あがの (列車)
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あがの | |
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GV-E400系気動車による「あがの」 | |
概要 | |
国 | 日本 |
種類 | 快速列車 |
現況 | 廃止 |
地域 | 福島県・新潟県 |
前身 | 急行「あがの」 |
運行開始 | 1985年 |
運行終了 |
1993年(郡山 - 会津若松間) 2022年3月11日(列車廃止) |
後継 | 快速「ばんだい」 |
運営者 |
日本国有鉄道(国鉄)→ 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
路線 | |
起点 | 会津若松駅 |
終点 | 新潟駅 |
使用路線 | 磐越西線・信越本線 |
車内サービス | |
クラス | 普通車 |
座席 | 全車自由席 |
技術 | |
車両 |
GV-E400系気動車 (新津運輸区) |
軌間 | 1,067 mm |
電化 |
直流1,500 V(新潟 - 新津間)[注 1] 非電化(新津 - 喜多方間) 交流20,000 V・50 Hz(喜多方 - 会津若松間)[注 1] |
備考 | |
廃止時点のデータ |
あがのは、かつて東日本旅客鉄道(JR東日本)が会津若松駅 - 新潟駅間を磐越西線・信越本線経由で運行していた快速列車である。2022年3月12日のダイヤ改正をもって廃止となった[1]。
概要
[編集]新潟から磐越西線を経由して福島・仙台に至る準急列車に端を発し、この都市間の輸送を担ってきた列車である。1980年代以降は格下げとともに徐々に運行区間が短縮され、1993年から廃止時までは会津若松駅 - 新潟駅間の運行となった。
運行概況
[編集]2003年から2022年の廃止までは、新潟駅を朝8時台に出る列車と、会津若松駅を昼11時台に出る列車の1往復が設定されていた。上下列車とも郡山方面と接続するダイヤ設定が組まれていた。
停車駅
[編集]会津若松駅 - 塩川駅 - 喜多方駅 - 山都駅 - 荻野駅 - 野沢駅 - 鹿瀬駅 - 津川駅 - 三川駅 - 咲花駅 - 馬下駅 -(猿和田駅)- 五泉駅 - 新津駅 -(さつき野駅)-(荻川駅)-(亀田駅)-(越後石山駅)- 新潟駅
- 括弧内の駅は下り列車のみ停車。
使用車両
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
2020年3月ダイヤ改正以降[2]、新津運輸区所属のGV-E400系気動車3両編成が使用されていた。
それ以前は1993年からキハ110系で運用されていたほか、2008年から2018年3月ダイヤ改正前まではキハ110系とキハE120形の混結も存在した。キハE120形はATS-P非搭載であることから新潟駅乗り入れ不可となったため、同ダイヤ改正以降は新津運輸区所属のキハ110系3両編成のみが使用されていた。
沿革
[編集]- 1959年(昭和34年) - 仙台駅 - 新潟駅間を東北本線・磐越西線・信越本線経由で運行する準急列車として運行開始。
- 1961年(昭和36年) - 1往復増発。
- 1966年(昭和41年) - 急行列車に昇格。
- 1970年(昭和45年) - 仙台駅行1本のみ仙台駅 - 福島駅間を普通列車に格下げ。
- 1980年(昭和55年) - 新潟駅行1本のみ新津駅 - 新潟駅間を普通列車に格下げ。
- 1982年(昭和56年) - 東北新幹線開業に伴い、福島駅 - 新潟駅間に運転区間を変更。また、急行区間を郡山駅 - 五泉駅に変更。
- 1985年(昭和60年) - 快速列車に格下げ。同時に、郡山駅・会津若松駅 - 新潟駅間に運転区間を変更。
- 1988年(昭和63年) - 全列車郡山駅に乗り入れ。
- 1993年(平成5年) - 郡山駅 - 会津若松駅間を「ばんだい」に分離。「あがの」の運行区間は会津若松駅 - 新潟駅間となり、使用車両をキハ58形からキハ110系に変更。
- 2003年(平成15年)10月1日 - 夕方の1往復を普通列車と統合。朝と昼の1往復のみとなる。
- 2008年(平成20年)11月1日 - 運用車両にキハE120形が加わり、キハ110系と共通運用を開始。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 4月15日の新潟駅高架化に伴い、運用車両がキハ110系に統一される。
- 2020年(令和2年)3月14日 - ダイヤ改正に伴い、車両がGV-E400系に変更される。
- 2022年(令和4年)3月12日 - ダイヤ改正を以て「あがの」が廃止[1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『2022年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2021年12月17日 。2022年4月25日閲覧。
- ^ 『2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2019年12月13日 。2022年4月25日閲覧。