愛知銀行
表示
(あいぎんから転送)
本店 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | 愛銀 |
本社所在地 |
日本 〒460-8678 愛知県名古屋市中区栄3-14-12 |
設立 | 1910年(明治43年)9月17日 |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 8180001036373 |
金融機関コード | 0542 |
SWIFTコード | AICHJPJN |
事業内容 | 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など |
代表者 |
代表取締役頭取 伊藤行記 代表取締役専務 藏冨宣彦 |
資本金 |
180億円 (2022年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
1,094万3千株 (2022年3月31日現在) |
純利益 |
連結:109億45百万円 単体:108億1百万円 (2022年3月期) |
純資産 |
連結:2,395億12百万円 単体:2,293億34百万円 (2022年3月31日現在) |
総資産 |
連結:4兆3,207億49百万円 単体:4兆3,042億37百万円 (2022年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:1,500人 単体:1,468人 (2022年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
あいちフィナンシャルグループ 100% (2022年10月3日現在) |
主要子会社 | #関連会社参照 |
外部リンク | https://www.aichibank.co.jp/ |
愛知銀行のデータ | |
---|---|
法人番号 | 8180001036373 |
店舗数 | 105店 |
貸出金残高 | 1兆6,396億29百万円 |
預金残高 | 2兆5,953億68百万円 |
特記事項: (2014年3月31日現在) |
株式会社愛知銀行(あいちぎんこう)は、愛知県名古屋市中区に本店を置く第二地方銀行。あいちフィナンシャルグループの子会社。
概要
行名の通り愛知県を主な営業エリアとする金融機関。愛知県と経済・生活面でつながりが深い岐阜市と岐阜県東濃地方、浜松市、三重県北部のほか、東京都と大阪市に支店を持つ[2]。
旧三菱銀行の親密地銀であり、愛知県内でのシェアは三菱UFJ銀行(旧東海銀行)、名古屋銀行に次ぐ3位である。
相互銀行から普通銀行への転換後は、同行のスローガンとして「あい、ふれあい、きずきあい」が掲げられている。1980年代終わりの銀行CM解禁の前に、中央相互銀行としてラジオCMを多数放送していた。
2022年(令和4年)10月、中京銀行と経営統合し、あいちフィナンシャルグループの子会社となった。2025年(令和7年)1月1日には、中京銀行を吸収合併し株式会社あいち銀行に商号を変更予定である[3][4]。
なお、同じ名古屋市内に本店を置く愛知信用金庫とは無関係である。
沿革
- 1910年(明治43年)9月17日 - 日本貯蓄興業株式会社として創業。
- 1916年(大正5年)10月23日 - 名古屋無尽株式会社に商号変更、無尽会社となる。
- 1918年(大正7年)6月24日 - 大正無尽株式会社設立、翌1919年(大正9年)に愛知無尽株式会社に改称。
- 1924年(大正13年)7月5日 - 三河無尽株式会社設立、1931年(昭和6年)に榮無尽株式会社へ改称。
- 1931年(昭和6年)6月7日 - 豊橋無尽株式会社設立。
- 1932年(昭和7年)
- 4月22日 - 昭和商工無尽株式会社設立。
- 9月1日 - 壽無尽株式会社設立。
- 1933年(昭和8年)1月5日 - 日本無尽株式会社設立。
- 1941年(昭和16年)
- 8月1日 - 壽無尽・榮無尽・昭和商工無尽が合併、勧業無尽株式会社を設立。
- 8月7日 - 豊橋無尽と日本無尽が合併、東海無尽株式会社を設立。
- 1942年(昭和17年)2月4日 - 愛知無尽と名古屋無尽が合併、愛知無尽を新規設立。
- 1944年(昭和19年)5月15日 - 愛知無尽・勧業無尽・東海無尽が合併、愛知合同無尽株式会社設立。
- 1948年(昭和23年)2月27日 - 中央無尽株式会社に商号変更。
- 1951年(昭和26年)10月20日 - 相互銀行に転換、株式会社中央相互銀行に商号変更[注釈 1]。
- 1961年(昭和36年)10月 - 名古屋証券取引所第2部上場。
- 1964年(昭和39年)2月 - 名古屋証券取引所第1部上場。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 昭和信用組合を合併[注釈 2]
- 1972年(昭和47年)7月 - 第1次オンラインシステム稼働。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 品野信用組合を合併[注釈 3]。
- 1981年(昭和56年)10月 - 第2次オンラインシステム稼働。
- 1983年(昭和58年)2月14日 - ダイヤモンドクレジット(後のディーシーカード、現三菱UFJニコス)との共同出資により「中銀ダイヤモンドクレジット」(現:愛銀ディーシーカード)を設立。
- 1988年(昭和63年)5月 - 第3次オンラインシステム稼働。
- 1989年(平成元年)2月1日 - 普通銀行に転換、株式会社愛知銀行に商号変更。
- 2002年(平成4年)8月 - 東京証券取引所第1部上場。
- 1996年(平成8年)1月 - 新勘定系オンラインシステム稼働。
- 2007年(平成19年)1月4日 - 勘定系システムを日立製作所のメインフレームから「NTTデータ地銀共同センター」にリプレース、運用開始[7][8]。
- 2014年(平成26年)5月12日 - 名古屋市中村区に愛知銀行名古屋駅前ビルが竣工し、名古屋駅前支店が移転開業[9]。
- 2018年(平成30年)1月4日 - JTB中部と、東北地方との交流などによる地方創生で連携協定を締結[10]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 9月29日 - 上場廃止。
- 10月3日 - 中京銀行とともにあいちフィナンシャルグループの完全子会社となる[14]。
- 2025年(令和7年)1月1日 - 中京銀行を吸収合併し、株式会社あいち銀行に商号を変更(予定)。
関連会社
- 愛銀ビジネスサービス株式会社
- 株式会社愛銀ディーシーカード
- 愛銀リース株式会社
- 株式会社愛銀コンピュータサービス
- 愛知キャピタル株式会社
ATMサービス
→詳細は「公式サイトのATM提携ネットワーク」を参照
CM・キャラクター
CM出演者
マスコットキャラクター
- リトルラヴィン(サンリオとのコラボレーション)
在籍した著名人
不祥事
- 2020年(令和2年)6月29日 - 蟹江支店の女性行員(60歳)が勤務時間内に、支店の現金保管庫内から現金500万円を窃んだとして、窃盗の疑いで7月1日に愛知県警に逮捕される。現金保管庫には9,246万5,000円の違算金が生じており、当該行員の関与が強く疑われ、本人も数年間にわたる着服の事実を認めていることから警察による捜査が進められている。当該行員は7月6日付で懲戒解雇処分[15]。
脚注
注釈
出典
- ^ コーポレートガバナンス内コーポレートガバナンス報告書 - 株式会社愛知銀行 2021年12月24日
- ^ “店舗・支店番号一覧”. 愛知銀行. 2018年4月21日閲覧。
- ^ “新行名「あいち銀行」愛知・中京銀行 25年1月合併”. 日本経済新聞 (2023年3月31日). 2024年4月27日閲覧。
- ^ “当社子銀行間の合併および商号変更に関するお知らせ” (PDF). 株式会社あいちフィナンシャルグループ (2023年3月31日). 2023年4月27日閲覧。
- ^ 店舗・ATMのご案内 バロー品野店
- ^ 店舗の統合について (PDF)
- ^ 日経コンピュータ (2004年2月19日). “愛知銀行がNTTデータの共同システムを採用、第二地銀は初”. ITpro 2014年7月9日閲覧。
- ^ 日経コンピュータ (2007年1月4日). “愛知銀がNTTデータの地銀向け共同システムを利用開始、香川銀は日立製システムを稼働”. ITpro 2014年7月9日閲覧。
- ^ “名古屋駅前支店の移転について” (PDF). 株式会社愛知銀行 (2014年1月22日). 2014年7月9日閲覧。
- ^ “「東海エリアと東北エリアとの交流」を基軸とした地方創生への取り組みに関する連携協定” (PDF). 愛知銀行 (2018年3月9日). 2018年4月21日閲覧。
- ^ 愛知銀行と名古屋銀行の一部店舗外 ATM 共同化の開始について (PDF)
- ^ “愛知銀行と名古屋銀行の一部店舗外 ATM 共同化の開始について”. 株式会社イーネット. 2023年12月12日閲覧。
- ^ “愛知銀行と中京銀行、統合を正式発表 22年に持ち株会社”. 日本経済新聞 (2021年12月10日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “愛知銀行と中京銀行が経営統合し「あいちフィナンシャルグループ」が設立!あいちFG設立を記念し「統合記念キャンペーン」を実施中!”. Saiga NAK. Saiga NAK (Saiga NAK). (2022年10月4日) 2022年10月4日閲覧。
- ^ “不祥事件について 2020年7月17日”. 愛知銀行. 2020年7月20日閲覧。