コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

荻川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
荻川駅
東口(2021年9月)
おぎかわ
Ogikawa
さつき野 (2.3 km)
(4.9 km) 亀田
地図
所在地 新潟市秋葉区中野三丁目5-1[1]
北緯37度50分0秒 東経139度6分41.2秒 / 北緯37.83333度 東経139.111444度 / 37.83333; 139.111444座標: 北緯37度50分0秒 東経139度6分41.2秒 / 北緯37.83333度 東経139.111444度 / 37.83333; 139.111444
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 信越本線
磐越西線直通含む)
キロ程 124.9 km(直江津起点)
電報略号 オキ←ヲキ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,842人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1926年大正15年)11月20日[* 1][1]
備考 業務委託駅
  1. ^ 信号場として1917年(大正6年)9月4日に開設。
テンプレートを表示
西口(2021年9月)

荻川駅(おぎかわえき)は、新潟県新潟市秋葉区中野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線である[1]

歴史

[編集]

駅舎改修

[編集]

1986年(昭和61年)12月1日に、国鉄新潟鉄道管理局(現・JR東日本新潟支社)管内に所在する駅としては初[8]の橋上駅舎として運用が開始された現在の駅舎は、改築以降は大規模な改修が行われず、駅構内及び自由通路にはエレベーターなどバリアフリーに対応する設備が不足していたことから、市民からはエレベーターの設置を求める意見が寄せられていた[9]

これらを受け、新潟市とJR東日本新潟支社では駅設備バリアフリー化を進める一環として、当駅についても2014年(平成26年)からエレベーター新設と、これまで未設置だった西口駅前広場整備に着手した。まず同年10月4日から2番線と西口側のエレベーター計2基の運用が開始され、西口側の階段は広場整備に伴い閉鎖された。その後2015年(平成27年)2月21日から1番線と東口側のエレベーター計2基の運用が開始され、改築された西口側の階段は3月1日から使用が再開された[10]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅橋上駅舎を備える[1]

新津駅管理の業務委託駅JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)が受託)。

2階コンコースには有人改札口・自動改札機・自動券売機(多機能券売機併設[7])が設置されている。

ホームには花壇が設けられており、環境づくりの取組みは「第1回新潟県美しい町づくりコンクール」に入選している[11]

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 信越本線 上り 新津長岡方面
2 下り 新潟方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • バリアフリー対策として、改札内コンコースと両ホームを連絡するエレベーターが計2基設置されている。
  • 自由通路(荻川駅東西自由通路)は新潟市秋葉区の建設課が管理しており、駅舎は自由通路に面する2階に設けられている。元々の出入口は現在の東口側だけであったが、前掲の通り1986年12月1日に現駅舎の運用が開始された。バリアフリー対策として、東口側・西口側にエレベーターが各1基設置されている。

利用状況

[編集]

JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員1,842人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 2,040 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 1,994 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 1,917 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 1,891 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 1,913 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 1,920 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 1,915 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 1,955 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 1,965 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 1,937 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 1,907 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 1,859 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 1,875 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 1,924 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 1,833 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 1,892 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 1,907 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 1,912 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 1,922 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 1,943 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 1,661 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 1,707 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 1,759 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 1,842 [利用客数 1]

駅周辺

[編集]
東口駅前

周辺は主に住宅地となっており[1]、東口側には商店等の店舗の集積も見られる[12]

東口

[編集]

西口

[編集]
  • ウオエイ荻川店
  • 荻川地区コミュニティーセンター
  • 新潟市立荻川小学校

バス路線

[編集]

2019年6月現在では東口側から、横越地区で運行している住民バス「横バス」が発着する。バス停は東口から徒歩2分、第四北越銀行向かいに設置されている。平日のみの運行であり、土休日と年末年始は全便運休となる。

  • 南ルート:横越出張所行

隣の駅

[編集]
東日本旅客鉄道(JR東日本)
信越本線
快速
通過
普通
さつき野駅 - 荻川駅 - 亀田駅

脚注

[編集]

記事本文

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、25頁。 
  2. ^ 「新鉄では幹線を対象」『交通新聞』交通協力会、1970年10月3日、1面。
  3. ^ 『東西通路開設へ 新駅舎近く着工 信越線荻川駅』昭和61年3月21日新潟日報下越版
  4. ^ 日本経済新聞 平成3年9月29日地方経済面新潟
  5. ^ 平成16年11月27日(土)新潟駅で自動改札使用開始!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2004年11月27日。オリジナルの2006年1月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060108154725/http://www.jrniigata.co.jp/information/20041127jidoukaisatsu.pdf2021年1月8日閲覧 
  6. ^ 2006年1月21日(土)新潟エリアSuicaデビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2005年9月21日。オリジナルの2006年1月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060105212914/http://www.jrniigata.co.jp/information/20050921suica.pdf2021年1月8日閲覧 
  7. ^ a b 駅の情報(荻川駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月8日閲覧。
  8. ^ 『広報にいつ』第578号 1987年1月15日 p.1 荻川駅・東西自由通路が完成 新津市
  9. ^ 荻川駅エレベーター設置工事の早期着工について - 区長への手紙 新潟市秋葉区(2014年2月10日更新)同年9月11日閲覧
  10. ^ 『あきは区役所だより』 第189号 2015年2月15日 p.2 荻川駅がバリアフリー化 (PDF)
  11. ^ 『広報にいつ』第154号 1966年11月25日 p.1 花と緑の荻川駅 新津市
  12. ^ 荻川商工会加盟店マップ”. 荻川商工会. 2020年10月18日閲覧。
  13. ^ 旧北越銀行店舗。

利用状況

[編集]
  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月8日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]