コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

少女フレンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Shojo friendから転送)

少女フレンド』(しょうじょフレンド)は、かつて講談社から発行されていた日本漫画雑誌

概要

[編集]

1962年、12月号を最後に休刊した月刊『少女クラブ』の路線を継ぐ週刊誌として誕生。『クラブ』と『なかよし』で培われた少女向け雑誌作りのノウハウと、『週刊少年マガジン』で得た週刊誌作りの経験を活かしたものだった。

1963年、競合誌『マーガレット』(集英社)が創刊され、激しい競争を展開。

1970年、『少女コミック』(小学館)も週刊誌化(『少女コミック』自体は1968年に創刊)され、競争はさらに激化した。こうした状況の中で、『はいからさんが通る』(大和和紀)や『生徒諸君!』(庄司陽子)などといった作品を輩出していったが、雑誌の勢いそのものは徐々に低下していった。

1974年、週刊から月2回刊に移行。

  • 週刊少女フレンド時代 全国書誌番号:00010842
  • 誌名から「週刊」を外した隔週刊時代 全国書誌番号:00081905


1991年、月刊誌に移行。

1996年、10月号をもって廃刊。『なかよし』、集英社りぼん』(この2誌は今も刊行中)に次ぐ講談社の少女漫画誌の名門の廃刊には多くの人が驚き、テレビのニュース番組でも取り上げられた。[要出典]

廃刊前後の動き

[編集]

『少女フレンド』廃刊前の1996年7月、『Kiss』増刊号として『デザート』が発行されたが、執筆陣の多くは『少女フレンド』所属の若手漫画家であり、実質的な後継誌はこの『デザート』となった。『少女フレンド』の廃刊後、この『デザート』は数ヶ月ごとに発行され、1997年9月号より月刊誌として新創刊された。

なお、増刊枠の『ザ・フレンド』は、本誌の廃刊後も残っていたが、1999年、『デザート』の増刊枠である『ザ・デザート』に吸収される形で消滅した。

関連雑誌の『別冊フレンド』は2021年現在も存続している。

主な作家

[編集]

派生誌

[編集]

関連項目

[編集]