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月夜野大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月夜野大橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 群馬県利根郡みなかみ町
交差物件 利根川
用途 道路橋
路線名 国道17号標識国道17号 月夜野バイパス
管理者 国土交通省 関東地方整備局 高崎河川国道事務所
設計者 大日本コンサルタント
施工者 清水建設オリエンタルコンクリートJV
着工 1981年昭和56年)1月15日
竣工 1982年(昭和57年)3月30日
開通 1985年(昭和60年)9月30日
座標 北緯36度40分11.6秒 東経139度0分5.3秒 / 北緯36.669889度 東経139.001472度 / 36.669889; 139.001472
構造諸元
形式 ラーメン橋桁橋
材料 プレストレスト・コンクリート
全長 431.900 m
10.650 m
最大支間長 84.500 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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国道17号標識
国道17号標識

月夜野大橋(つきよのおおはし)は、群馬県利根郡みなかみ町利根川に架かる国道17号 月夜野バイパスの橋長431.9 m(メートル)のラーメン橋桁橋

概要

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日本で初めてP&Z工法が採用された。P&Z工法は張り出し架設工法のうち、地上空間を用いず移動架設桁を用いて架橋するものである。

月夜野大橋は利根川を渡り、P&Z工法が採用された月夜野大橋とそれに引き続く小川島橋の2橋からなる[1]

月夜野大橋

[4][5]

小川島橋

  • 形式 - PC2径間連続箱桁Tラーメン橋およびRC2径間連続中空床版橋
  • 橋長 - 150.000 m
    • 支間割 - (2×59.300 m) + (14.635 m + 14.585 m )
  • 基礎 - オープンケーソン1基(P1)・深礎杭基礎3基(P2・P3・A2)
  • 縦断勾配 : 6.0 %
  • 曲率半径 : 230 m
  • 施工 - 佐田建設ピー・エス・コンクリートJV
  • 架設工法 - カンチレバー工法(PC部)・支保工法(RC部)

[6]

歴史

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月夜野大橋では、竣工後もたわみの計測が長期的に計測され、貴重なデータであるとともに、有ヒンジラーメン橋では予測値の倍以上のたわみが記録されている[8]

隣の橋

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徒渉橋 - ふれあい橋 - 月夜野大橋 - 地蔵橋 - 沼田大橋

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 『月夜野町史』月夜野町、1986年1月、855-858頁。 
  2. ^ a b c 『PC橋の多様化に対応した持続荷重の影響評価手法に関する共同研究 2章 既設PC道路橋の変状の実態について』 83頁。
  3. ^ a b 会社の歩み”. 大日本コンサルタント. 2020年9月6日閲覧。
  4. ^ a b c (中村克己 et al. 1983)
  5. ^ (中村克己, 福吉孝雄 & 守屋元雄 1982)
  6. ^ 久保田武治、高宮隆治、鹿山馨、斉藤尚義「一般国道17号小島川橋の設計・施工」『橋梁』第19巻第12号、橋梁編纂委員会、1983年12月、10-17頁、ISSN 0287-0991 
  7. ^ 「一般国道17号月夜野バイパス」『月刊建設』第30巻第8号、全日本建設技術協会、1983年8月1日、16-17頁。 
  8. ^ 『PC橋の多様化に対応した持続荷重の影響評価手法に関する共同研究 2章 既設PC道路橋の変状の実態について』 8 - 9頁。

参考文献

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外部リンク

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