加東市
かとうし 加東市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 兵庫県 | ||||
市町村コード | 28228-6 | ||||
法人番号 | 1000020282286 | ||||
面積 |
157.55km2 | ||||
総人口 |
39,847人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 253人/km2 | ||||
隣接自治体 | 西脇市、三木市、小野市、三田市、加西市、丹波篠山市 | ||||
市の木 | サクラ | ||||
市の花 | コスモス | ||||
加東市役所 | |||||
市長 | 岩根正 | ||||
所在地 |
〒673-1493 兵庫県加東市社50 北緯34度55分2.5秒 東経134度58分24.5秒 / 北緯34.917361度 東経134.973472度座標: 北緯34度55分2.5秒 東経134度58分24.5秒 / 北緯34.917361度 東経134.973472度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 | キャッチフレーズ「山よし! 技よし! 文化よし! 夢がきらめく☆元気なまち 加東」 | ||||
ウィキプロジェクト |
加東市(かとうし)は、兵庫県の播磨地方の東側に位置する市で、兵庫県北播磨県民局に区分されている。
概要
人口40,306人(男:19,629人 女:20,677人)、世帯数:16,123世帯(平成28年11月末日現在)の内陸都市であり、旧加東郡の社町、滝野町、東条町が2006年3月20日に合併して、新設された。[1]
地理
兵庫県の中心から少し南東にあり、隣接する自治体は丹波篠山市、三田市、小野市、三木市、加西市、西脇市。東西に中国自動車道が、西側にJR加古川線と一級河川である加古川、東経135度線が通る。[1]
気象
- 瀬戸内海性気候の為、1年を通じて温暖な気候である。瀬戸内海から約30km離れているため瀬戸内海側と比較すると気温は低い。晩秋から冬期にかけて霧が発生しやすく、実際に発生する。[1]旧滝野町に位置する扇山(通称五峰山)からは濃霧発生時に雲海が見られる。光明寺駐車場は雲海の穴場撮影スポットとして知られる。
人口
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.55%増の40,191人であり、増減率は県下41市町中9位、49行政区域中13位。小野市への通勤率は10.0%である(平成22年国勢調査)。
加東市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
- 2006年(平成18年)3月20日 - 加東郡社町・滝野町・東条町が合併して発足。市名は郡名に由来。同時に市旗・市章を制定[2][3]。
- 2008年(平成20年)4月25日 - 市木・市花を制定[4]。
- 2013年(平成25年)6月6日 - 山田錦の特産品を推進する目的で「日本酒による乾杯を推進する条例」を制定[5]。
- 2014年(平成26年)11月27日 - 近畿では初めて手話言語条例が可決。施行は翌年4月[6]。
行政
歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
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1 | 山本廣一 | 2006年4月30日 | 2010年4月29日 |
2-4 | 安田正義 | 2010年4月30日 | 現職 |
市旗・市章
市旗
市章
シンボルなど
地域
- 社地区・滝野地区・東条地区に分かれる。
教育
市内の市立小中学校を整備して小中一貫教育へ移行するよう推し進められている[7]。一貫校は合併前の旧社町、滝野町、東条町の区分ごとに設置し、従来の「6・3制」から「4・3・2制」への変更なども検討されている。
小学校
中学校
高等学校
大学
その他の教育機関
経済
金融
企業
施設
役所
- それ以前は、各旧3町の庁舎を合併後も分庁舎としてそれぞれ市役所社庁舎、滝野庁舎、東条庁舎として使用されていたが現庁舎への移転後、各庁舎機能は全て機能を移転した[8]。
図書館
主な文化施設
- 加東市やしろ国際学習塾
- 加東市滝野文化会館
- 加東市東条文化会館(コスミックホール)
- 加古川流域滝野歴史民俗資料館
医療
警察
- 警察署
- 加東警察署(小野警察署新設に伴い、2015年11月2日に社警察署から改称)
- 駐在所
- 吉井駐在所
- 天神駐在所
- 福田駐在所
- 高岡駐在所
- 秋津駐在所
- 上久米駐在所
商業施設
交通
鉄道路線
バス路線
京都・大阪・神戸いずれとも中国自動車道の高速バスで結ばれており、乗り換えなしで移動できる。所要時間は京都駅-滝野社インター間約82分、新大阪駅-滝野社インター間約67分、神戸三宮-滝野社インター間約57分 となっている。 神戸方面へは御坂経由の西脇急行線もある。
一般路線
高速・特急・急行バス
加東市内で高速・特急・急行バスを利用できる停留所と路線
- ▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い
- ▼…下りは乗車のみ、上りは降車のみの扱い
- ◆…双方向乗降可能
- ◇…双方向乗降可能(一部便は通過)
- ●…双方向乗降可能(社営業所 - 滝駅前間は各停留所に停車)
- - …通過
- = …経路外
種別 | 路線 | 始発 | 東古瀬 | 南坊 | 社営業所 | 東条BS | 社BS | 滝野社IC | 滝野 | 滝駅前 | 終点 | 経由 |
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高速 | 津山エクスプレス京都号 | 京都駅 | = | = | = | - | - | ◆ | = | = | 津山駅 | 中国道 |
特急 | 中国ハイウェイバス津山線 | 大阪駅・USJ | = | = | = | ◆ | - | - | = | = | 津山駅 | 中国道 |
快速急行 | 中国ハイウェイバス津山線 | 大阪駅 | = | = | = | ◆ | ◆ | ◆ | = | = | 津山駅 | 中国道 |
急行 | 中国ハイウェイバス津山線 | 大阪駅・USJ | = | = | = | ◆ | ◆ | ◆ | = | = | 津山駅 | 中国道 |
急行 | 中国ハイウェイバス北条線 | 新大阪駅・大阪駅 | = | = | = | ◆ | ◆ | ◆ | = | = | アスティアかさい | 中国道 |
急行 | 中国ハイウェイバス西脇線 | 新大阪駅・大阪駅 USJ |
= | = | = | ◆ | ◆ | ▲ | ▲ | - | 西脇営業所 | 中国道 |
高速 | 山崎 - 三ノ宮線 | 三ノ宮駅 | = | = | = | ▲ | ▲ | ▲ | = | = | 山崎 | 新神戸TN・中国道 |
急行 | 西脇急行線 | 三ノ宮駅 | ◆ | ◆ | ● | = | = | ◇ | ◆ | ● | 西脇営業所 | 新神戸TN・御坂 |
特急 | 特急バス神戸線播但道経由 | 三ノ宮駅 | = | = | = | ▼ | - | - | = | = | 城崎温泉駅 | 新神戸TN・中国道 |
道路
高速道路
国道
都道府県道
道の駅
その他
加東市の車のナンバープレートは「神戸」ナンバー(神戸運輸監理部兵庫陸運部魚崎庁舎管轄)が交付される。
ニュータウン
ひょうご東条ニュータウン インターパーク | |
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所在地 | 兵庫県加東市 |
範囲地域 | 南山地区 |
開発規模 | 158.5ha |
整備主体 | 都市再生機構 |
事業手法 |
東条都市計画事業 南山土地区画整理事業 |
計画人口 | 3,500人 |
現在の人口 |
1,045人 (2013年12月31日現在) |
現在の世帯数 |
419世帯 (2013年12月31日現在) |
ひょうご東条ニュータウン インターパーク「南山の里」
市の東端、三木市に近接した丘陵地を開拓造成した、住宅地と工業団地を一体化した複合機能都市である。
概要
インターパーク南山の里として、中国自動車道 ひょうご東条インターチェンジ周辺に、計画人口約3,500人、計画戸数約1,000戸で開発され1996年1月分譲開始した。地域の北側は居住エリアとして住宅街となっており、南側は産業用地として企業施設が立地している[9]。
施設
- 道の駅とうじょう
- ゆめのくに公園、
- 星の里公園
小・中学校の校区
市立小・中学校に通う場合、校区は以下の通り。地域内に小学校用地は確保されているが、2014年現在設置の予定はない。
大字 | 丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
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南山 | 一丁目 | 全域 | 加東市立東条東小学校 | 加東市立東条中学校 |
二丁目 | 全域 | |||
三丁目 | 全域 | |||
四丁目 | 全域 | |||
五丁目 | 全域 | |||
六丁目 | 全域 | 工業地域のため住人はいない |
名所・旧跡・観光スポット
- 東条湖
- 東条湖おもちゃ王国
- アクア東条
- 闘竜灘
- 兵庫県立播磨中央公園
- 平池公園
- 光明寺城
- 光明寺 - 播磨西国三十三箇所第18番および新西国三十三箇所第28番、塔頭に遍照院、花蔵院、大慈院、多聞院。登録有形文化財。
- 朝光寺 - 本堂は国宝
- 清水寺 - 西国三十三所第25番札所
- 若宮八幡宮
- 禅瀧寺 - 播磨八薬師霊場 第六番札所
- 安国寺
- 三草山 - 三草山の戦いの戦場。三草山城址碑と三草山神社がある。
- 昭和池 - 下流域の水がめ。ため池として兵庫県内2位の貯水量を誇る。
- やしろの森公園
著名人
出身有名人
- 三木翠山(日本画家)
- 村上代三郎(幕末の蘭方医。幕府講武所兵学師範)
- 柴崎恵次(海軍中将。タラワの戦いの司令官)
- 山口衛里(陸上選手)
- 坂本遼(詩人)
- 杉山康人(チューバ奏者)
- 下山真二(元プロ野球選手)
- 三枝和子(小説家)
- 軒上泊(小説家)
- 角令央奈(競輪選手)
- 肘井竜蔵(プロ野球選手)
- 藤川禎次(農業技術者。酒米山田錦を開発)
風景
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三草山から俯瞰する加東市(左の池は昭和池)
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加古川
貝原で撮影 -
東条川
岡本で撮影
脚注
- ^ a b c d “プロフィール”. 加東市. 2014年5月25日閲覧。
- ^ “加東市章”. 加東市例規集. 2014年5月25日閲覧。
- ^ a b “加東市旗の制定”. 加東市例規集. 2014年5月25日閲覧。
- ^ a b c “加東市の花及び木”. 加東市例規集. 2014年5月25日閲覧。
- ^ “加東市日本酒による乾杯を推進する条例”. 加東市例規集. 2014年5月25日閲覧。
- ^ 加東市で手話言語条例を可決 近畿初、来年4月施行へ
- ^ 市立全小中学校を小中一貫校に 加東市が方針
- ^ “加東市庁舎建設基本計画 第6節”. 加東市. 2014年3月2日閲覧。
- ^ “ひょうご東条インターパーク 街の特色”. 都市再生機構 西日本支社. 2014年3月2日閲覧。