古津駅
古津駅 | |
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東口(2021年9月) | |
ふるつ Furutsu | |
◄矢代田 (3.1 km) (3.2 km) 新津► | |
所在地 | 新潟市秋葉区朝日[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■信越本線 |
キロ程 | 117.9 km(直江津起点) |
電報略号 | フツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
開業年月日 | 1949年(昭和24年)5月28日[1]* |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
古津駅(ふるつえき)は、新潟県新潟市秋葉区朝日にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1943年(昭和18年)9月28日:鉄道省の古津信号場として新設[2]。
- 1949年(昭和24年)5月28日:古津駅に昇格[1]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:荷物扱い廃止[2][3]。駅員無配置駅となり[4]、簡易委託駅化[5]。
- 1979年(昭和54年)4月1日:現駅舎使用開始[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[2]。
- 2006年(平成18年)1月21日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[7]。
- 2012年(平成24年)5月1日:名誉駅長配置[8]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している[1]。
新津駅管理の無人駅。駅及び駅周辺の美化活動を行うボランティアとしてJR東日本OBに名誉駅長を委嘱している[8]。簡易Suica改札機[1]が東口駅舎内、西口階段に入出場用各1台設置されている。駅舎は1番線に面する東口側のみ設置されており、自動券売機(タッチパネル式1台。現金またはオレンジカードのみ使用可能でSuicaは使用不可)、飲料自動販売機、列車運行状況を知らせる液晶ディスプレイ、トイレがある。西口には駅舎は無く、ホーム上の待合室内に乗車駅証明書発行機が設置されている。後に列車運行状況を知らせる電光掲示板が追加されて取り付けられた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■信越本線 | 上り | 東三条方面 |
2 | 下り | 新津方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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東口改札(2021年9月)
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西口改札(2021年9月)
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ホーム(2021年9月)
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2番線ホーム待合室(2021年9月)
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ホームいっぱいに桜の花が咲く古津駅のプラットフォーム[9](2021年4月)
利用状況
[編集]「新潟市統計書」によると、2010年度(平成22年度)までの年間乗車人員の推移は以下の通り[10]。なお、新潟市合併前の2004年度(平成16年度)以前のデータは非公表となっている。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 年間乗車人員 (単位:千人) |
出典 |
2005年(平成17年) | 294 | [10] |
2006年(平成18年) | 312 | |
2007年(平成19年) | 329 | |
2008年(平成20年) | 333 | |
2009年(平成21年) | 352 | |
2010年(平成22年) | 363 |
※無人駅については、発券データが正確に計上されないとして、2011年度(平成23年度)以降の乗車人員データが非公表となった。
駅周辺
[編集]駅周辺は住宅地となっている。駅東側は以前の中蒲原郡金津村中心地に当たる。
東口
[編集]- 新潟県道167号古津停車場線
- 新潟県道320号新津小須戸線
- 新潟薬科大学(新津キャンパス)
- 新潟市立金津中学校
- 新潟市立金津小学校
- JA新津さつき 金津支所
- 花と遺跡のふるさと公園
- 正安寺
西口
[編集]バス路線
[編集]東口側の県道320号沿いに古津駅前バス停が設置されており(徒歩約5分)、新潟交通観光バスの路線バス「矢代田線」と秋葉区が運行するコミュニティバス「秋葉区区バス」が経由する。
区バスの両方面と新潟交通観光バスの新津中心部方面の停留所は古津駅前丁字路角近くに設置されているが、新潟交通観光バスの小須戸・白根方面の停留所は丁字路から約200m南西の古津交差点角に設置されているため、利用の際には注意が必要となる。
- 古津駅前(古津駅前丁字路角)
- 新津方面
- SW3・SW4 新津駅
- 秋葉区バス【循環】新津駅東口
- 小須戸方面
- 秋葉区バス【循環】新津駅西口
- 新津方面
- 古津駅前(古津交差点角)
- 小須戸・白根方面
- SW3 白根・潟東営業所
- SW4 白根
- 小須戸・白根方面
丁字路北側の朝日バス停はこれらの路線に加えて金津方面の路線(SW6)が経由する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、25頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、587頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第424号」『官報』1970年10月1日。
- ^ 「通報 ●信越本線東光寺駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年10月1日、14面。
- ^ 「新鉄では幹線を対象」『交通新聞』交通協力会、1970年10月3日、1面。
- ^ 『古津駅舎”面目一新”』昭和54年4月15日読売新聞新潟
- ^ 『2006年1月21日(土)新潟エリアSuicaデビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2005年9月21日。オリジナルの2006年1月5日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ a b 『「名誉駅長」の配置について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2014年4月27日。オリジナルの2013年1月17日時点におけるアーカイブ 。2014年10月25日閲覧。
- ^ 小柴ぱせり (2021年9月30日). “JR東日本「鉄道大回りの旅」にチャレンジ!”. にいがた観光ナビ. 新潟県観光協会. 2021年11月27日閲覧。 “古津駅は桜の名所で、春になるとホームいっぱいに桜が咲くのがキレイですよ。”
- ^ a b “13 運輸・通信” (PDF). 平成23年度統計書. 新潟市 (2012年3月). 2019年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(古津駅):JR東日本