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柿崎駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柿崎駅
駅舎(2021年9月)
かきざき
Kakizaki
上下浜 (3.6 km)
(5.9 km) 米山
地図
所在地 新潟県上越市柿崎区柿崎[1]6139-2
北緯37度16分41秒 東経138度23分10秒 / 北緯37.27806度 東経138.38611度 / 37.27806; 138.38611座標: 北緯37度16分41秒 東経138度23分10秒 / 北緯37.27806度 東経138.38611度 / 37.27806; 138.38611
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 信越本線
キロ程 17.6 km(直江津起点)
電報略号 カキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
296人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1897年明治30年)5月13日[1][2]
備考 無人駅[3]
テンプレートを表示

柿崎駅(かきざきえき)は、新潟県上越市柿崎区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線である[1]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅[1]で、単式ホーム南側に面して駅舎が所在し、両ホームは跨線橋で連絡している。北側の島式ホームには待合室が設けられている。

長岡営業統括センター柏崎駅管理の無人駅である。

駅舎内には有人改札口のほか、タッチパネル式自動券売機、屋内待合室自動販売機、液晶型の運行情報表示器・化粧室が設置されている。駅舎外の東側には公衆電話と自動販売機が設けられている。

バリアフリー対策として、駅舎出入口にはスロープが、1番線横のトイレには多機能トイレが併設されているが、跨線橋にはエレベーター等の昇降設備は有していない。

2008年(平成20年)12月に竣工した現在の駅舎は、旧駅舎と比較して駅機能がコンパクトにまとめられたのをはじめ、北側が日本海に面する立地条件に合わせ、外装デザインにはコンコースへの風の吹き込みを低減させる形状が取り入れられたほか、待合室の内装には県内産の越後杉を使用するなど、温かみのある空間演出が施されており、2009年度(平成21年度)鉄道建築協会賞の作品部門(推薦)を受賞した[7]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 信越本線(えちごトキめき鉄道直通含む) 上り 直江津方面[8]  
2 当駅始発・待避列車
下り 柏崎長岡方面[8] 待避列車
3  
  • ETR妙高はねうまラインの直通列車として、普通列車妙高高原行きが上り始発列車として設定されている[9]
  • 先代の木造駅舎時代にはコンビニ(KIOSK)が所在した。現在は物販として1番線ホーム上にお菓子の自販機が設置されている。

利用状況

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JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 762 [JR 1]
2001年(平成13年) 716 [JR 2]
2002年(平成14年) 706 [JR 3]
2003年(平成15年) 717 [JR 4]
2004年(平成16年) 680 [JR 5]
2005年(平成17年) 664 [JR 6]
2006年(平成18年) 658 [JR 7]
2007年(平成19年) 644 [JR 8]
2008年(平成20年) 684 [JR 9]
2009年(平成21年) 670 [JR 10]
2010年(平成22年) 659 [JR 11]
2011年(平成23年) 639 [JR 12]
2012年(平成24年) 618 [JR 13]
2013年(平成25年) 658 [JR 14]
2014年(平成26年) 624 [JR 15]
2015年(平成27年) 628 [JR 16]
2016年(平成28年) 593 [JR 17]
2017年(平成29年) 525 [JR 18]
2018年(平成30年) 494 [JR 19]
2019年(令和元年) 439 [JR 20]
2020年(令和02年) 375 [JR 21]
2021年(令和03年) 315 [JR 22]
2022年(令和04年) 296 [JR 23]

駅周辺

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柿崎区の中心部に位置し[1]、付近には公共機関や教育施設が多く集まっている。

バス路線

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駅前にはバス停は設置されておらず、駅から徒歩1 - 2分の所に柿崎バスターミナルがあり、頸城自動車系列の路線バスが発着している。2020年4月時点での路線は以下の通り[10]

頸城自動車
  • 3 浜線 (鵜の浜行)
頸北観光バス
  • 23 柿崎・森本線 (森本行)
  • 83 山直海線 (村屋・尾神行)
  • 85 黒岩線 (高畑から先はデマンドバス
  • 86 上直海線 (柿崎バスターミナル~上直海~柿崎バスターミナル。全区間デマンドバス)
  • 87 水野線 (高畑から先はデマンドバス)

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
信越本線
快速
犀潟駅 - (一部上下浜駅) - 柿崎駅 - 柏崎駅
普通
上下浜駅 - 柿崎駅 - 米山駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、22頁。 
  2. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、583頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 広報じょうえつ 2024年3月号 No.1146 > 信越本線「柿崎駅」の係員による案内業務が終了します” (PDF). 上越市. p. 17 (2024年2月25日). 2024年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月25日閲覧。
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第460号」『官報』1971年11月30日。
  5. ^ 建物財産標に準拠
  6. ^ 駅の情報(柿崎駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月10日閲覧。
  7. ^ 2009年度 鉄道建築協会賞 推薦 コンパクト化:信越本線 柿崎駅コンパクト化”. 一般社団法人 鉄道建築協会 (2015年1月9日). 2015年3月21日閲覧。
  8. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(柿崎駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年2月25日閲覧。
  9. ^ 壁貼時刻表直江津 - 東日本旅客鉄道 新潟支社.2019年6月23日閲覧。
  10. ^ 上越市内公共交通総合時刻表”. 上越市. 2020年4月2日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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