長豊橋
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長豊橋(ながとよばし)は、国道408号の利根川に架かる橋である。
概要
茨城県河内町田川と千葉県成田市竜台とを結ぶ橋として1968年(昭和43年)2月15日に開通した。全長509.6m、幅員7.0m。千葉県側827m、茨城県側284mの取り付け道路は両県が受け持ち、主要地方道路成田江戸崎線(現・国道408号)がそれにより貫通した。施工は汽車製造。
かつてから、周辺住民達はは利根川架橋の必要性を唱え、特に茨城県旧長竿村の村長を中心に運動を展開。茨城県側からは長竿村(現・河内町)、金江津村(現・河内町)、千葉県側からは、豊住村(現・成田市)、滑川村(現・成田市)が運動を展開し、架橋建設の気運が高まり、両県に跨ることから予算調整等の困難を乗り越え、建設へと漕ぎ着ける事になる。また、長豊橋の名前の由来は、長竿村の「長」と豊住村の「豊」に由来する。
現在、成田とつくば方面とを結ぶ基幹道路となっているが、片側1車線通行であり、千葉県側の国道408号と国道356号とが交わる交差点では、右折車による慢性的な交通渋滞が発生している。渋滞を打開するため、上流側の千葉県栄町に若草大橋有料道路が2006年(平成18年)4月18日に開通した。しかし、それでも朝夕の通勤時や休日などには交通渋滞が起こり抜本的な解決にはなっていなかったが、平成13年度から茨城県竜ヶ崎土木事務所により長豊橋の右折車線を増設する交差点改良工事が行われ、平成19年7月に完成。渋滞が緩和されている。