来迎寺駅
来迎寺駅 | |
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駅舎(2021年9月) | |
らいこうじ Raikōji | |
◄越後岩塚 (2.8 km) (4.1 km) 前川► | |
所在地 | 新潟県長岡市来迎寺2727-3[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■信越本線 |
キロ程 | 63.3 km(直江津起点) |
電報略号 | ラコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
571人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)12月27日[1][2] |
備考 | 業務委託駅[要出典] |
来迎寺駅 | |
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らいこうじ Raikōji | |
(3.7 km) 片貝► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 魚沼線 |
キロ程 | 0.0 km(来迎寺起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1911年(明治44年)9月14日 |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)4月1日 |
来迎寺駅 | |
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らいこうじ Raikōji | |
(1.7 km) 深沢► | |
所属事業者 | 越後交通 |
所属路線 | 長岡線 |
キロ程 | 0.0 km(来迎寺起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1921年(大正10年)11月18日 |
廃止年月日 | 1995年(平成7年)4月1日 |
来迎寺駅(らいこうじえき)は、新潟県長岡市来迎寺にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である[1]。
乗入路線
[編集]以前は信越本線・魚沼線・越後交通長岡線の3路線が接続する交通の要衝であったが、現在は信越本線のみ乗入れている[1]。
歴史
[編集]- 1898年(明治31年)12月27日:北越鉄道北条 - 長岡間開通時に開設[1][2]。
- 1900年(明治33年)3月16日:電報取扱開始[3]。
- 1907年(明治40年)7月1日:北越鉄道が国有化[2]、帝国鉄道庁に移管。
- 1911年(明治44年)9月14日:魚沼鉄道新来迎寺 - 小千谷間(軌間762mm)開通。
- 1921年(大正10年)11月18日:長岡鉄道来迎寺 - 西長岡間が開通。
- 1922年(大正11年)6月15日:魚沼鉄道が魚沼軽便線として国有化、駅舎を統合[4]。同年9月2日、魚沼線に改称。
- 1944年(昭和19年)10月16日:魚沼線が戦時下の不要不急線として、全線休止[4]。
- 1954年(昭和29年)8月1日:魚沼線が全線運行再開[4]、この際に軌間1067mmに改軌。
- 1973年(昭和48年)4月:越後交通長岡線来迎寺 - 西長岡間旅客取扱廃止、同社路線バスに転換。
- 1979年(昭和54年)11月1日:現駅舎完成[5]。
- 1984年(昭和59年)4月1日:魚沼線が特定地方交通線に指定され全線廃止[4][6]、越後交通の路線バスに転換[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[2]。
- 1995年(平成7年)3月31日:越後交通長岡線が貨物取扱を廃止し、全線廃止。
- 2006年(平成18年):臨時快速「マリンブルーくじらなみ号」が今シーズンから通過となった。
- 2012年(平成24年)3月17日:定期運用が廃止された急行「きたぐに」が臨時列車となり、快速「らくらくトレイン信越・おはよう信越」が新たに停車。
- 2014年(平成26年):臨時快速「越乃Shu*Kura」・「ゆざわShu*Kura」・「柳都Shu*Kura」が新たに停車。
- 2015年(平成27年):快速列車3.5往復が新たに停車。
- 2016年(平成28年)
- 2022年(令和4年)2月28日:この日限りでみどりの窓口が営業終了[10]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅で[1]、両ホームはエレベーターの無い跨線橋で連絡している。
長岡・新潟方面に向かう2番線ホーム上には屋内待合室が別途設けられている。
このほか1番線の長岡寄りには頭端式ホーム(切欠き型)0番線があり[1]、国鉄時代は西小千谷方面に繋がる魚沼線ホームであった。
なお、2番線側は以前島式ホームで3番線もあり[11]、その北側には廃線となった越後交通長岡線島式ホーム(1面2線)や引込線、側線があった[11]が、現在は全て撤去されて跡地は宅地化されている。[要出典]
駅舎横には駅南北を連絡する地下通路「白山地下道」がある。
停車する優等列車のうち、特急列車は全列車通過するが、全席指定快速「信越」を始め、2015年3月ダイヤ改正以降は快速列車が全て停車するようになった。
海水浴のシーズンに運転されていた臨時快速「マリンブルーくじらなみ号」が停車していた時期があるが、2006年からは通過駅となっていた。
この他急行「よねやま」・「きたぐに」等長距離列車停車駅でもあったが、「よねやま」は上越新幹線の上野駅乗り入れ時のダイヤ改正まで、「きたぐに」は2013年1月に列車自体廃止されている。
なお、2002年12月1日に登場した快速「くびき野」は上記の急行列車が停車する駅にもかかわらず、2015年3月の廃止時まで通過駅として設定されていた。
長岡駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)受託)。駅員が配置されるのは午前中の短時間のみで、その他の時間帯は無人となる。
タッチパネル式自動券売機・屋内待合室・自動販売機・化粧室がある。
のりば
[編集]南側から、1番線・2番線の配置。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■信越本線 | 上り | 柏崎・直江津方面 |
2 | 下り | 長岡・新潟方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改修前の駅舎(2015年8月)
-
改札口(2021年9月)
-
待合室(2021年9月)
-
ホーム(2021年9月)
-
左の一帯は「長岡線」だった区画(2010年10月)
-
白山地下道(2021年9月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は571人である[JR 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 546 | [JR 2] |
2001年(平成13年) | 530 | [JR 3] |
2002年(平成14年) | 530 | [JR 4] |
2003年(平成15年) | 516 | [JR 5] |
2004年(平成16年) | 459 | [JR 6] |
2005年(平成17年) | 468 | [JR 7] |
2006年(平成18年) | 480 | [JR 8] |
2007年(平成19年) | 463 | [JR 9] |
2008年(平成20年) | 487 | [JR 10] |
2009年(平成21年) | 465 | [JR 11] |
2010年(平成22年) | 494 | [JR 12] |
2011年(平成23年) | 486 | [JR 13] |
2012年(平成24年) | 517 | [JR 14] |
2013年(平成25年) | 518 | [JR 15] |
2014年(平成26年) | 493 | [JR 16] |
2015年(平成27年) | 527 | [JR 17] |
2016年(平成28年) | 552 | [JR 18] |
2017年(平成29年) | 556 | [JR 19] |
2018年(平成30年) | 562 | [JR 20] |
2019年(令和元年) | 564 | [JR 21] |
2020年(令和 | 2年)488 | [JR 22] |
2021年(令和 | 3年)491 | [JR 23] |
2022年(令和 | 4年)521 | [JR 24] |
2023年(令和 | 5年)571 | [JR 1] |
駅周辺
[編集]駅前にはごく小規模な商店街が形成されており、商店が並ぶ。2021年夏には鉄骨2階建ての「越路ていしゃば交流施設 ここらて」がオープンし、ホテルやフードコート、地元製菓メーカーの直売店、交流スペース等が設置された[12][13]。
- 長岡市役所 越路支所
- 長岡市立越路中学校
- 長岡市越路体育館
- 来迎寺郵便局
- 第四北越銀行 来迎寺支店[14]
- JAえちご中越 こしじ支店
- 越路バスストップ、長岡南越路スマートインターチェンジ
- 朝日酒造本社
- もみじ園
- 松籟閣
- 巴ケ丘自然公園
- 来迎寺城跡
- 南長岡ガス田 越路原プラント
バス路線
[編集]駅前に伸びる新潟県道112号来迎寺停車場神谷線上(徒歩すぐ)にバス停があり、越後交通の路線バスが運行されている。小千谷方面は魚沼線廃止代替の役割も兼ねる。
- 来迎寺駅前バス停
- <急行>長岡駅前=前川=免許センター=来迎寺=片貝=小千谷車庫線
- 長岡駅大手口 行
- 小千谷車庫 行
- 長岡駅前=飯島=来迎寺 線
- 長岡駅大手口 行
- 越路中学校前 行
- 越路地域循環バス「雪ぼたる」
- <急行>長岡駅前=前川=免許センター=来迎寺=片貝=小千谷車庫線
- ※以前[いつ?]は駅前ロータリーに路線バスが乗入れていた。
隣の駅
[編集]廃止路線
[編集]- 越後交通
- 長岡線
- 来迎寺駅 - 深沢駅
脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、23頁。
- ^ a b c d 石野 1998, p. 585.
- ^ 『逓信省告示第108号』明治33年3月12日官報第5005号3ページ
- ^ a b c d 石野 1998, p. 600.
- ^ “町の玄関口装い新たに”. 広報こしじ (越路町役場): p. 5. (1979年12月). オリジナルの2022年1月12日時点におけるアーカイブ。 2022年1月12日閲覧。
- ^ “魚沼線廃止と記念行事の実施”. 広報こしじ (越路町役場): p. 3. (1984年3月). オリジナルの2022年1月12日時点におけるアーカイブ。 2022年1月12日閲覧。
- ^ “さようなら魚沼線”. 広報こしじ (越路町役場): p. 5. (1984年5月). オリジナルの2022年1月12日時点におけるアーカイブ。 2022年1月12日閲覧。
- ^ 『「越乃Shu*Kura」の停車駅 来迎寺駅・越後川口駅をリニューアル!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2016年2月23日。オリジナルの2016年4月6日時点におけるアーカイブ 。2019年7月9日閲覧。
- ^ 『4月29日(金)「来迎寺駅」でリニューアルセレモニーを開催します。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2016年4月8日。オリジナルの2017年6月29日時点におけるアーカイブ 。2020年5月17日閲覧。
- ^ “駅の情報(来迎寺駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月8日閲覧。
- ^ a b 小学館『国鉄全線各駅停車・6 中央・上信越440駅』136頁。
- ^ “越路に交流施設「ここらて」開業 長岡 飲食店やホテル備える”. 新潟日報. (2021年7月7日)
- ^ “株式会社こしじまちづくり、新潟県長岡市のJR来迎寺駅前に、飲食店やホテルが入居する越路ていしゃば交流施設「ここらて」をオープン”. にいがた経済新聞. (2021年6月26日)
- ^ 旧北越銀行店舗。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。
参考文献
[編集]- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(来迎寺駅):JR東日本