ザ☆ウルトラマンの登場怪獣
ザ☆ウルトラマンの登場怪獣(ザ☆ウルトラマンのとうじょうかいじゅう)は、テレビアニメ『ザ☆ウルトラマン』に登場した架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧である。アニメ作品である為、ウルトラマンとサイズが大きく異なる怪獣や、人間の体型を考慮しないデザインの怪獣が多数登場している。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
冷凍怪獣 シーグラ
第1話「新しいヒーローの誕生!!」に登場。
- 身長:73メートル
- 体重:6万2千トン
角が生えたティラノサウルスのような怪獣。南極から赤道を越えて流れてきた巨大氷山に潜んでいた。最初に氷山から出現した個体が口から冷凍光線を発射し、港湾地域を氷結させた後に残り3頭が出現した。最初の個体ともう1頭はジョーニアスを氷結させたりと善戦するも効果がなく、2頭は戦闘中の冷凍光線の誤射による同士討ちで氷結し、残り2頭もプラニウム光線を受けて倒されて海中へ沈んだ。
竜巻き怪獣 スパイラル
第2話「光るペンダントの秘密」に登場。
- 全長:480メートル
- 体重:不定
外観は巨大な竜巻。海から上陸し、発電所を襲撃してエネルギーを奪った。竜巻を変形させ一対の腕を発生させて相手に掴み掛かる事も出来るが、ムツミのバーディーを竜巻に巻き込んでしまう。科学警備隊本部のエネルギー出力を限界まで引き上げた罠に惹かれて出現し、竜巻内からの照明弾で内部に本体(5本の触手を有する心臓)がある事を暴かれる。本体だけでジョーニアスと同じくらいの大きさがあり、ジョーニアスを羽交い絞めにしたが返り討ちにあい、アストロビームを受けて倒された。
分裂怪獣 ワニゴドン
第3話「草笛が夕日に流れる時…」に登場。
- 身長:82メートル
- 体重:7万9千トン
地底から出現した一体がマルメの至近距離からの砲撃で倒され、その後、回収班に死骸は研究所へ持ち帰られるものの、飛び散った破片が急速に成長する事が判明した。うち一頭がタカシ少年に拾われペロと名付けられるが、怪獣化した直後に他の3頭が海岸に出現するが、ペロが海を苦手にしていた事から、4頭ともジョーニアスに海中に叩き込まれ倒された。
分裂怪獣 ペロ
第3話「草笛が夕日に流れる時…」に登場。
- 身長:50センチメートル
- 体重:15キログラム
ワニゴドンの最初の個体の破片から生まれたクローン体。タカシ少年に拾われ、僅か一日で急成長する。ただし、幼少期には草笛に懐いており、巨大化後のジョーニアスとの格闘中にタカシの草笛に反応した直後に海へ叩き込まれ、プラニウム光線を食らい、融解、絶命した。
雲怪獣 レッドスモーギ
第4話「謎の赤い雲を追え!!」に登場。
- 身長:67メートル
- 体重:5万8千トン
突如出現した、謎の赤い雲が雨の為に固形化し、赤い雪男のような怪獣に変貌した。本来の姿が気体(赤い雲)であり、水分を苦手としており、固形化と共に苦痛を感じて大暴れする。山間部で固形化して暴れ出し、ダムを破壊しようとしたところをジョーニアスに雨雲を散らされ、太陽光線を浴び気体に戻り、その状態でジョーニアスに水分のない宇宙へ連れて行かれた。
- 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの左腕を構成する怪獣の一体として姿が確認できる。ベリュドラの構成怪獣では唯一の『ザ☆ウルトラマン』及びアニメ作品出典の怪獣でもある。
地底怪獣 タフギラン
第5話「パッセージャー号地底突破!!」に登場。
- 身長:118メートル
- 体重:9万6千トン
山林の広範囲の樹木を数千本一晩で食いつくした四足の地底怪獣のオス。体色は緑系。ヘンリーニシキ博士によるとアフリカにも同様の事件が起こっていたという。タフギラスを助けに地上に出現し、夫婦でジョーニアスと戦う。たてがみ状のトゲが武器で前面の敵に向けて射出する事もできるが、夫婦共々ジョーニアスに倒される。
地底怪獣 タフギラス
第5話「パッセージャー号地底突破!!」に登場。
- 身長:96メートル
- 体重:8万トン
タフギランと同属のメス怪獣。体色は茶系。地底戦車パッセージャー号で発見され、地上に出現した。子供二頭(タフギラコ)を育てていたが、同属で夫のオスのタフギランと共にジョーニアスにプラニウム光線で倒される。
- ニシキ博士曰く、繁殖して世界中の樹木を食べ尽くす可能性があるという。また博士が目撃した前述(タフギランの項)のアフリカの事件を起こしたのは、この個体なのか、同種族の別個体なのかは不明。
地底子怪獣 タフギラコ
第5話「パッセージャー号地底突破!!」、第17話「ベータミーが消えた!!」に登場。
- 身長:8メートル
- 体重:不明
地底怪獣タフギラスとタフギランの子供。親の後を追い地上に出現する。親を倒されたのを見て、仇のジョーニアスの両足に噛り付いて復讐を図るも、リトル光線で8メートルから犬程度の大きさに縮小され、ニシキ博士にアフリカの自宅で飼われる事となった。「もし、成長して再び暴れたら」という問いに博士は「ウルトラマンが来てくれる」と答えたが、17話においては完全に懐いており、その心配はなさそうである。2匹おり、書籍によっては片方をタフギラオと命名している。
溶岩怪獣 ファイヤバドン
第6話「燃える深海への挑戦」に登場。
- 身長:63メートル
- 体重:2万4千トン
マグマの中に生息する怪獣で数億年前から生息していた事実が(劇中の)文献に記されている。コウモリに似た姿の赤く輝く飛行怪獣で、海底火山から火山弾や津波と共に出現し、空気中に5分程度しか居られず、エネルギー補給のために地中へ戻る為、当初は姿もろくに確認されなかったが、ムツミが記録に気づき、正体が発覚。かなりの難敵であったが、強化したマードックに海中で腹部にモリを打ち込まれ、そこへジョーニアスにエネルギーを通電されて倒された。
電子怪獣 コンビューゴン
第7話「攻撃指令 目標はピグ!!」に登場。
- 身長:80メートル
- 体重:6万3千トン
5年前に宇宙船を襲い、コンピューターと同化し、地球に落下し地底で眠っていた怪獣が、超新星の爆発の際に放出された電波の影響で、復活した。その危機は科学警備隊のロボットのピグだけが感知していた。地底から市街地に出現し、ジョーニアスと激闘をする。軟体動物のような姿で頭部の上に一対の触手を持ち、その先端からのビームと触手での閉め上げでジョーニアスを苦戦させるも、先の危険信号に反応して現場にいたピグの後ろが弱点という指摘でジョーニアスに背面から内部のコンピューターを破壊され、元の宇宙怪獣に戻り、宇宙へ戻された。
ロボット101号
第7話「攻撃指令 目標はピグ!!」に登場。
- 身長:185センチメートル
- 体重:190キログラム
前述のコンピューゴン復活の影響を受け、危険信号を発するも原因がわからない為、素行不良とされたピグの代わりに派遣された地球防衛軍の新型ロボット。ピグモンをモデルにしたピグと異なり、見た目はスマートな人間型のロボットで優秀さを鼻にかけ、論理的な解析を優先し、旧型(地球防衛軍で最初の機体である)のピグに廃棄処分を暗に薦めたりと冷徹な面がある。結局、事件の後にアルプス支部へ配属されていった。
- 声:永井一郎
宇宙忍者 バルタン星人
第8話「ヒカリ隊員の秘密が盗まれた!?」に登場。
モンスター怪獣 ミコノス
第8話「ヒカリ隊員の秘密が盗まれた!?」に登場。
- 身長:2~76メートル
- 体重:350キログラム~6万8千トン
バルタン星人の手によりウルトラマンジョーニアスの戦いを一部始終撮影する(そのフィルムを使ってジョーニアス=ヒカリを罠にはめる為)為だけに山中に出現したゴリラの様な怪獣。あっさりと倒された。
頭脳怪獣 ドルフィーゴ
第9話「目覚めた古代生物の恐怖!!」に登場。
- 身長:75メートル
- 体重:8万1千トン
南太平洋のタマラ島の六千年前の遺跡の地下空洞で眠っていた怪獣。その正体は一億二千年前に滅びた知的生命の一族の最後の生き残りであった。遺跡において神の様に祭られていたと思しき痕跡があり、遺跡発掘の際、調査団の3人にビームを浴びせて操り、遺跡発掘の妨害として、調査団のテントやタマラ島の発電所や船を目からのビームで破壊させた。ヒカリに遺跡の調査を止めさせるように操る3人を通じて要請するも、その3人の救出の際にダイナマイトを使われて怒り、遺跡から出現する。その姿は恐竜のような姿であり、最後、遺跡にたたきつけられてジョーニアスに倒され、遺跡もろとも地底に沈み、その際タマラ島自体が海へ沈み消失した。
テレポート怪獣 ザローム
第10話「見えたぞ! まぼろしの怪獣が…」に登場。
- 身長:113メートル
- 体重:7万8千トン
ザローム砂漠で数年前に発見された4足の怪獣。マジシャン・ジョージ佐竹(声:久木念)がザローム砂漠から日本へと瞬間移動を行う(手品ではなく、催眠術を応用した本当のテレポーテーション)際に怪獣と融合した為にテレポート怪獣になって、日本へ最初幻影のような状態で出現、しばらくして、別の場所で実体化して、マジシャンの自宅へ向かった。攻撃されると停止、自らに催眠術をかけ、まったく別の場所に影のような分身を出現させ、科学警備隊を翻弄した。ミクロ化したジョーニアスに神経を切られてテレポートを封じられ、その後ジョージ佐竹は分離された。
液体怪獣
第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」に登場。
- 身長・体重:不定
ヒマラヤ山脈地底に生息していた紫色のアメーバ状生物。機械に取り付き自在に操る能力を持ちつ為、後述のヘクトールやピグを操った。熱や炎を苦手とする。最期は科学警備隊とジョーニアスによって焼却された。
ブルドーザー兵器 ヘクトール
第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」に登場。
5年前に地球防衛軍において対怪獣兵器として大河原大介(声:内海賢二)が開発を進言するが、当時は怪獣の脅威に防衛軍が本腰を入れていなかった為、軍を辞めた大河原が独力で完成させた。前部ブレードに取り付けられた攻撃掘削兼用ドリルと2本のショベルアームが特徴。コクピット両脇から上方に折れ曲がる一対の角を持つ。ドリルで地中を掘り進むことも可能。また、怪獣を検知するセンサーを有し、その反応に従いヒマラヤの地底を掘り進んでいった。
機械怪獣 ヘクトール
第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」に登場。
- 身長:105メートル
- 体重:8万5千トン
液体怪獣にブルドーザー・ヘクトールが乗っ取られ怪獣化した。外観および能力は怪獣化前後で特に変化していない。山脈のふもとの市街地を破壊したが、操る液体怪獣が熱に弱い事実から、ジョーニアスとの戦闘中にスーパーマードックのジェット噴射で液体怪獣が追い出されたことで、活動を停止した。
- 放映当時に発売された怪獣消しゴムでは、液体怪獣がドロドロと付着している状態が再現されていた。
同居怪獣 オプト (チョウ、ジン、サン)
第12話「怪獣とピグだけの不思議な会話」に登場。
- 身長:83メートル
- 体重:13万2千トン
一つの殻に3頭の兄弟が共生している怪獣で、海洋汚染により三頭の内の兄怪獣2体(チョウ、ジン)が凶暴化し、タンカーを襲って石油を飲むなどし、その後上陸した。怪獣語での交信を試みたピグにより、大人しい弟怪獣(サン)と交信が成り立ち、兄弟の名前や兄から栄養をもらっているサンだけが凶暴化せずに済んでいるといった境遇が明らかになり、ピグと兄を説得して海へ帰る約束をするも適わず、チョウ、ジンをジョーニアスに倒され、その怒りで衰弱していたサンまでも凶暴化、兄のように角が生えてジョーニアスに襲い掛かるが、そのまま絶命し、南極の海底に葬られた。
音波怪獣 ガラドラス
第13話「よみがえった湖の悲しい伝説」に登場。
- 身長:99メートル
- 体重:9万6千トン
日本の東北地方にある湖、龍神湖の底で眠っていた。口から発する怪周波で生物を石化する。当初の被害は魚の石化程度で済んでいたが騒音で凶暴化したらしく、ついに人間の石化の被害が出るに至る。マルメの祭りの太鼓の連打で活動を活発化した事実から、その件が明らかになるも、取材クルーのヘリの音で地上に姿を現す。マルメ達も石化されたが、最後ジョーニアスに倒され、石化された人間はジョーニアスに元に戻された。
火焔怪獣 ゲロン
第14話「悪魔の星が来た!!」に登場。
- 身長:114メートル
- 体重:8万6千トン
冒頭で石油コンビナートに出現した麒麟に似た怪獣。マードックのミサイルで撃退された。後に謎の天体の接近で出現した事が判明する。ジョーニアスと戦うスチール写真があるが、劇中ではヒカリ隊員の姿で倒されている。
火山怪獣 ガドン
第14話「悪魔の星が来た!!」に登場。
- 身長:123メートル
- 体重:6万1千トン
ゲロンの死後に謎の天体の接近で出現した怪獣の内の一体、翼竜と始祖鳥に似ている。謎の天体を破壊する為に宇宙へ発進したマードックを襲撃した。ジョーニアスより一回り大きな巨体で襲い掛かるが、火山の火口へ落とされて絶命する。
宇宙怪獣 ザイクロン
第14話「悪魔の星が来た!!」に登場。
- 身長:109メートル
- 体重:13万4千トン
地球に急接近した謎の天体を護る怪獣と思われたが、実は星自体が鉱物生命体であり、その身を護る為にエネルギーを集めて誕生させた存在である。二本の脚部で謎の天体を攻撃するミサイルを全て破壊し、牙で砕き、飛来したジョーニアスをも窮地に追い込むが、その場を離脱して、太陽エネルギーを吸収して120メートルに巨大化したジョーニアスのウルトラボディスクリューで貫通され、そのまま謎の天体の心臓部の発光体へ叩き込まれて、その穴にスーパーマードックにミサイルを撃ち込まれて倒された。
謎の天体
第14話「悪魔の星が来た!!」に登場。
少々歪な形状の謎の天体。地球に急接近して、地球と月の間を通過しようとした。その正体は巨大な鉱物生命体であり、発散する放射線が爬虫類や怪獣を凶暴化させる性質を持っていた。また自在にエネルギーを集中して怪獣ザイクロンを生み出して防御している。弱点は中心の発光体で、そこにザイクロンを叩き込まれて、ジョーニアスのウルトラボディスクリューとマードックのミサイルの集中攻撃で破壊された。尚、特定の呼称で呼ばれる事はなかった。
いん石獣 ゴグラン
第15話「君がウルトラマンだ」に登場。
- 身長:9センチメートル~109メートル
- 体重:800グラム~5万3千トン
過去に宇宙ステーションEGG3の隔壁を食べて破壊しようとした、昆虫型の宇宙生物。卵が植物の種に似ており、地球に落ちてきた卵を種子と間違えた挙句、品種改良のために放射線を浴びせられたためか、EGG3で目撃された9センチ大から怪獣サイズの芋虫へ変貌し、筑波山(ちくばやま)植物研究所の職員を口から吐く溶解液で溶かした。一度ガスタンクの爆発に巻き込まれた死んだと思われたが、脱皮して蛾のような成獣になって甦った。全体的に蛾に似ているが口は鳥のような嘴になっている。羽からりん粉が混ざった突風を放ち市街地を破壊した。最期はプラニウム光線を食らって大爆発した。
- 次回予告では「いん石怪獣」と言う片書きでナレーションに呼ばれた。
幼鳥 モア
第16話「生きていた幻の鳥」に登場。
- 身長・体重:不明
海上を群れを組んで飛ぶ、鶏程度の大きさの鳥。豪華客船に保護されて存在が発覚する。ニュージーランドで絶滅したジャイアントモア或いはモアの一族のいずれかが、小型化、及び退化していた羽や脚部の爪(地上凄なので本来は物は掴めない)を再び進化させて、生き延びた末裔ではないかと思われ、翼の下にもう一対小さい退化した翼がある。
- 科学警備隊で照合のために様々な鳥類の画像が登場している中にキウィの画像もあったが、キウィもモアの仲間である。
古代怪鳥キングモア
第16話「生きていた幻の鳥」に登場。
- 身長:77メートル
- 体重:4万6千トン
前述の客船で保護されたモアが、ムツミの懇願で、船医に電気ショックの治療を受けた結果、鶏程度の大きさから、ジャイアントモアのサイズを遥かに超える大きさに巨大化した。優しくしてくれたムツミを求めて船を襲い(女性を嘴でつまみ上げ、ムツミでないと知ると投げ捨てたりもした)、ムツミをさらい、海上の小さな岩島に捕らえていた。ただし、ムツミを襲う巨大なサメをひと蹴りで追い返したりと悪意はない。空中での挙動はジョーニアスを上回り、苦戦させるが、最後にリトル光線で元のモアに戻された。
こん虫獣 バダン
第17話「ベータミーが消えた!!」に登場。
- 身長:83メートル
- 体重:4万2千トン
ヘンリー・ニシキ博士が存在を予測した怪獣。巨大なトノサマバッタで無数のバッタと共に群れで突風を起こしながら飛び、消滅もせずに蛇行して移動する台風と誤認されていた。日本上陸の後、蛇行し、エジプトに上陸、突風による砂塵でピラミッドと日本から追跡してきたトベの乗るベータミーを埋めた。昆虫本来の3対の脚の他に頭のすぐ後ろに短い鎌状の脚が一対あり、ジョーニアスとの戦闘などに使われた。また目からビームを放つ。ニシキ博士曰く、決定打と言える弱点がなく、急激な温度変化(特に低温)に弱い点を付くかたちでマードックから噴射されたエアコンの冷気を浴び、弱った所をジョーニアスに倒される。
岩礁怪獣 アイランダ
第18話「謎のモンスター島」に登場。
- 全長:816メートル
- 体重:14万5千トン
南浮子島の海底洞窟に住み着き、巨大に成長した怪獣。正体はタコのような頭足類とみられ、海蛇のような単体の怪獣に擬態した脚部で敵を威嚇し、襲い掛かる。本土の業者の地下資源開発により、活動を開始し、暴れ始めた。事実上島の一部であり、まともに復活すると島民が住む島が崩れる恐れがあるので、マードックの麻酔弾を頭部に開発で開けられた穴に投入され、再び眠りにつくが、その際に海底に生息するもう一体のかなり小さい(数十m大)の個体(海底で野島ユリ子に目撃された個体)も復活し、そちらはジョーニアスのプラニウム光線で倒された。
精神寄生体
第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」に登場。
バデル族がウルトラマインドを盗み出して作り出した存在。爬虫類に好んで憑依する。
は虫怪獣 ゲラド
第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」に登場。
- 身長:129メートル
- 体重:13万7千トン
精神寄生体がオオトカゲに憑依した怪獣で、アフリカ大陸に出現。口から火を吐く。ジョーニアスに地面に叩きつけられながらも、何度も起き上がって襲い掛かったが、ジョーニアスに倒される。だが、精神寄生体はその体から離脱してしまった。
- 『新世紀ウルトラマン伝説』にライブ映像で登場。
は虫怪獣 ジャニュール
第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」に登場。
- 身長:317メートル
- 体重:14万9千トン
ゲラドから離脱した精神寄生体が蛇に憑依した怪獣。ゲラドとの戦いで消耗したジョーニアスを撤退に追い込んだ。相手に巻き付いて電流を流して攻撃するが、ジョーニアスには効かなかった。
は虫怪獣 ベドラン
第19話「これがウルトラの星だ!! 第1部」に登場。英語表記は「BEDORUN」。
- 身長:148メートル
- 体重:12万2千トン
- 出身地:アフリカ、アメリカ
- 武器:巨大なツノ、口から火炎
恐竜の生き残りに精神寄生体が憑依、アメリカにて、衰弱していたウルトラマンジョーニアスと戦う。そして遂にジョーニアスは活動限界を超えて消滅してしまった。
『ウルトラマン怪獣大決戦』に登場したベドラン
映画『ウルトラマン怪獣大決戦』に登場。
ジョーニアスと湖畔で戦い、最後はプラニウム光線で倒された。
は虫怪獣 ジャニュール三世
第21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」に登場。
- 全長:392メートル
- 体重:15万6千トン
科学警備隊とアフリカで交戦していた怪獣。三本の首を持つ。遥か彼方のU40でのウルトラ人の戦いで、バデル族からウルトラマインドを取り戻された為、弱体化し、目に見えて弱った所をマードックのビームで倒される。スチーール写真のみジョーニアスと戦っている。
凶悪星人 バデル族
第20話「これがウルトラの星だ!! 第2部」、第21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」に登場。
- 身長:268センチメートル
- 体重:631キログラム
爬虫類から進化した人類。人間(U40のウルトラ人が宇宙全体に拡散して、残した子孫。地球人もそのひとつ)とはメンタリティ自体が異なるため、意思の疎通が出来ず(その言語はU40の科学力をもってしても翻訳不可能)、様々な兵器を用いて人間を襲い略奪を繰り返していた。バデルスターという人工天体(動波推進で移動し、数万隻の宇宙戦艦やコバルト爆弾などを擁する)を本拠地とし、宇宙各地で破壊活動を行っている。地球を精神寄生体で襲撃し、200万年ぶりにU40にバデルスターで総攻撃を仕掛けた。バデルスター自体からU40へ重力波攻撃を仕掛けたりもしたが、ジョーニアスがバゴンと戦っている間にウルトラの戦士達がウルトラマインドを奪還し、バデルスターも破壊され、全滅した。
暗黒怪獣 バゴン
第21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」に登場。
- 身長:938メートル-登場怪獣の中でも一番大きい怪獣。
- 体重:187万3千トン
バデル族がU40攻撃に投入した超巨大怪獣。ウルトラ人の間でも暗黒星雲の伝説の怪獣として知られ、あまりに凶暴なので操る事も不可能とされたが、ウルトラマインドの力で多くのバデル族が精神寄生体となり憑依して兵器として投入可能になった。ジョーニアス相手に巨体を生かした攻撃を仕掛けるも、大気圏外に運び去られた後に突入の摩擦熱で燃えても尚、戦いを続けるが、ウルトラマインドが奪還され、弱体化した所をジョーニアスに倒される。
- 『新世紀ウルトラマン伝説』にライブ映像で登場。
異次元怪獣 ザーモス
第22話「南海の怪しい空間」に登場。
- 身長:38~142メートル
- 体重:3万7千~19万9千トン
異次元から迷い出た子供の怪獣。海の沖で異次元に潜み、雲に似たバリアを張って潜んでおり、その体自体が磁力を放つため、時々バリアーを解除すると船が引き寄せられ、本人の望まない形で船舶の消失事件を引き起こしていた。異次元に潜んでいる時には人間と会話が出来、迷い込んだマルメに助けを求めた。既に被害が出ていることを鑑みたマルメは周囲に内緒でザーモスを帰すための次元コンパスを作っていたが、マルメの消失事件を怪しんだ科学警備隊にバリアを見つけられ、破壊された為、怒って海から上陸した。その形態は巨大な顔に一対の脚部と後ろへ跳ね上がった尾を有している。怪力や長い舌、口から吸い込んだ海水の噴出といった、身を護る為の攻撃力しか有してはいないが、この世界に出現した影響か142メートルの巨体になり、ジョーニアスを苦戦させるが、戦闘で弱ったところをジョーニアスに担ぎ上げられて、マルメの次元コンパスで見つけた座標から異次元に返された。
- 声:緒方賢一
高速怪獣 ザンバ
第23話「超音速の対決」に登場。
- 身長:84メートル
- 体重:5万2千トン
仲間を失い、アンデスから日本へ飛来した、エイに似た超音速で飛び回る怪獣。光るものに反応し、真空の翼で切り裂く。マッハ6~8の飛行速度を有し、改造した高速戦闘機からブースター付きミサイルを打ち込む事でようやく弱らせる事が出来た。また二本の角をミサイルのように連射する事が出来、その角でジョーニアスを押さえつけたが、そこから逃れたジョーニアスのウルトラボディスクリューで体を貫かれた後、プラニウム光線で倒された。
アルファ・ケンタウリ第1惑星王女
第24話「二人のムツミ隊員」に登場。
- 身長・体重:不定
アルファ・ケンタウリ第1惑星の王女。あらゆる惑星を親善の為に回っていたが、アルファ・ケンタウリ第5惑星の刺客から逃れた後に、地球へ気晴らしのために来訪した。彼等は決まった姿を持たない流体状の姿で、あらゆる星の生命体に姿を変化できる。通常は訪れた惑星の住民の姿を借りて変身しており、王女の場合は偶然最初に出会ったムツミの姿に変身した。 声:島本須美
宇宙竜 ドラゴドス
第24話「二人のムツミ隊員」に登場。
- 全長:425メートル
- 体重:22万6千トン
小さな羽根を持つ長大な竜の姿をしたロボット怪獣。アルファ・ケンタウリ第1惑星の王女を狙うアルファ・ケンタウリ第5惑星人の暗殺者が搭乗する小型の円盤(宇宙艇)が竜巻のような挙動を起こし、変身した。相当な戦闘力を誇る事実が王女の侍従から語られ、ジョーニアスを口からの高熱火炎と、長大な体での巻きつけで苦しめた。尾の先端には回転鋸がついており、巻きつけて自由を奪ったジョーニアスの首を切断しようとしたが、マードックのレーザーで逆に基部から切断され、鋸は頭部に突き刺さり、形勢逆転し、ジョーニアスのプラニウム光線で倒された。
- 設定では、『ウルトラセブン』に登場した宇宙竜ナースをモデルにして作られたとされている。また、帯番組『ウルトラ怪獣大百科』のナレーションにおいても、後継機種として暗に紹介されている(アルファ・ケンタウリに更に強力な新型が存在すると、ナースの解説の最後に語られ、名前は語られていない)。
毒花怪獣 デスバラン
第25話「悪魔の花園」に登場。
- 身長:81メートル
- 体重:8万2千トン
腹部に伝説の花、デスフラワーを生やした緑色の恐竜型の怪獣。砂漠の地下の古代遺跡から、神経を麻痺させる花粉をばら撒き、幻覚で男性を集めて、腹部の花弁で捕食していた。地底の遺跡に科学警備隊に踏み込まれ、火炎放射器で燃やされそうになり、その正体を現した。体から伸びる蔦が武器で、ジョーニアスを苦しめるが、プラニウム光線で倒される。
凶暴怪獣 ギバルーガ
第26話「地球最大の危機!!」に登場。
- 身長:137メートル
- 体重:14万6千トン
世界各地に地震などの天変地異を引き起こし、湖の水の噴出パターンで交信し、自ら「地球の脳」を名乗り、人類に24時間以内の退去を命じた怪獣。知能が高く、科学警備隊がマードックで湖底の裂け目の居場所に踏み込んだ時には日本語を喋れるようになっていた。外観は巨大な脳細胞の塊で、神経らしきものを張り巡らしていたが、マルメが独断で神経(実は地球全体に張り巡らせていた根であり、養分を吸収していた)を切断すると、ヒトデのような正体を現し、地表へ出現した。背面はウルトラマンジョーニアスのプラニウム光線を凌ぐ強靭さを持つ。触手からジョーニアスを持ち上げる特殊な光線を放ち、最後まで自分は地球だと叫んで抵抗したが、プラニウム光線で倒された。
- 声:飯塚昭三
宇宙悪魔 バラドン星人
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
- 身長:207センチメートル
- 体重:452キログラム
全身緑色でビリケン頭、瞳のない赤い目の小人宇宙人。周囲を岩石で固め小惑星に偽装した円盤に搭乗し、U40を襲撃してきたが、旗色が悪くなり、最強の戦士ジョーニアスのいる地球へワープしてきた。宇宙にある怪獣墓場から怪獣軍団を復活させ、地球攻撃を企てるが、結局ジョーニアスに阻止され、小惑星に偽装した基地から母船のみで脱出するも、大気圏外まで追撃してきたジョーニアスとバラドン星人を追って地球圏へきた、エレク、ロト、ウルトラ5大戦士が共に放ったビームで母船を破壊されて、壊滅した。
- 声:飯塚昭三、千葉繁
どくろ怪獣 レッドキング
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
青色発泡怪獣 アボラス
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
赤色火炎怪獣 バニラ
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
凶暴怪獣 アーストロン
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
爆弾怪獣 ゴーストロン
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
プラスチック怪獣 ゴキネズラ
第27話「怪獣島浮上!!」に登場。
合体怪獣 ダバラン
第28話「新キャップが来た!!」に登場。
- 身長:138メートル
- 体重:12万8千トン
象怪獣と翼竜怪獣が合体して誕生した宇宙怪獣。防衛軍の総攻撃を受けてもビクともしない強靭な体を持つ。武器は眼から放つ破壊光線。三本の足による踏みつけ攻撃も強力。状況に応じて象怪獣と翼竜怪獣に分離する事も可能。ウルトラマンジョーニアスの攻撃に耐え切れず空に逃げようとしたところを、プラニウム光線の直撃を受けて爆死した。
象怪獣
第28話「新キャップが来た!!」に登場。
- 身長:98メートル
- 体重:7万トン
突如、臨海工業地帯に出現した宇宙怪獣。長い鼻と牙を振るい破壊の限りを尽くしたが、低温に弱く、科学警備隊に氷詰めにされた。ヒカリ達は基地に運ぼうとしたが、新キャップとして赴任したゴンドウが「生死のはっきりしない怪獣を基地に入れるなど危険すぎる」と反対した為、山中に放棄された。生命活動を停止したように見えたが、翌日に復活。科学警備隊は翼竜怪獣と戦わせようとしたが、二体の怪獣は合体して合体怪獣ダバランになった。
翼竜怪獣
第28話「新キャップが来た!!」に登場。
- 身長:62メートル
- 体重:4万8千トン
氷詰めにされた象怪獣が蘇ると同時に出現した、翼竜に似た怪獣。先に地球に来ていた象怪獣と合体して、合体怪獣ダバランになった。
侵略星人 ジャダン
第29話「悪魔のUFO大襲来」に登場。
- 身長:223センチメートル
- 体重:296キログラム
宇宙の果てにあるジャダン星からやって来た侵略宇宙人。ボアという司令官に率いられ、130機の円盤群で地球に襲来した。地球侵略の手始めとして極東ゾーン基地に二人の工作員を潜り込ませて、基地の防衛システムを破壊。母艦である数百メートルの巨大円盤で東京を、工作員が合体変身した双頭怪獣ジャゴンで大阪を同時に攻撃し、ウルトラマンジョーニアスを消耗させようとした。狙いどおりジョーニアスは二ヶ所の往来でエネルギーを消耗させるが、ジョーニアスが宇宙でエネルギーを補給し、更にU40からエレクとロトが駆けつけて来た事で形勢は逆転。ジャゴンと共に地球から逃げ出したが、ウルトラマン達に追いつかれ、巨大円盤は三人のウルトラマンの攻撃を受けて爆発四散した。
双頭怪獣 ジャゴン
第29話「悪魔のUFO大襲来」に登場。
- 体長:103メートル
- 体重:7万7千トン
極東ゾーン基地に潜入した二人のジャダン工作員が合体して誕生した、双頭の怪獣。マッハ4のスピードで空を飛び、大阪に飛来。前述の戦力を分断させる作戦と口から吐く火炎と長い尾による攻撃でジョーニアスを苦しめるが、U40からエレクとロトがジョーニアスを助けに来た為、巨大円盤に収容されて地球から逃走。最後は巨大円盤ごと爆死した。
- 声:佐藤由美子、松田重治
骨怪獣 スケルドン
第30話「動きだした巨大化石」に登場。
- 身長:88メートル
- 体重:1万3千トン
奥多摩の6億年前の地層から発見された、恐竜の骨の姿をした怪獣。当初は普通の化石と思われ博物館に収容され、夜中に突然動き出し、口から吐く黄色い毒ガスで多大な被害を出し、町を火の海にした。バラバラに粉砕されてもすぐに元に戻り、鋭い肋骨をブーメランのように飛ばして攻撃する。発見された地層の年代は恐竜時代より遥か以前のものであり、結局スケルドンは骨の形の生物であり、中枢部の存在も推測された。その後のジョーニアスとの戦いでは、体を自在に分割し、プラニウム光線など様々な攻撃をかわすが、ウルトラストッパーで動きを止められ、ウルトラアイで中枢部を首の骨に発見されてしまい、プラニウム光線の連続攻撃で破壊された。
宇宙星獣 ガルバドス
第31話「ウルトラの女戦士」に登場。
- 身長:94メートル
- 体重:8万2千トン
バデル族が残した、巻貝に似た怪獣。地球に来たアミアをねらって出現した。貝殻をドリルのように回転させて地底に潜む事も出来る。主に空中を浮遊しており、口の上の穴から噴出する高熱火炎が武器で触手で敵を絡める。アミアを助けたためにエネルギーを消耗していたジョーニアスを苦しめるが、最期は変身したアミアのアミアッシャーとジョーニアスのプラニウム光線を食らって爆死した。
暗黒星人 バビラー
第32話「宇宙からの物体X」に登場。
- 身長:190センチメートル
- 体重:240キログラム
カラス天狗に似た、羽を有する侵略宇宙人。ロボット怪獣メガザウラを細かい部品に分けて、大気圏内に運び込んだが、ニシキ博士が所有する部品が足りない為、彼を狙った。結局メガザウラを不完全な状態で組み上げて、侵略活動を開始した。 声:大竹宏、千葉繁
ロボ怪獣 メガザウラ
第32話「宇宙からの物体X」に登場。
- 身長:120メートル
- 体重:10万5千トン
宇宙人バビラーによって、建造されたロボット怪獣兵器。細かい部品に分割されて大気圏内へ運び込まれたが、ニシキ博士が所有する感情回路が足りず、不完全な状態で組み上げられたが、途中で組み入れられて完成体となった。怪獣というより、飛行要塞の趣があり、頭部に見える部分は三連装のビーム砲でジョーニアスのプラニウム光線と対等の破壊力があるとされる。感情回路の構成がピグと似ているため、ピグを参考にヘソ(?)の部分が弱点である事をニシキ博士が看破、バーディーの攻撃を受け、ジョーニアスにもその部分を攻撃されて倒された。
集結怪獣 ガミバ
第33話「GO!! マグマの決死圏」に登場する怪獣。
- 身長:125メートル
- 体重:9万2千トン
マロイ島の地底で岩を食べて、地殻変動を引き起こしていた緑色の怪獣。通常は体長50cm程度のタコとナメクジを合わせた様な軟体生物であるが、同様の形態のまま複数の個体が合体して数メートル程度の個体となる。地底でパッセージャー2号のミサイルを食らって、それまでと異なる巨大に融合合体し、一対の腕を持つ怪獣へ変貌した。ジョーニアスに地底から引きずり出されるが、小生物の時から持っていた飛行能力で空中戦を行い、口からの溶解液を武器に、口を大きく開いてジョーニアスを捕食しようとした所にプラニウム光線を叩き込まれて絶命した。
宇宙海賊 インベド人
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
- 身長:205センチメートル
- 体重:220キログラム
U40で建造された怪獣収容星プリズンを強奪し、僅か10時間足らずで地球圏へ移送し、囚われた怪獣で地球を襲撃した宇宙人。エイに似た宇宙船群で怪獣を輸送して地球へ運び込んだ。写真で紹介される時はジョーニアスの奇襲を受けるシーンが使用されるが、劇中ではそのシーンは存在しない。
宇宙怪獣 デスパワー
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」に登場。 怪獣収容星内部にいた、筋肉質の怪獣。冒頭で目立っていたが、地球侵略には使われなかった。
他に収容星の怪獣で姿と名称が確認されている怪獣にグロルとズーマが存在している。また、名前は呼称されなかったが、収容星表面で光子レーザーで退治された怪獣と、ジョーニアスに倒された怪獣も存在している。
劇中では直接紹介されていない他、怪獣図鑑にも紹介されない等、扱いは悪い。
宇宙怪獣 ゴードリアン
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」に登場。
- 身長:82メートル
- 体重:7万3千トン
怪獣収容星から解き放たれた、コウモリに似た怪獣。宇宙空間でマードックと交戦した後に、自力で地球へ侵入し、市街地を破壊した。飛行時の衝撃で一瞬にしてビル街を崩壊させた。また、翼から放つ真空切りなるカマイタチ様の能力が武器で、ジョーニアスを苦しめたが倒される。
宇宙怪獣 プラズーン
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
- 身長:126メートル
- 体重:14万6千トン
額の巨大な単眼と4つの目が特徴の怪獣、収容星表面に放たれた際に、収容星に来た科学警備隊のステーションホークN3に襲い掛かり、飛行不能にした。武器は電磁波光線で、全身から、或いは単眼から放つ。地球の都市部へ送り込まれてジョーニアスと交戦した際には、電磁波光線を4つの目からも放っていた。
宇宙怪獣 アグジョン
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
- 身長:99メートル
- 体重:8万8千トン
首部分にこぶがある怪獣で、収容星表面にグロテングやプラズーンとともに放たれるが、ジナリオと組み合っていた。科学警備隊のステーションホークN3に装備されていた光子レーザーで倒される。また別個体がジナリオ、グロテングと共に二度目の都市破壊に送り込まれるが、二体の巻き添えを食ってエレクとロトに倒される。
宇宙怪獣 ジナリオ
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
- 身長:113メートル
- 体重:10万9千トン
火を吐く怪獣。収容星表面で、アグジョンと組み合ったりしていたが、その後プラズーン、グロテングとともに地球へ送り込まれ、ジョーニアスと交戦した。二度目の都市破壊にも送り込まれるが、グロテング、アグジョン(2体目)と共にエレク、ロトに倒された。
宇宙怪獣 グロテング
第34話「盗まれた怪獣収容星(前編)」、第35話「盗まれた怪獣収容星(後編)」に登場。
- 身長:84メートル
- 体重:9万4千トン
長い口部分が特徴的な怪獣。容姿は天狗に似ている。収容星表面では特に目立っていなかったが、地球へ送り込まれてからは口からの光弾(リング状の光線とする資料もある)を放ち、ゴードリアンとの戦いで衰弱していたジョーニアスを追い詰めた。二度目の都市破壊の際にジナリオ、アグジョンと共に破壊活動を行うが、纏めてジナリオと共に宙に投げられ、アグジョンを下敷きにしたまま、エレクとロトの光線を食らい爆死した。
白鳥座82番星人 ノア
第36話「宇宙から来た雪女」に登場。
- 身長:163センチメートル
- 体重:48キログラム
ダランチュラスを倒す為にジョーニアスを探しに地球を訪れたが、雪女と誤認されてしまう。狼のような生物を連れている。余命いくばくも無い様子であったが、ヒカリにダランチュラスを倒す為のスーパーマグマカプセルを託し、ダランチュラスの死後宇宙船は飛び去った。
氷結怪獣 ダランチュラス
第36話「宇宙から来た雪女」に登場。
- 身長:139メートル
- 体重:10万2千トン
翼の生えた巨大蜘蛛。口から冷凍エネルギーを吐き出す。白鳥座82番星人ノアを追って地球に飛来し、山中の谷間に潜伏。日本全体を体から出す冷気で包んでしまった。正体は82番星での実験で実験用のクモ「ダランチュラス」が放射線「フリーザーG」を浴びて怪獣化したものあった。ジョーニアスを凍結して消耗させるが、スーパーマグマカプセルを体内に吸収したジョーニアスのプラニウム光線を受けて炎上し、スーパーマグマカプセルを当てられて倒された。
ヘラー
第37話「ウルトラの星U40の危機ウルトリアの謎?」から第50話「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利」に登場。
※ザ☆ウルトラマン#キャラクターのへラー軍団の項目を参照。
ロイガー
第37話「ウルトラの星U40の危機ウルトリアの謎?」から第48話「ウルトラの星へ!! 第2部 前線基地撃滅」に登場。
※ザ☆ウルトラマン#キャラクターのへラー軍団の項目を参照。
ヘラー軍兵士
第37話「ウルトラの星U40の危機ウルトリアの謎?」他に登場。
- 身長:2メートル
- 体重:130キログラム
ヘラー軍団の一般兵士。ジョーニアス達と同じウルトラ人だがヘラーに忠誠を誓い、変身能力を捨てている。全身を鎧で固め、素顔も角の生えた兜で隠している。
カプセル怪獣 グモンス
第37話「ウルトラの星U40の危機ウルトリアの謎?」、第38話「ウルトラ大戦争!! 巨大戦闘艦ウルトリア出撃」に登場。
- 身長:98メートル
- 体重:7万9千トン
地球圏に来たヘラー艦隊が連れてきた、蜘蛛に似た戦闘用の怪獣。古代のU40人の遺産「ウルトリア」の捜索に来たアミアの飛行艇が南極へ向かっている事を知ったロイガーにより、先回りする形で静止軌道上からカプセルに乗せられて降下し、南極基地を破壊する。ジョーニアスとの戦闘中に巨大戦闘艦ウルトリアが地底から出現し、アミアによってその半陽子ビームで貫かれて、絶命する。
巨大怪猫 ヘルキャット
第39話「ねらわれた巨大戦闘艦ウルトリア」に登場。
- 身長:23センチメートル~88メートル
- 体重:1280グラム~6万8千トン
ヘラー軍団の刺客怪獣。数年前に消息を絶った宇宙船で唯一生存していた猫に化けていた。人間の生命エネルギーを吸収して、死体をミイラ化させる。ウルトリア内部でライオン程度に巨大化し、鋭い爪と牙で等身大のジョーニアスとウルトリア内部の閉鎖された部屋で戦い、ジョーニアスのエネルギーも吸収しようとした。しかしピグとウルックが仕掛けた爆弾で外壁を破壊され、ジョーニアスと共に宇宙へ放りだされ、88mに巨大化する。ウルトリアの反陽子砲と巨大化したジョーニアスのプラニウム光線を同時に受けて倒された。
オペルニクス星人 フェデリコ
第40話「怪獣を連れた少年」に登場。
- 身長:126センチメートル
- 体重:28キログラム
緑色の宇宙服を着た、オペルニクス星人の少年。ヘラー軍団に地球人が故郷を滅ぼすと騙されて、地球の都市をオロラーンに破壊させた。オロラーンがヘラー軍団のロイガーに改造され、凶暴化してしまい、ヒカリにオロラーンの弱点を語って、絶命した。遺体はウルトリアから宇宙葬で弔われた。
- 声:栗葉子
ペット怪獣 オロラーン
第40話「怪獣を連れた少年」に登場。
- 体長:103メートル
- 体重:10万3千トン
オペルニクス星人フェデリコのペットで、フェデリコの命令にのみ従う。口から冷凍ガスを吐き出しす。柔軟な体を持ち、円盤形態(球体)に変形し飛行する他にピンク色のかみなり竜のような怪獣形態になってからも、首や胴体を伸び縮みさせて絡みつかせたりもした。ヘラー軍団の宇宙船に連れ去られる。
改造オロラーン
第40話「怪獣を連れた少年」に登場。
- 身長:107メートル
- 体重:11万2千トン
ヘラー軍団によって後頭部に機械が埋め込まれ凶暴化し、フェデリコの命令には従わなくなってしまった。ロイガーによれば、機械を外せば細胞分裂を起こして死亡するらしい。外見も大きく変化し1対の長大な牙と鋭い爪が生え、背びれを有する。また体色もオレンジ色から濃い褐色に変化。反面、柔軟さが無くなり、体の伸縮や円盤形態の変形を行わず、地球へも宇宙船で運ばれてきた。フェデリコの遺言により弱点の後足の裏にプラニウム光線を撃ち込まれて絶命した。
宇宙兵士 ギロ星人
第41話「激突!! ウルトラマン対ウルトラマン」に登場。
- 身長:218センチメートル
- 体重:209キログラム
地獄の星と呼ばれるほど荒れ果てた惑星ギロに住む宇宙人。ヘラー軍団の支援を受け、新天地を求めて地球侵略を実行した。ヘラーに対して、地球侵略の報酬として地球の三分の一を要求していた。にせウルトラマンジョーニアスとギロスが倒された後に宇宙船でジョーニアスに襲い掛かるが、ウルトリアのビーム砲で倒された。
にせウルトラマンジョーニアス
第41話「激突!! ウルトラマン対ウルトラマン」に登場。
- 身長:70メートル
- 体重:5万5千トン
山間部に出現したギロスと自演の戦いを行った偽ウルトラマン。その正体はギロ星人が作成したロボットである。ジョーニアスとの違いは野太い声だけで、見た目に差異は無い。腕を前に合わせた独特のビームを主に使うが、プラニウム光線も放つ事が出来る。都市部に現れたギロスを追い払った後、ウルトリアに格闘で挑みかかり、現れた本物のジョーニアスと戦うも、双方のプラニウム光線の力押しで敗北した。
- 前述の通り外見的な差異は無いが、プラニウム光線を受けた際には青いカラーリングに変色している。
- 正式な名称は「ウルトラマンX」。[要出典]
回転怪獣 ギロス
第41話「激突!! ウルトラマン対ウルトラマン」に登場。
- 身長:82メートル
- 体重:9万9千トン
山間部に出現した、熊のような怪獣。全身から刃を出して、高速回転し、竜巻を起こしたり、その切断力で直に岩や建造物を崩す事が出来る。ギロ星人により掘削された地中トンネルから都市部へ出現し、ビルを次々と破壊し、都市部を壊滅状態に追い込み、ウルトリアの光子レーザーも高速回転で跳ね返した。にせウルトラマンジョーニアスを倒したジョーニアスに襲い掛かるが、返り討ちにされた。
宇宙ハンター ハタリ
第42話「ウルトラマン生けどり作戦」に登場。
- 身長:123センチメートル
- 体重:43キログラム
宇宙の隅々で様々な生物をハンティングして名をはせた宇宙ハンター。また宇宙戦艦の船長でもある。ロイガーに唆されて、ウルトラマンを捕らえにきた。名をはせたといっても老人であり、若いムツミに熱を上げる。ジョーニアスを捕らえたものの、ヘラー軍兵士に処刑されそうになり、ジョーニアスを逃がす。戦艦を失うも自らは小型艇で地球を去った。
- 声:相模太郎
大型戦艦
宇宙ハンターハタリが乗ってきた数百メートルの旧式宇宙戦艦。赤道付近を航行している際に移動する巨大な島と誤認された。ウルトラマン捕獲の為に改装を行い、新たな乗員を雇うが、彼らはヘラー軍兵士の変装であった。ウルトリアと砲撃戦を行い、その砲塔を破壊し、ジョーニアスを拘束具とマジックハンドで見事捕らえるも、ヘラー軍兵士の裏切りの為、ハタリに開放されたジョーニアスに兵士もろとも沈められた。
ドストニー
ドストニー1号
第43話「怪獣になったモンキ!?」に登場。
- 身長:104メートル
- 体重:8万2千トン
ヘラー軍団の手による物体電送機で地球へ送り込まれた、昆虫や節足動物に似た怪獣。電送機受信側にいた小猿のモンキと融合してしまう。
- 書籍上は「ドストニーA」、本編台詞では「ドストニー1号」
ドストニー2号
第43話「怪獣になったモンキ!?」に登場。
- 身長:92メートル
- 体重:7万6千トン
ドストニー1号を回収する為に送り込まれた怪獣。1号の様な昆虫のような体に、恐竜のような脚部とメカのような頭部を有し、モンキドストニーと戦うも、発信元のヘラー軍団基地(土星の衛星タイターン)に戻され、ドストニー1号と融合しネオドストニーになる。
- 書籍上は「ドストニーB」、本編台詞では「ドストニー2号」。
モンキ・ドストニー
第43話「怪獣になったモンキ!?」に登場。
- 身長:104メートル
- 体重:8万2千トン
ヘラー軍団の物体電送機の事故でモンキとドストニー1号が合体した怪獣。しばしば悲しそうな表情を浮かべる。性格および思考はモンキそのものであり、ピグを助ける為にドストニー2号と戦うも、ドストニー2号もろとも、発信元のヘラー軍団基地へ戻され、モンキは分離された。
なお、モンキは基地内で暴れて逃げ回る内に、運よく電送機に入り、タイターンの基地から地球へ帰還した。
電送怪獣 ネオドストニー
第43話「怪獣になったモンキ!?」に登場。
- 身長:108メートル
- 体重:12万2千トン
物体電送機によって、ドストニー1号とドストニー2号が合体した怪獣。元々よりパワーアップしたといわれ、タイターンの基地から再び地球へ電送機で送り込まれる。武器は口から吐く高熱火炎で、浴びた人間が一瞬で灰になる。結局、ジョーニアスに電送機の鋭利な角部に叩きつけられて串刺しになり、電送機と共に爆死した。
宇宙魔軍 サイエン星人
第44話「ウルトリアがふたつに割れた!?」に登場。
- 身長:149センチメートル
- 体重:59キログラム
ヘラー軍団の配下の異星人。宇宙空間の巨大な隕石円盤サイエンダーから、降下カプセルで地球へ複数のカペラドンを送り込んだ。最後はジョーニアスにサイエンダーを破壊され、爆死した。
隕石円盤サイエンダー
第44話「ウルトリアがふたつに割れた!?」に登場。
サイエン星人が建造した円盤。直径10kmに及ぶ巨大隕石を改造した宇宙基地である。内部にミサイルやヘラー艦を多数要しており、危機の際の防衛には円盤怪獣スペーダーを出動させる。カペラドンを降下させた本拠地でもある。科学警備隊のウルトリアに攻撃され、最後、ジョーニアスとウルトリアに破壊される。
円盤怪獣 スペーダー
第44話「ウルトリアがふたつに割れた!?」に登場。
- 身長:124メートル
- 体重:8万7千トン
科学警備隊のウルトリアαによる隕石円盤サイエンダー攻撃の際に、サイエンダー防衛の為に出動した宇宙怪獣。イモムシとタツノオトシゴを合わせたような姿をしており、白い体と青い翼が特徴。ウルトリアαのミサイルを軽々とかわす敏捷性と、口から吐く破壊光線で敵を攻撃する。光線をジョーニアスのスペースバリアーで防がれた後、逃げようと背を向けたところをプラニウム光線を受けて爆死した。
カプセル怪獣 カペラドン
第44話「ウルトリアがふたつに割れた!?」に登場。
- 身長:92メートル
- 体重:6万4千トン
サイエン星人の手により地球へ送り込まれたカプセルから出現した、牛のような角を有する宇宙怪獣。最初の降下で9体が世界各地に降下し地球防衛軍に殲滅されるが、二度目に送り込まれたカプセルは本拠地(隕石円盤サイエンダー)を叩く為に宇宙へ出動した、科学警備隊のウルトリアに地球へ降下する前に1体を除いて壊滅させられ、地球へ降下した1体も分離していたウルトリアβが地球(アメリカ)まで追撃し、乗っていたヒカリがジョーニアスに変身して倒した。
アンドロイド201部隊
第45話「爆弾を抱いたピグ」に登場。
地球防衛軍極東ゾーン所属の201部隊の隊員とジンダ隊長に瓜二つの外見を持つアンドロイド部隊。本物の201部隊員とそっくり入れ替わり、極東ゾーン本部基地と宇宙戦艦ウルトリアの爆破を企てた。科学警備隊との銃撃戦で大半が倒され、残り1人もジョーニアスのプラニウム光線で倒された。
積雲怪獣 ゴルディング
第45話「爆弾を抱いたピグ」に登場。
- 身長:127メートル
- 体重:11万2千トン
ヒカリ達が基地でアンドロイド201部隊と戦っている最中に、都市部に現れた怪獣。黒雲の中を漂っていた氷の粒が集まって誕生した。体は強固で、ウルトリアの主砲やジョーニアスのプラニウム光線も通じない。巨大な氷の粒を鞭のように繋ぎ合わせて、それを口にくわえて攻撃する。ジョーニアスによってウルトリアに仕掛けられていた爆弾を体内に放り込まれ、大爆発した。
メカ怪獣 ゲドン
第46話「よみがえれムツミ」に登場。
- 身長:100メートル
- 体重:15万トン
ヘラー軍団が送り込んできたロボット怪獣。ロボットだが通常の怪獣のような声を出す。下半身にある巨大なキャタピラで移動する。透明なドームに覆われた眼球からの破壊光線や、左右の三本の指から放つバルカン砲で都市を徹底的に破壊し、科学警備隊のウルトリアやウルトラマンジョーニアスを苦しめた。地球の遥か上空にある円盤から遠隔操作されている。ムツミ隊員の助言で円盤の存在を知ったジョーニアスによって円盤を破壊された後は混乱状態となり、ウルトリアの砲撃でボロボロになった後、プラニウム光線を浴びて大爆発した。
合成獣 ヘラ・ウマーヤ
第48話「ウルトラの星へ!! 第2部 前線基地撃滅」に登場。
- 身長:133メートル
- 体重:14万6千トン
ヘラー軍団のタイターン前線基地を守る怪獣。地下にある前線基地の格納庫に待機していたが、基地に潜入したヒカリ達を迎撃する為に出撃した。ウルトラマンジョーニアスをも上回る怪力の持ち主で、口から吐く火炎と尾による攻撃でジョーニアスを圧倒したが、ジョーニアスは救援に駆けつけたエレクとロトによって助けられた。そのままエレクとロトと戦い、倒されたと思われる(劇中で倒された描写は無い)。
ヘラーのペット パンサー
第49話「ウルトラの星へ!! 第3部 U艦隊大激戦」、第50話「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利」に登場。
- 身長:220センチメートル
- 体重:87キログラム
へラーが使役している豹に似た生物。凶暴な性格で、標的を定めると容赦なく襲いかかる。第50話でヘラーシティを攻撃され、逆上したへラーの命令でアミアを襲うが突入してきたジョーニアスに吹っ飛ばされた。
処刑怪獣 マクダター
第50話「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利」に登場。
- 身長:153メートル
- 体重:13万9千トン
ヘラー軍団の処刑用に飼われている獰猛な怪獣。肉が好物で、ゴリラ程度の知能はあるが、短気で一度怒ると、見境なく何でも破壊してしまう。両手のツメが最大の武器で、怪力にモノをいわせて何でも切り裂く。また長い尻尾も強力な武器になる。ヘラーシティ内部で破壊活動を行っていた科学警備隊隊員をヘラー軍団が磔にし、彼らを処刑するために出現。死んだと思われていたヒカリがウルトラマンジョーニアスに変身し格闘戦の後、空中へ連れ出され、その間に隊員達はピグたちの機転で逃がされる。ウルトラマンジョーニアス、ロト、エレクの3人に連係攻撃を喰らい、最後に合体光線技で倒された。