより並列化のしやすい処理で最大2倍のパフォーマンスを発揮する。
- GPUの改良とネイティブな統合
- Clarkdaleとの比較で、GPU部は32nmプロセスで製造され、最高ターボ時1350MHzと高クロックであり、各種改良が加えられている。また、オンダイに統合され、L3キャッシュ(Last Levelキャッシュ)に接続している。
- 動画のハードウェアエンコード(Intel Quick Sync Video)を行うメディアエンジンを統合。
- PCIeコントローラーとDMIコントローラーのネイティブ統合。
- フロントエンド及び実行ユニットの改良
- 新しくデコード済み命令キャッシュを搭載、これによる実効命令フェッチ帯域の拡大と、分岐予測ミスペナルティの軽減。
- 分岐予測ユニットの実装強化、効率化。
- マクロフュージョンの追加サポート (CMP、TEST、ADD、SUB、AND、INC、DEC)。
- ダイナミック・エグゼキューション範囲の拡大。
- 多倍長演算の効率的な実装をサポートする拡張命令(w:Intel ADXを参照。ただし「ADX」および英語版にある「Multi-Precision Add-Carry Instruction Extensions」という表現のどちらも、インテルの公式資料等には見られないようである)
- 一般的な実行ストール(読み出しポート、ライトバック競合、バイパス・レイテンシー、パーシャル・ストール)の削減。
- XSAVE/XRSTORE 命令のパフォーマンスの向上、および新しいXSAVEOPT 命令の追加。
- 物理レジスタファイルの採用により、ユニット間のデータ移動&コピーを不要とし電力効率を改善。
- メモリ操作の改善
- メモリロードポートが2つに拡張され、ロード帯域幅が256ビットに倍増。
- バッファ増加によって、より多くのインフライトのロードおよびストアを同時に実行する。
- データプリフェッチの改善。
- コア間のインターコネクトをL3キャッシュ内に設けたリングバスとし、コア間の帯域幅の確保、電力効率の改善とともにコア数の増加に柔軟に対応する。
- 第2世代インテル ターボ・ブースト・テクノロジー
- CPUだけでなくGPUを含めた全てのコアに対してもターボ・ブーストが有効になり、発熱に余裕があればTDP枠を超え、よりダイナミックにクロックが上昇する。
Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャは、4μOPs/クロックのデコード・リタイア、6つの命令発行ポートという命令レベルの並列度はNehalemマイクロアーキテクチャから変化していない。しかしながら、アウト・オブ・オーダー実行の機構が完全に再設計されている。
Pentium Proに端を発するP6マイクロアーキテクチャは、Nehalemに至るまでリオーダ・バッファとリザベーション・ステーションを用いたTomasuloのアルゴリズムに近い方式でアウト・オブ・オーダー実行を行っていた。この方式ではデータがレジスタファイル、リオーダ・バッファ、リザベーション・ステーションの3ヶ所に保持されるため、命令のデコード後(RFとROBからRS)、実行後(演算器からROBとRS)、リタイア時(ROBからRF)といったタイミングで逐一必要な場所へのデータの移動が発生する。一方Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャでは、データの格納場所が物理レジスタファイルに一元化され、リオーダ・バッファとリザベーション・ステーションはレジスタファイルへの参照のみを保持し、データは保持しない (データを保持しないリザベーション・ステーションは、単にスケジューラと呼ばれるのが普通である)。このため、データの移動に伴うエネルギー消費が削減され、プロセッサの消費電力の低減に貢献している。
この物理レジスタファイルによるアウト・オブ・オーダー実行とデコード済み命令キャッシュの搭載は、Pentium 4のNetBurstマイクロアーキテクチャで既に行われたものである。これらはCoreマイクロアーキテクチャには反映されなかったが、Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャで同時に復活したことになる。
製品ラインナップ (32nmプロセスルール)
[編集]プロセッサー・ナンバーの末尾にアルファベットが付いている製品があり、それぞれの意味は、
- KはオーバークロックができるようにTurbo Boost動作時の倍率のロックが解除されている。なお、ビジネス向け機能のTXT、vPro、SIPPや仮想化技術のVT-dに非対応。
- Sは省電力モデル。
- Tは超省電力モデルで、このモデル向けにMini-ITX規格対応のマザーボードもリリースされる見込み[4]。
- Mはモバイル向けデュアルコアモデルで、数字の末尾が0は通常電圧版、9は低電圧版、7は超低電圧版。
- XM・QMはモバイル向けクアッドコアモデルで、XMは内部倍率のロックが解除されている。
バリエーション
[編集]開発 | 市場 | コア (スレッド) |
ソケット | クロック
(GHz) |
ターボ
(GHz) |
TDP
(W) |
インターフェイス | メモリ | PCIe レーン |
L3 キャッシュ (MB) |
内蔵GPU | 発売時期 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メモリ チャネル |
最大
帯域 (GB/s) |
最大
容量 | ||||||||||||
Sandy Bridge-EX | エントリー 4Pサーバ |
8 (16) | Socket R (LGA2011) [8] |
150–80/ <80 |
2× QPI | 4× DDR3-1600 / DDR3L (1.35V) [8] [9][10] [11][12] |
51.2 | 1ソケット 12 DIMM |
40 (v3.0) | 20 | — | 発売キャンセル | ||
Sandy Bridge-EP | 1–2P サーバ/ワークステーション |
Q3 2011 | ||||||||||||
6 (12) | ||||||||||||||
4 (8) | ||||||||||||||
Sandy Bridge-EN [8][9][10] |
1–2P サーバ |
8 (16) | Socket B2 (LGA1356) [13] |
130–80/ <80 |
1× QPI | 3× DDR3-1600 / DDR3L (1.35V) [8][9][10] |
1ソケット 6 DIMM |
24 (v3.0) | Q3 2011 [8][9][10] | |||||
6 (12) | ||||||||||||||
4 (8) | ||||||||||||||
2 (4) | ||||||||||||||
ハイエンド デスクトップ |
8 (16) | Q3 2011 | ||||||||||||
6 (12) | ||||||||||||||
Sandy Bridge-DT | 1Pサーバ/ パフォーマンス デスクトップ |
4 (4–8) | Socket H2 (LGA1155) [13] |
2.3–
3.4 |
3.8 | 65–
95 |
DMI 2.0 | 2× DDR3-1333 | 21.3 | 1ソケット 4 DIMM |
20 (v2.0) | 8 | HD 2000/3000 (6/12EU) |
2011年1月 |
メインストリーム/ エントリー デスクトップ |
2 (4) | 2.5–
3.3 |
3.5 (Core i5-2390T) |
35–
65 | ||||||||||
Sandy Bridge-NB | エクストリーム/ パフォーマンス モバイル |
4 (8) | Socket G2 (PGA 988B) BGA |
2.2–
2.5 |
3.5 | 45/
55 |
HD 3000 (12EU) | |||||||
メインストリーム/ LV/ULVモバイル |
2 (4) | 2.5–
2.7 |
3.4 | 18–
35 |
デスクトップ
[編集]太字が Intel HD Graphics 3000 (12 EU) で、それ以外が Intel HD Graphics 2000 (6 EU) 。Pentium と Celeron に関しては Intel HD Graphics 2000 と機能は同等だが名称が Intel HD Graphics となっている。
デスクトップ 市場 |
ソケット | コア (スレッド) |
プロセッサー ナンバー |
CPU
クロック (GHz) |
GPU
クロック (MHz) |
L3 キャッシュ (MB) |
TDP
(W) |
インターフェイス | メモリ | 発売時期 | 価格
(US$) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
定
格 |
ターボ | 定
格 |
ターボ | |||||||||||
エクストリーム/ ハイエンド |
LGA 2011 |
6 (12) | Core i7 Extreme |
3960X | 3.3 | 3.9 | — | 15 | 130 | 6.4 GT/s QPI DMI 2.0 PCIe 2.0 |
最大
クアッド チャネル |
2011-11-14[20] | 999 | |
Core i7 | 3930K | 3.2 | 3.8 | 12 | 583 | |||||||||
4 (8) | 3820 | 3.6 | 3.9 | 10 | 4.8 GT/s QPI DMI 2.0 PCIe 2.0 |
294 | ||||||||
パフォーマンス | LGA 1155 |
2700K | 3.5 | 850 | 1350 | 8 | 95 | DMI 2.0 PCIe 2.0 |
最大
デュアル チャネル DDR3-1333 |
2011-10-24[21] | 331 | |||
2600K | 3.4 | 3.8 | 2011-1-9 | 317 | ||||||||||
2600 | 294 | |||||||||||||
2600S | 2.8 | 65 | 306 | |||||||||||
4 (4) | Core i5 | 2550K | 3.4 | — | 6 | 95 | 2012-1-29[22] | 235 | ||||||
2500K | 3.3 | 3.7 | 850 | 1100 | 2011-1-9 | 216 | ||||||||
2500 | 205 | |||||||||||||
2500S | 2.7 | 65 | 216 | |||||||||||
2500T | 2.3 | 3.3 | 650 | 1250 | 45 | |||||||||
2450P | 3.2 | 3.5 | — | 95 | 2012-1-29 | 205 | ||||||||
2400 | 3.1 | 3.4 | 850 | 1100 | 2011-1-9 | 184 | ||||||||
2380P | — | 2012-1-29 | 187 | |||||||||||
2405S | 2.5 | 3.3 | 850 | 1100 | 65 | 2011-5-22 | 205 | |||||||
2400S | 2011-1-9 | 195 | ||||||||||||
2320 | 3.0 | 95 | 2011-9-4 | 177 | ||||||||||
2310 | 2.9 | 3.2 | 2011-5-22 | |||||||||||
2300 | 2.8 | 3.1 | 2011-1-9 | |||||||||||
メインストリーム | 2 (4) | 2390T | 2.7 | 3.5 | 650 | 3 | 35 | 2011-2-20 | 195 | |||||
Core i3 | 2130 | 3.4 | — | 850 | 65 | 2011-9-4 | 138 | |||||||
2125 | 3.3 | 134 | ||||||||||||
2120 | 2011-2-20 | 138 | ||||||||||||
2120T | 2.6 | 650 | 35 | 2011-9-4 | 127 | |||||||||
2105 | 3.1 | 850 | 65 | 2011-5-22 | 134 | |||||||||
2102 | Q2 2011 | |||||||||||||
2100 | 2011-2-20 | 117 | ||||||||||||
2100T | 2.5 | 650 | 35 | 127 | ||||||||||
2 (2) | Pentium | G860 | 3.0 | 850 | 65 | 2011-9-4 | 86 | |||||||
G850 | 2.9 | 2011-5-24 | ||||||||||||
G840 | 2.8 | 75 | ||||||||||||
G632 | 2.7 | 最大
デュアル チャネル DDR3-1066 |
Q3 2011 | |||||||||||
G630 | 2011-9-4 | 75 | ||||||||||||
G622 | 2.6 | Q2 2011 | ||||||||||||
G620 | 2011-5-24 | 64 | ||||||||||||
G630T | 2.3 | 650 | 35 | 2011-9-4 | 70 | |||||||||
G620T | 2.2 | 2011-5-24 | ||||||||||||
Celeron | G540 | 2.5 | 850 | 1000 | 2 | 65 | 2011-9-4 | 52 | ||||||
G530 | 2.4 | 42 | ||||||||||||
G530T | 2.0 | 650 | 35 | 47 | ||||||||||
1 (2) | G460 | 1.8 | 1.5 | 2011-12-11[23] | 37 | |||||||||
1 (1) | G440 | 1.6 | 1 | 2011-1-9 |
サーバ/ワークステーション
[編集]太字が Intel Graphics HD 3000 (12 EU) で、それ以外は GPU を搭載していれば (1260Lのみ) HD 2000 (6 EU)。
サーバ 市場 |
ソケット | コア (スレッド) |
プロセッサー ナンバー |
CPUクロック
(GHz) |
GPUクロック
(MHz) |
L3 キャッシュ (MB) |
インターフェイス | メモリ | TDP
(W) |
発売時期 | 価格
(US$) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
定格 | タ-ボ | 定格 | ターボ | QPI | DMI | PCIe | ||||||||||
4P Server | LGA 2011 |
8
(16) |
Xeon E5 | 4650 | 2.7 | 3.3 | 20 | ×2 | 2.0 | 3.0 | 4x DDR3-1600 | 130 | Q2 2012 | 3616 | ||
4650L | 2.6 | 3.1 | 115 | |||||||||||||
4640 | 2.4 | 2.8 | 95 | |||||||||||||
4620 | 2.2 | 2.6 | 16 | 4x DDR3-1333 | 1611 | |||||||||||
6
(6) |
4617 | 2.9 | 3.4 | 15 | 4x DDR3-1600 | 130 | ||||||||||
6
(12) |
4610 | 2.4 | 2.9 | 4x DDR3-1333 | 95 | 1219 | ||||||||||
4607 | 2.2 | 12 | 4x DDR3-1066 | 885 | ||||||||||||
4 (8) | 4603 | 2.0 | 10 | 551 | ||||||||||||
2P Server | 8 (16) | 2687W | 3.1 | 3.8 | 20 | 4x DDR3-1600 | 150 | 2012-03-06 | 1885 | |||||||
2690 | 2.9 | 3.8 | 135 | 2057 | ||||||||||||
2680 | 2.7 | 3.5 | 130 | 1723 | ||||||||||||
2670 | 2.6 | 3.3 | 115 | 1552 | ||||||||||||
2665 | 2.4 | 3.1 | 1440 | |||||||||||||
2660 | 2.2 | 3.0 | 95 | 1329 | ||||||||||||
2650 | 2.0 | 2.8 | 1106 | |||||||||||||
2650L | 1.8 | 2.3 | 70 | |||||||||||||
6 (12) | 2667 | 2.9 | 3.5 | 15 | 130 | 1552 | ||||||||||
2640 | 2.5 | 3.0 | 4x DDR3-1333 | 95 | 884 | |||||||||||
2630 | 2.3 | 2.8 | 612 | |||||||||||||
2620 | 2.0 | 2.5 | 406 | |||||||||||||
2630L | 60 | 662 | ||||||||||||||
4 (8) | 2643 | 3.3 | 3.5 | 10 | 4x DDR3-1600 | 130 | 884 | |||||||||
4 (4) | 2609 | 2.4 | 4x DDR3-1066 | 80 | 294 | |||||||||||
2603 | 1.8 | 202 | ||||||||||||||
2 (4) | 2637 | 3.0 | 3.5 | 5 | 4x DDR3-1600 | 884 | ||||||||||
LGA 1356 |
8 (16) | 2470 | 2.3 | 20 | ×1 | 3x DDR3-1600 | 95 | Q2 2012 | 1440 | |||||||
2450 | 2.1 | 1106 | ||||||||||||||
2450L | 1.8 | 70 | 1106 | |||||||||||||
6 (12) | 2440 | 2.4 | 15 | 3x DDR3-1333 | 95 | 834 | ||||||||||
2430 | 2.2 | 551 | ||||||||||||||
2420 | 1.9 | 388 | ||||||||||||||
2430L | 2.0 | 60 | 662 | |||||||||||||
4 (4) | 2407 | 2.2 | 10 | 3x DDR3-1066 | 80 | 250 | ||||||||||
2403 | 1.8 | 192 | ||||||||||||||
1P Server | LGA 2011 |
6 (12) | 1660 | 3.3 | 3.9 | 15 | ×2 |
Up to quad channel DDR3-1333 |
130 | 2012-03-06 | 1080 | |||||
1650 | 3.2 | 3.8 | 12 | 583 | ||||||||||||
4 (8) | 1620 | 3.6 | 3.8 | 10 | 294 | |||||||||||
LGA 1155 |
4 (8) | Xeon E3 | 1290 | 4.0 | 8 | N/A | 2.0 | Up to dual channel DDR3-1333 |
95 | 2011-05-29 | 885 | |||||
1280 | 3.5 | 3.9 | 2011-03-15 | 612 | ||||||||||||
1275 | 3.4 | 3.8 | 850 | 1350 | 339 | |||||||||||
1270 | — | 80 | 328 | |||||||||||||
1260L | 2.4 | 3.3 | 650 | 1250 | 45 | 294 | ||||||||||
1245 | 3.3 | 3.7 | 850 | 1350 | 95 | 262 | ||||||||||
1240 | — | 80 | 250 | |||||||||||||
1235 | 3.2 | 3.6 | 850 | 1350 | 95 | 240 | ||||||||||
1230 | — | 80 | 215 | |||||||||||||
4 (4) | 1225 | 3.1 | 3.4 | 850 | 1350 | 6 | 95 | 194 | ||||||||
1220 | — | 8 | 80 | 189 | ||||||||||||
2 (4) | 1220L | 2.2 | 3 | 20 |
モバイル
[編集]- Core i5-2515E と Core i7-2715QE プロセッサは ECC メモリと PCI express ポート分岐をサポートしている。
- Celeron と Pentium 以外の全てのモバイルプロセッサが Intel Graphics HD 3000 (12 EU)を使用している。
モバイル 市場 |
コア (スレッド) |
プロセッサー ナンバー |
CPUクロック
(GHz) |
GPUクロック
(MHz) |
L3 キャッシュ (MB) |
TDP
(W) |
インターフェイス | 発売時期 | 価格 (US$) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
定
格 |
ターボ (1C/2C/4C) |
定
格 |
ターボ | |||||||||
エクストリーム | 4 (8) | Core i7 Extreme |
2960XM | 2.7 | 3.7/3.6/3.4 | 650 | 1300 | 8 | 55 | *DMI 2.0 *Memory: Up to dual channel DDR3-1600 MHz PCIe 2.0 |
2011-9-4 | 1096 |
2920XM | 2.5 | 3.5/3.4/3.2 | 2011-1-5 | |||||||||
パフォーマンス | Core i7 | 2860QM | 3.6/3.5/3.3 | 45 | 2011-9-4 | 568 | ||||||
2820QM | 2.3 | 3.4/3.3/3.1 | 2011-1-5 | |||||||||
2760QM | 2.4 | 3.5/3.4/3.2 | 6 | 2011-9-4 | 378 | |||||||
2720QM | 2.2 | 3.3/3.2/3.0 | 2011-1-5 | |||||||||
2715QE | 2.1 | 3.0/2.9/2.7 | 1200 | OEM | ||||||||
2710QE | ||||||||||||
2670QM | 2.2 | 3.1/3.0/2.8 | 1100 | *DMI 2.0 *Memory: Up to dual channel DDR3-1333 MHz PCIe 2.0 |
2011-10-2 | |||||||
2635QM | 2.0 | 2.9/2.8/2.6 | 1200 | 2011-1-5 | ||||||||
2630QM | 1100 | |||||||||||
メインストリーム | 2 (4) | 2640M | 2.8 | 3.5/3.3 | 1300 | 4 | 35 | 2011-9-4 | 346 | |||
2620M | 2.7 | 3.4/3.2 | 2011-2-20 | |||||||||
2649M | 2.3 | 3.2/2.9 | 500 | 1100 | 25 | |||||||
2629M | 2.1 | 3.0/2.7 | 311 | |||||||||
2655LE | 2.2 | 2.9/2.7 | 650 | 1000 | OEM | |||||||
2677M | 1.8 | 2.9/2.6 | 350 | 1200 | 17 | 2011-6-20 | 317 | |||||
2637M | 1.7 | 2.8/2.5 | 289 | |||||||||
2657M | 1.6 | 2.7/2.4 | 1000 | 2011-2-20 | 317 | |||||||
2617M | 1.5 | 2.6/2.3 | 950 | 289 | ||||||||
2610UE | 2.4/2.1 | 850 | OEM | |||||||||
Core i5 | 2557M | 1.7 | 2.7/2.4 | 1200 | 3 | 2011-6-20 | 250 | |||||
2537M | 1.4 | 2.3/2.0 | 900 | 2011-2-20 | ||||||||
2467M | 1.6 | 2.3/2.0 | 1150 | 2011-6-19 | OEM | |||||||
2540M | 2.6 | 3.3/3.1 | 650 | 1300 | 35 | 2011-6-20 | 266 | |||||
2520M | 2.5 | 3.2/3.0 | 225 | |||||||||
2515E | 3.1/2.8 | 1100 | OEM | |||||||||
2510E | ||||||||||||
2430M | 2.4 | 3.0/2.7 | 1200 | 2011-10-2 | ||||||||
2410M | 2.3 | 2.9/2.6 | 2011-6-20 | |||||||||
Core i3 | 2350M | — | 1150 | 2011-10-2 | 225 | |||||||
2330E | 2.2 | 1050 | 2011-6-19 | OEM | ||||||||
2330M | 1100 | |||||||||||
2310E | 2.1 | 1050 | 2011-2-20 | |||||||||
2310M | 1100 | |||||||||||
2367M | 1.4 | 350 | 1000 | 17 | 2011-10-2 | |||||||
2357M | 1.3 | 950 | 2011-6-19 | |||||||||
2340UE | 800 | |||||||||||
2 (2) | Pentium | 967 | 1000 | 2 | 2011-10-2 | |||||||
957 | 1.2 | 800 | 2011-6-19 | |||||||||
B960 | 2.2 | 650 | 1100 | 35 | 2011-10-2 | |||||||
B950 | 2.1 | 2011-6-19 | ||||||||||
B940 | 2.0 | |||||||||||
Celeron | B840 | 1.9 | 1000 | 2011-9-4 | 86 | |||||||
B815[26] | 1.6 | 1050 | Q1 2012 | |||||||||
B810E | 1000 | 2011-6-19 | OEM | |||||||||
B810 | 950 | 2011-3-13 | 86 | |||||||||
B800 | 1.5 | 1000 | 2011-6-19 | 80 | ||||||||
857 | 1.2 | 350 | 17 | 2011-7-3 | 134 | |||||||
847 | 1.1 | 800 | 2011-6-19 | |||||||||
847E | OEM | |||||||||||
1 (1) | 827E | 1.4 | 1.5 | 2011-7-3 | ||||||||
787 | 1.3 | 107 | ||||||||||
1 (2) | B730 | 1.8 | 650 | 1000 | 35 | 2012-9 | OEM | |||||
1 (1) | B720[27] | 1.7 | Q1 2012 | |||||||||
B710 | 1.6 | 2011-6-19 | 70 |
後継
[編集]後継は、22nmにシュリンクした Ivy BridgeマイクロアーキテクチャおよびHaswellマイクロアーキテクチャ。
脚注
[編集]- ^ PC Watch 後藤弘茂のWeekly海外ニュース 2010年4月9日
- ^ PC Watch 2011年1月6日
- ^ 4Gamer.net 2011年1月6日
- ^ 【IDF2010】Sandy Bridge搭載機のデモを多数披露し、グラフィックス性能をアピール 2010年9月14日
- ^ (Japanese) (Encoding: EUC-JP) “SandyBridge”世代のデスクトップCPU, 北森瓦版 / northwood.blog60.fc2.com, (2009-11-27) 2010年12月16日閲覧。, English translation.
- ^ Kaigai; Hiroshige Goto (2010-03-01), “32nmプロセス世代のIntelとAMDのCPU” (Japanese) (Encoding: SHIFT_JIS), PC Watch (Japan: Impress Watch) 2010年12月16日閲覧。, English translation.
- ^ Kaigai; Hiroshige Goto (2010-04-09), “ノートPCからMPサーバーまで投入されるIntelの「Sandy Bridge」” (Japanese) (Encoding: SHIFT_JIS), PC Watch (Japan: Impress Watch) 2010年12月16日閲覧。, English translation.
- ^ a b c d e Swinburne, Richard (2010年4月21日). “Intel Sandy Bridge: Details of the next gen”. bit-tech 2010年12月16日閲覧。
- ^ a b c d Galistel, Andreas (2010年8月9日). “Sandy Bridge-E LGA 2011 socket pictured”. NordicHardware 2010年12月16日閲覧。
- ^ a b c d Lal Shimpi, Anand (2010年8月27日). “The Sandy Bridge Preview”. AnandTech 2010年12月16日閲覧。
- ^ http://www.brightsideofnews.com/news/2010/8/7/sandy-bridge-socket-pictures-leak.aspx
- ^ http://www.overclockers.com/intel-replace-lga1366-socket-2011/
- ^ a b Sandy Bridge Sockets, Hiroshige Goto
- ^ (German) Neue Roadmap: "Sandy Bridge" entschlüsselt (Update 2), Hardware News, ComputerBase, (11.08.2010), English translation.
- ^ (Chinese), Ex Preview, http://www.expreview.com/11683.html, English translation.
- ^ “Price And Release Day Of Intel Sandy Bridge Processor Confirmed - Expreview.com”. En.expreview.com. 2010年12月5日閲覧。
- ^ “Intel's Sandy Bridge E-Series in Q4 2011”. Tom's Hardware (2011年2月11日). 2011年2月13日閲覧。
- ^ “The Sandy Bridge Review: Intel Core i7-2600K, i5-2500K and Core i3-2100 Tested”. Anandtech (2011年1月3日). 2011年2月13日閲覧。
- ^ “Intel Core i7-3960X (Sandy Bridge-E) And X79 Platform Preview”. Tom's Hardware (2011年9月12日). 2011年9月12日閲覧。
- ^ http://vr-zone.com/articles/sandy-bridge-e-will-launch-on-the-14th-of-november-not-the-15th/13652.html
- ^ http://www.tweaktown.com/news/20856/intel_core_i7_2700k_gets_a_launch_date_and_a_big_price_tag/index.html
- ^ http://www.gdm.or.jp/voices_html/201201/26b.html
- ^ https://ascii.jp/elem/000/000/656/656006/
- ^ http://www.semiaccurate.com/2010/10/06/more-sandy-bridge-details-leak/
- ^ http://www.semiaccurate.com/2010/10/06/sandy-bride-xeon-model-numbers-explained/
- ^ http://www.cpu-world.com/CPUs/Celeron_Dual-Core/Intel-Mobile%20Celeron%20B815.html
- ^ http://www.cpu-world.com/CPUs/Celeron_Dual-Core/Intel-Mobile%20Celeron%20B720.html